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  • 宮崎にHUBがやって来た!スポーツ観戦で盛り上がれるぞ!

    9/24夜

    宮崎の街に、ついにあの【HUB】がオープンしました!
    全国の大都市ではすでにおなじみのスポーツバーですが、宮崎では初出店。ずっと「行ってみたい」と思っていたので、早速訪れてきました。


    学生時代からの憧れ「スポーツバー」

    大学時代から、「Barでスポーツ観戦」というのはちょっとした憧れでした。暗めの照明に大画面のスクリーン、そこに集まる人たちと一緒に盛り上がる光景はテレビで見たことがあって、「大人になったら行ってみたい」と思っていたんです。

    今回、宮崎にHUBができたことで、その夢がようやく叶いました。


    フィッシュ&チップスで乾杯

    まず注文したのは、イギリス料理の定番 フィッシュ&チップス

    大ぶりの白身魚を衣で包んで揚げたもので、外はサクッと香ばしく、中はふんわり柔らか。熱々のフィッシュをかじると、ビールが欲しくなるのは必然です。実際に一口ビールを流し込むと、麦芽の苦味と魚の甘みが心地よく重なり、これぞスポーツバーの王道という組み合わせを体感しました。

    HUBの魅力は、こうした「定番をきっちり押さえていること」。海外気分を味わえる料理を用意しているのに、日本人の口にも合うよう絶妙に調整されていて、安心感があります。


    みんなでシェアできるメニュー

    そのほかにも、ラム肉のグリルやピザといったシェア向けのメニューが充実していました。数人で集まって軽く飲みながらワイワイするのにぴったり。

    個人的に「居酒屋では味わえない料理」があるのが嬉しいポイントです。普段の飲み会だと和食系が多いので、ラムや本格的な洋風ピザをつまみながら飲めるのは新鮮でした。


    サイダーを試してみたけれど…

    ドリンクは定番のビールに加えて、今回はイギリスのりんごで作られたサイダー(アルコール4%)を注文してみました。日本でいう「シードル」に近い飲み物です。

    一口飲んでみると、りんごの爽やかな甘みと炭酸の軽快さが広がります。ただ、正直に言えば自分の好みではなかったかな。フルーティーで飲みやすいけれど、甘さが少し気になりました。

    その点、HUBにはクラフトビールが豊富に揃っているので、ビール党にはたまらないラインナップ。次回は違うクラフトビールを試してみたいと思います。


    HUBの魅力は「観戦」

    料理やお酒ももちろん魅力的ですが、HUB最大の楽しみはやっぱり スポーツ観戦 です。

    この宮崎店では、なんと テゲバジャーロ宮崎の試合を観戦できる のです。サッカーの試合を大画面で見ながら、周りの人と一緒に盛り上がれる体験はスポーツバーならでは。初めて会った人同士でも自然とハイタッチしたり、一喜一憂したり。スタジアムとはまた違う一体感があります。

    「地元チームをみんなで応援できる場所が街中にある」——これは宮崎のスポーツ文化にとっても大きな意味を持つのではないでしょうか。


    次は試合の日に

    今回は普通の日に訪れたのですが、次はぜひ試合日に合わせて行ってみたいと思います。地元チームの応援で店内が熱気に包まれる光景を想像すると、今からワクワクします。


    まとめ

    宮崎に初出店した【HUB】は、イギリス発祥のスポーツバーの雰囲気を楽しめる貴重な場所。

    • 定番のフィッシュ&チップスはサクサク&ふんわりでビールに最高の相性
    • ラムやピザなどシェアメニューも豊富でグループ飲みに最適
    • ドリンクはクラフトビールが特に充実
    • 最大の魅力は、大画面でのスポーツ観戦!テゲバジャーロ宮崎の試合も応援できる

    これまで「スポーツバー=都会の楽しみ」と思っていましたが、ついに宮崎でも体験できるようになりました。次は試合日に訪れて、店内が一体となる空気を味わいたいと思います。

    💉 採血データ観察記録:軽めの飲みで穏やかな変化

    さて、翌朝の採血データは次の通り。

    • 尿酸値(UA):8.0 → 7.8 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):99 → 112 mg/dL

    軽い飲みとはいえ、ビールやサイダーを楽しんだ翌朝。
    尿酸値がわずかに下がり、中性脂肪がやや上昇という、穏やかな動きでした。

    油を使ったフィッシュ&チップスはボリュームがあるものの、
    総量としてはそれほど多くなく、全体的に“軽めの外食”だった印象です。
    こうして数値を並べてみると、**「軽い食事の翌朝は、ちゃんと落ち着いている」**という当たり前がちゃんと当たり前に結果に出ます。

    点数 3点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 生キムチが絶品!韓国料理 太一家(タイチネ)

    9/22夜

    宮崎で「韓国料理を食べたい」と思った時に思い浮かぶ店のひとつが 太一家(タイチネ)。本場の味をベースにしつつ、日本人の舌にもすっと馴染む料理を出してくれるお店です。ここを訪れるたびに思うのは、何といっても 生キムチの美味しさ。私が「生キムチ」にハマるきっかけになったのも、実はこのお店でした。


    生キムチとの出会い

    一般的な発酵の進んだキムチに比べて、生キムチはフレッシュな野菜の食感が残り、辛さもほどよく爽やか。タイチネの生キムチは特に絶品で、シャキッとした白菜やきゅうりに加えて、なんと  が入っているのです。

    この梨が加わることで、甘みとみずみずしさが辛味や塩味を柔らかく包み込み、後味にフルーティーな余韻が残ります。辛さが苦手な人でも「もう一口」と箸が進んでしまうバランスの良さ。まさに「キムチの概念を覆す一皿」です。


    ナッコプセで〆まで満喫

    この日のメインは ナッコプセ。韓国語で「ナクチ(テナガダコ)・コプチャン(ホルモン)・セウ(海老)」を組み合わせた料理で、旨味の三重奏とも言える豪華な鍋です。

    ピリッと辛いスープに、海鮮のだしとホルモンのコクが重なり、最後まで食欲を刺激し続けます。そして〆は定番の雑炊。韓国海苔の香ばしさがアクセントになり、満腹なのに不思議とスプーンが止まらない。ナッコプセの魅力を最初から最後まで堪能しました。


    センマイ刺しとキムチの相性

    もうひとつ印象的だったのが センマイ刺し。新鮮だからこそのコリコリした食感が楽しめる一品です。ふと思ったのは、「このセンマイにタイチネの生キムチの素をかけて食べたら最高では?」ということ。キムチの旨味と香りがセンマイに絡めば、新しい味わいの世界が広がるに違いありません。


    マッコリが進む夜

    料理と一緒に楽しんだのはマッコリ。乳酸発酵由来のやさしい酸味と微炭酸が、辛い料理や濃厚な味付けに驚くほどよく合います。特にナッコプセのようなスパイシーな鍋と合わせると、口の中をリセットしてくれるような爽快感があり、ついつい杯が進みました。


    まとめ

    「韓国料理 太一家(タイチネ)」は、生キムチの美味しさが際立つ名店。梨を加えたフレッシュな味わいは、辛さと甘さのバランスが絶妙で、ここでしか味わえない特別な体験です。

    さらに、ナッコプセをはじめとした韓国料理のラインナップはどれも本場さながら。センマイ刺しの鮮度や、韓国海苔の効いた〆の雑炊まで、最後の一口まで満足度の高い食事でした。

    マッコリを片手に楽しむ韓国料理の夜は、心も体も満たしてくれる幸せな時間。宮崎で「本格的な韓国料理を食べたい」と思ったら、太一家を訪れるのが正解です。

    💉 採血データ観察記録:辛い夜の翌朝

    さて、翌朝の採血結果は——

    • 尿酸値(UA):8.7 → 8.5 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):116 → 114 mg/dL

    ややスパイシーなメニューを中心に楽しんだ夜でしたが、
    数値はどちらも穏やかな動き。辛い料理とアルコールを組み合わせた翌朝としては、落ち着いた結果でした。

    魚介やモツはプリン体の多い食材なのになぜだろう?

    唐辛子や発酵食品が多い韓国料理は、代謝を促す要素もあり、
    体感的にも“重たさ”を感じにくいのが特徴。
    「満足感は高いのに、数値は穏やか」——そんなバランスが太一家の魅力を物語っています。

    点数 4点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 【宮崎グルメ】「コナズ珈琲」で味わうハワイアンディナー

    9/16夜

    いつもと違うものが食べたい」。そう思ったある日の夕方、向かったのは コナズ珈琲 宮崎店

    宮崎でありながら、一歩足を踏み入れるとそこにはハワイの空気が漂っているかのような空間。店内のウッディなインテリアや観葉植物の配置、流れる音楽まで、南国リゾートの雰囲気を演出してくれます。普段の外食は和食や洋食が中心ですが、この日は「ちょっと非日常」を味わうことがテーマ。選んだのは、まだ行ったことがなかったこちらのお店でした。


    ハワイを感じる食卓

    メニューを開くと、パンケーキやガーリックシュリンプ、ハンバーガーなど、いかにもハワイらしいラインナップが並びます。その中で目に止まったのが「ココナッツカレー」。

    名前だけ聞くと「甘いのかな?」と少し身構えてしまいますが、一口食べてその固定観念は覆されました。ココナッツミルクのまろやかな甘みと、後からじんわり効いてくるスパイスの辛さ。そのバランスが見事で、甘いのに飽きがこず、辛いのに尖りすぎない。どこか南国の太陽を感じさせるような奥行きのある味わいでした。

    そしてカレーの上にトッピングされていたのは「モチコチキン」。もち粉を衣に使ったハワイ風の唐揚げで、カリッと香ばしい食感が特徴。噛むと中から肉汁がじゅわっとあふれ、ココナッツカレーのソースをまとってさらに旨味が広がります。日本の唐揚げとも、アメリカンなフライドチキンとも違う独自の魅力。ハワイのローカルフードとして人気があるのも頷けます。


    ちょっと一杯の楽しみ

    せっかくなので、ハワイのビールも一緒に注文。グラスを傾けると軽やかな飲み口で、トロピカルな料理と見事にマッチします。カリッと揚がったチップスを摘みながら飲むと、まるで現地のビーチサイドでくつろいでいるかのような気分に。

    日常の晩ごはんに、こうした小さな非日常を取り入れるだけで、気持ちはぐっと豊かになります。食べ歩きの魅力は「味」だけでなく、「時間」や「空気感」も含めて楽しめることを改めて実感しました。


    宮崎で味わえる南国気分

    コナズ珈琲は全国展開していますが、宮崎という土地柄と相まって、特に居心地の良さを感じます。街中の喧騒から少し離れ、南国気分を味わえる空間は、旅行に出かけずとも非日常を届けてくれる場所。

    普段は地元の郷土料理や和食、鮨などを選びがちですが、時にはこうして「ハワイアンな食卓」に触れることで、食の幅が広がり、新しい発見につながります。


    まとめ

    「コナズ珈琲 宮崎店」でいただいたのは、ココナッツカレーとモチコチキンの組み合わせ。甘さと辛さが絶妙に絡み合うカレーに、カリッとジューシーな唐揚げが重なり、いつもの食事とは一味違う特別感を演出してくれました。

    さらに、ハワイのビールとチップスで気分はすっかり南国モード。普段の外食ではなかなか味わえないリゾート気分を、宮崎で気軽に楽しめるのは嬉しい限りです。

    「いつもと違うものを食べたい」。そんな気分の時にぴったりのお店。コナズ珈琲は、食の楽しみ方に新しい風を吹き込んでくれる存在でした。

    点数 2.5点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

    採血データの観察記録

    今回の食後、翌朝に測定した血液データは以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.8 → 8.7 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):83 → 149 mg/dL

    ココナッツカレーとモチコチキンを中心とした食事のプリン体量は、概算でおよそ160〜200mg程度。鶏もも肉由来のプリン体が主体で、カレーソースやココナッツミルクからの寄与はごくわずかです。
    炭水化物量は、ライス1皿(約250g)とカレーソース分を合わせておよそ90g前後。さらにチップスとビール(350ml)を加えると、総炭水化物量はおよそ110gに達します。

    尿酸値の上昇(7.8 → 8.7)は、プリン体摂取による影響に加えて、ビール由来のプリン体および代謝促進の一時的変動が関与した可能性が考えられます。
    一方、中性脂肪の上昇(83 → 149)は、食事中の脂質よりも、炭水化物由来のエネルギー負荷の影響が大きいと推測されます。
    炭水化物の摂取量が多いと肝臓でのトリグリセリド合成が促進され、一時的に数値が上がる傾向が見られるため、今回もその典型的なパターンといえるでしょう。

  • 【血液データ公開】福岡グルメ旅の翌日の尿酸値と中性脂肪の意外な動き

    9/15

    福岡への食べ歩き旅行。イタリアンからクラシックな洋食まで、魅力的なお店を訪ね歩き、胃袋も心も存分に満たされた2日間でした。普段から尿酸値が高めで推移している私にとって、「旅行中に数値がどう変化するか」はちょっとした実験のようなもの。旅行の翌朝は、期待と不安を抱きつつ採血に臨みました。


    今回の採血結果

    さて、今回の数値は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):8.4 → 7.1
    • 中性脂肪(TG):126 → 205

    驚きの結果となりました。なんと、尿酸値は大きく下がり、7.1まで低下。一方で、中性脂肪は200を超えてしまいました。


    尿酸値が下がった理由は?

    通常、教科書的な知識では「プリン体を摂取すると半日から翌日に尿酸値が上がる」とされています。魚介や肉類、日本酒やビールなどプリン体を多く含む食品を摂ると、翌日の数値に直結するはず。ところが今回、旅行中は洋食が中心で、決して「控えめな食事」とは言えなかったにも関わらず、尿酸値は下がりました。

    なぜか。ここにはいくつかの可能性が考えられます。

    まず一つは「時間差の影響」。プリン体の摂取と尿酸値の変動は必ずしも1日単位で完結するものではなく、体内での代謝や排泄のリズムにより、数日後に反映されるケースもあります。つまり「2日経ってから影響が出る」可能性が十分にあるわけです。

    次に考えられるのは「旅行中の生活リズム」。普段より歩く距離が増え、代謝が活発になったことで、尿酸の排泄が促進されたのかもしれません。外食で多少プリン体が多かったとしても、体が処理能力を発揮すれば、尿酸値が下がることはあり得ます。

    さらに、旅行中は水分摂取が増えていた可能性も。外を歩き回る分、水分補給を意識的にしていたのかもしれません。尿酸は水に溶けて排泄されるため、水分摂取量が増えれば下がりやすくなります。


    中性脂肪が上昇した理由

    一方で、中性脂肪は大きく上昇。原因を振り返ると、思い当たるのは「車での移動中にパンをおやつ代わりに食べていたこと」。菓子パンや惣菜パンは糖質と脂質の塊。しかも移動中で体を動かしていなければ、そのまま中性脂肪として蓄積されやすくなります。

    つまり、旅行中の歩き回りで尿酸値は下がったものの、車移動中のおやつが中性脂肪に直撃した、という構図が浮かび上がります。


    食事制限ではなく「排泄能」を上げる工夫を

    今回のデータを見て改めて感じたのは、「食事だけでコントロールしようとしても限界がある」ということです。プリン体摂取を厳しく制限すれば一時的に下がるかもしれませんが、それでは食べる楽しみを失ってしまいます。

    大切なのは「体の排泄能を高めること」。運動や水分摂取で尿酸の排泄を促し、数値を安定させる方が現実的です。特に有効なのが有酸素運動。ウォーキングやジョギングを日課にすることで、腎臓の働きを助け、尿酸を効率よく排泄できます。

    「涼しくなってきたし、朝ジョギングを始めようかな」という気持ちは、まさに正解。節制よりも習慣で数値をコントロールする方が、食事を楽しみながら健康を守るベストな方法です。


    まとめ

    福岡食べ歩き旅行後の採血は、尿酸値が8.4から7.1へ大幅に低下し、中性脂肪は126から205へ上昇するという意外な結果となりました。

    尿酸値は必ずしも翌日に反映されるわけではなく、体内の代謝リズムや運動・水分摂取の有無によって数値が変化することを実感しました。一方、中性脂肪は移動中のおやつパンが原因でしっかり上昇。糖質と脂質の摂り方には注意が必要です。

    これからは「食事制限ではなく工夫」。朝のジョギングや水分補給を習慣化し、排泄能を高めることで、美味しい食事を我慢せずに楽しみながら健康と付き合っていきたいと思います。

  • 芸術のような料理!福岡八女の「ノノカレストラン」で出会った至高のランチ

    9/14昼

    福岡県八女市。「この店のためだけに足を運ぶ価値がある」と噂されるレストランがあります。その名は ノノカレストラン。今回、ようやく訪れることができました。

    「わざわざ行く価値がある」という言葉には半信半疑で向かったのですが、料理が運ばれてきた瞬間、その疑念は吹き飛びました。まるでドラマ『グランメゾン東京』のワンシーンから飛び出してきたような、芸術性にあふれた皿の数々。思わず「キムタクが作ってそう!」と声を漏らしてしまいそうになるほどの完成度でした。


    見た目も味わいも感動の連続

    この日のコースは全部で16皿。食材の組み合わせ、盛り付けの華やかさ、火入れや味の重ね方まで、すべてに驚きと発見がありました。

    1. カリフラワー
      最初の一口はモナカ仕立て。中にはカリフラワーとベーコンのブランマンジェ、上には米粉で作った可憐な花。軽やかで、スタートにふさわしい遊び心に満ちた一皿。
    2. ずわい蟹
      ベニーユ仕立てで、蟹の甘みと旨味を凝縮。口の中でほどけるように広がる繊細な味わい。
    3. メロンと生ハム
      上にはメロンのかき氷、仕上げに八女の抹茶。爽やかな甘みと塩気、そこにお茶の苦みが加わり、夏らしい清涼感。
    4. 茄子とバジル
      冷製カッペリーニにジェノベーゼソースを合わせ、揚げ茄子とパルメザンを添えた爽快なパスタ。
    5. ハタとシャインマスカット
      ハタのマリネに梨とピスタチオ、シャインマスカット。魚の旨味にフルーツの甘酸っぱさが加わり、複雑ながら心地よいバランス。
    6. 魚介とマッシュルーム
      洋風茶碗蒸しのような一品。海老やイカの旨味とマッシュルームの香りが重層的に広がり、和と洋の境界を飛び越えた仕立て。
    7. とうもろこしとリコッタチーズ
      鶏胸肉と自家製リコッタチーズに、炭火焼きしたスイートコーン。上にはとうもろこし入りのメレンゲ。香ばしさと甘さの余韻が続きました。
    8. 鰻とじゃがいも
      鰻とジャガイモの組み合わせに、野菜のピクルスとマイクロセロリのサラダを添えた斬新な構成。ここから料理は「後半戦」へ。
    9. 日向鶏と黒豚
      鶏と豚のつくねをワインソースで塗り焼きにした一皿。香ばしさと肉の旨味が重なり、焼き鳥を思わせながらも洗練された仕上がり。
    10. 甘鯛とかぼちゃ
      甘鯛のムニエルをかぼちゃのピュレとともに。上にはごぼうのフリット、彩りにニラの花。香ばしさと甘みが交わる一品。
    11. 和牛と舞茸
      イチボを1時間かけてじっくり火入れ。舞茸のフリットと、かぼちゃ細工の葉を添えて。ルーローハンをイメージした味付けで、遊び心と重厚感を兼ね備えたメインディッシュ。
    12. 薔薇とラズベリー
      デザートは華やかに。ラズベリーのタルトに薔薇のアイス、シート、メレンゲを重ねた甘美な一皿。
    13. みかんとヨーグルト
      カルダモンで香りづけしたみかんのコンポート。メレンゲの中にヨーグルトを忍ばせ、爽やかな酸味で口直しにぴったり。
    14. お茶菓子
      抹茶のパウンドケーキ、濃厚なチョコのテリーヌでコースを締めくくり。

    ドリンクの妙

    自家製ジンジャーエールや桃のジュースは、料理の流れに自然に寄り添い、最後はスペシャルコーヒーで余韻を整えました。ワインだけでなくノンアルコールも楽しめるのがこのお店の魅力です。


    終盤に感じた正直な感想

    全体を通じて驚きと感動の連続でしたが、正直に言えば後半はややお腹がいっぱいに。鰻以降は食材や味付けが多層的になりすぎて、メインの食材をもう少しシンプルに味わいたい気持ちもありました。ただ、それは贅沢な悩み。火入れの丁寧さや食材の組み合わせは圧倒的で、「ここ数年で一番」と言える満足度をもたらしてくれました。


    お会計と満足感

    お会計は19,900円。これだけの品数とクオリティを考えれば、むしろリーズナブルに感じられる価格です。美味しいだけでなく「体験」として強烈な印象を残すお店。人に紹介したくなる理由がはっきりと分かりました。


    まとめ

    ノノカレストランは、芸術的な盛り付けと驚きの組み合わせで楽しませてくれる、八女の隠れた名店。前半は華やかさと複雑さが絶妙に調和し、後半はやや重さを感じつつも、全体として圧倒的に満足度の高い食体験でした。

    ここ数年で出会った中でもトップクラス。「わざわざ八女まで行く価値がある」と胸を張って言えるお店です。

    点数 4.7点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 名物クッカーニャに感動!福岡「タヴェルナ ティベリーナ」で味わう本格イタリアン

    9/13夜

    福岡を訪れるたびに気になっていたお店「タヴェルナ ティベリーナ」。宮崎の名店「らんぷ亭」のシェフが「福岡で一番好きなお店」として名前を挙げていたことから、ずっと訪れてみたいと思っていた憧れのお店です。今回ようやくその扉を開くことができました。


    クラシックなイタリアンをアラカルトで

    お店のスタイルをひと言で表すならば、「クラシックなイタリアンをアラカルトで楽しめる場所」。宮崎の「らんぷ亭」をイタリアンに置き換えたようなイメージがしっくりきます。肩肘を張らず、それでいて一皿ごとに本物の味わいを感じさせてくれる。そうした絶妙なバランスこそ、この店の魅力なのでしょう。

    特に印象的だったのは、前菜やお通しの「何気ない一皿」がとにかく美味しいこと。シンプルでありながら味の奥行きがあり、調味の加減にシェフの感性と技術を感じました。


    名物「クッカーニャ」

    この店の代名詞とも言えるのが「クッカーニャ」。イタリア語で「桃源郷」を意味する言葉を料理名に冠するあたり、すでに期待は高まります。実際に口にすると、その名に恥じない至福の味わいでした。

    自家製パスタの「トンナレッリ」に胡桃を中心としたナッツのソースを合わせた一皿。ナッツの香ばしさと甘み、オイルのまろやかさ、パスタの弾力が重なり合い、口の中で豊かなハーモニーを奏でます。シンプルなのに驚くほど奥深い。思わず「胃袋が許すなら全種類のパスタを試してみたい」と思わせられるほどでした。


    この日いただいた料理

    今回のコースは以下の流れでした。

    1. お通し
      古代えんどう豆を使った「イタリア版おやき」。素朴さの中に豆の香りが立ち、食欲をやさしく刺激します。
    2. 前菜盛り合わせ
      季節の野菜を中心に、生ハムや自家製パンを添えた盛り合わせ。野菜の甘みや酸味、塩気のバランスが絶妙で、「日常の延長線上にある非日常」を体現したような皿でした。
    3. ヒグマのボリート
      日本では珍しい「ヒグマ」を煮込んだ料理。味わい深い赤身肉にパセリのソースを合わせると、不思議な軽やかさが加わります。重厚な食材を爽やかに仕上げるあたりに、クラシックイタリアンの技法を感じました。
    4. トンナレッリのクッカーニャ
      名物料理。胡桃を中心にしたナッツソースが絡む自家製トンナレッリは、この日のハイライトのひとつ。香りと食感が重層的で、一皿で記憶に残るインパクトを放ちました。
    5. 大分・方牧牛の赤身(ミスジ)のビステッカ
      赤身の旨味が濃厚でありながら、繊細な焼き加減によって肉の柔らかさが際立ちます。肉本来の風味を堪能できるシンプルかつ力強い一皿でした。
    6. セミフレッド
      食後のデザートには半冷凍のアイス菓子、セミフレッド。軽やかな甘みが余韻を整え、豊かな食事の締めくくりにふさわしいものでした。

    ドリンクとの調和

    料理を引き立てたのはドリンクの数々。イタリアビールから始まり、グラスでスパークリング1杯、白ワイン3杯、赤ワイン2杯。さらにグラッパ、最後はエスプレッソで締め。料理とのペアリングは抜群で、特にナッツソースのパスタと白ワインの相性の良さは印象的でした。


    お会計と満足感

    この日の会計は27,830円。決して軽い金額ではありませんが、料理の質、体験としての充実度を考えればむしろ納得の価格設定です。何より「この店に来て良かった」と心から思える満足感がありました。


    まとめ

    「タヴェルナ ティベリーナ」は、クラシックなイタリアンをアラカルトで楽しませてくれる福岡の名店。前菜の一皿から名物のクッカーニャまで、すべてが記憶に残る美味しさでした。宮崎のらんぷ亭のシェフが「福岡で一番好き」と評したのも頷けます。

    福岡を何度も訪れる中で、最終的に「やっぱりこの店が一番」と名前が挙がる。そんな存在感を放つお店です。美味しい料理を心ゆくまで味わい、幸せを感じさせてくれる——まさに食の桃源郷でした。

    点数 4.4点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 宮崎「鮨かみむら」で楽しむ季節の握りとおまかせ料理

    9/10夜

    宮崎の繁華街「ニシタチ」。夜になると灯りがともり、多くの飲食店で賑わうエリアですが、意外とお鮨屋さんが水曜日に休みを取るところが多く、鮨好きにとっては少し困る曜日でもあります。そんな中で「鮨難民」にならずに済むのは、「かみむら」という一軒のおかげ。今回も足を運び、至福の時間を堪能してきました。

    一品料理で広がる世界

    おまかせの流れは、まず一品料理からスタート。

    最初に供されたのは鹿児島の南蛮エビの天ぷら。カリッとした衣の中に閉じ込められた海老の甘みがじゅわっと広がり、思わず最初の日本酒に手を伸ばしたくなる味わいです。

    続いては鮎の塩焼き。ここで驚かされたのは、鮎の身も骨も肝もすべて捏ねて団子に仕立ててあったこと。繋ぎを一切使わず、魚そのものの旨味だけで形を作り上げる職人技に感服しました。周囲を覆う岩のりが香ばしく、鮎のほろ苦さと重なり合って複雑な余韻を残します。

    次は煮はまぐりとジャンボピーナッツ。大粒の蛤の旨味が口いっぱいに広がり、そこにコリッとしたピーナッツの食感が加わるユニークな組み合わせ。予想外ながら相性の良さに驚かされました。

    茶碗蒸しは、まさに季節の移ろいを表現した一品。名残りの冬瓜と、走りの松茸が同居し、その中にこのわたが忍ばされています。冬と秋の境界を感じさせる構成に、「旬を食べる」という鮨屋ならではの哲学を感じ取ることができました。

    そして秋刀魚の焼き物。脂がしっかりとのった秋刀魚は、炭火で焼かれることで旨味が凝縮し、皮の香ばしさと共に楽しめました。さらに登場したのは鯨の刺身(漬け)。正直、鯨と聞くと独特の匂いを想像する方も多いかもしれません。しかしこちらは全く臭みがなく、すっきりとした脂が舌の上でとろける逸品。抜群の美味しさで、印象に強く残りました。


    握りの部

    ここからはいよいよ鮨の時間。シャリには大分の「ひのひかり」が使用されており、ほどよい甘みと粒立ちが特徴です。酸味と温度のバランスも見事で、ネタの魅力を引き立てていました。

    まずは鱒の漬け。しっとりとした身にほんのりとした醤油の旨みが加わり、序盤にふさわしい軽やかな一貫です。

    筋子は口の中でぷちっと弾け、濃厚な旨味が広がります。続いて登場したスマガツオは、宮崎ならではの地の魚。脂がしっかりありながらも爽やかで、シャリとの相性が抜群でした。

    釧路から届いた牡蠣は今期ラスト。濃厚なミルキーさを熱々のシャリが包み込み、冬の訪れを告げるような一貫でした。

    そして再び鯨。今度は「漬け」にした身を握りでいただきました。刺身の時とは違い、温かいシャリと合わさることでまったく別物の味わいに。旨味がさらに際立ち、思わず唸ってしまうほどでした。

    メヒカリの焼き物は、宮崎らしい魚。ほろりと崩れる身が香ばしく、握りの合間に絶妙なアクセントとなります。

    真鯛は澄んだ味わいで、シャリの酸味と調和。ヤリイカはねっとりとした食感に甘みが重なり、噛むほどに旨味が増していきます。

    穴子は、この日初めて「納得のいくものが入った」と大将が語ってくれました。ふわっとした口当たりと、濃厚ながら上品なタレが見事。開店以来初めて使うほど厳選された穴子の登場に、場が少し沸いたのも印象的でした。

    たちうおの焼き物は香ばしさと旨味のコントラストがあり、締めにはふわふわの玉子。最後に赤出汁の味噌汁が供され、コースをしっかりと締めくくってくれました。


    日本酒と共に

    この日は日本酒を4合。料理や握りに合わせて異なる銘柄を楽しみましたが、どれも相性が良く、食事の流れをさらに豊かにしてくれました。鮨屋でいただく日本酒は、単なる飲み物ではなく「料理の一部」。酢飯の酸味や魚の旨味と交わり合い、全体の調和を形づくってくれます。


    まとめ

    お会計は26,000円。決して安い金額ではありませんが、内容を振り返ると納得感しかありませんでした。今回も「酢飯がバッチリ決まっていた」という大将の技が光り、どの一貫も記憶に残る味わい。宮崎という街は本当に美味しい鮨屋が多く、ここで暮らす幸せを噛みしめずにはいられません。

    鮮魚の魅力を存分に引き出し、季節感を大切にした「かみむら」での時間。鮨好きにとって、これ以上の贅沢はないのかもしれません。

    点数 4.5点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

    採血データの観察

    今回の採血結果は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.4 → 7.7 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):127 → 121 mg/dL

    おまかせ鮨に加え、日本酒4合をいただいた内容としては、尿酸値の変化はわずかな上昇にとどまりました。
    この日のプリン体摂取量は、魚介類や貝類、日本酒を含めておおよそ250〜300mg程度(推定)。一方、炭水化物は握りのシャリ分のみで約70g前後と控えめ。

    お鮨はプリン体の宝庫みたいな食事だから尿酸値の急上昇を覚悟したけど意外な結果。

    中性脂肪がわずかに低下しているのは、炭水化物摂取量の少なさに加え、アルコール代謝の過程で一時的に血中TGが抑制された可能性があります。
    どちらの変化も、いずれも短期的な生理的変動の範囲内。特段の介入を要するものではなく、「美味しい鮨の夜をデータで味わった」記録として残します。

  • ランチにおすすめ!「牛かつ ながさき」で体験する二段階調理の牛かつ

    9/9

    牛かつ ながさきでランチをいただいてきました。
    実はこのお店を訪れるきっかけになったのは、映画のワンシーン。スクリーンの中で美味しそうに牛かつを頬張る姿を見た瞬間、「あ、これは今すぐにでも食べたい!」と心を動かされ、気づけば足が自然とお店に向かっていました。食欲と映像体験のリンクって、本当に不思議で面白いものですね。


    牛かつは「揚げる+焼く」の二段階調理

    注文したのは「国産牛 牛かつ定食 中」。価格は2178円。トレーの上には牛かつを中心に、キャベツの千切り、小鉢、ご飯、赤だしの味噌汁が整然と並び、いかにも定食らしい安心感を漂わせています。

    店員さんからは「当店の牛かつはレアで揚げていますので、最後に焼き石でお好みの加減まで火を入れて召し上がってください」との説明。なるほど、豚カツのように揚げ切って提供されるのではなく、牛ならではの楽しみ方ができるのですね。

    最初は「牛かつってレアで食べるものじゃないの?」と少し戸惑いましたが、これは新鮮な国産牛だからこその調理法。安全性を確保しつつ、肉の旨味を最大限に活かすために、この「二段階調理」が考案されているのだと思います。表面はさっくりとした衣、中心はほんのり赤身を残す絶妙な火入れ。これに自分好みの加減を加えて仕上げる過程は、まるで鉄板焼きを自分のテーブルで体験しているような感覚でした。


    三種類の味わい方

    牛かつといえば、ソースで食べるイメージが強いですが、こちらのお店では三種類の食べ方を推奨されています。まずは「塩」。衣の香ばしさと赤身肉の旨味を最もダイレクトに引き出してくれます。噛みしめるごとに肉の甘みがふわりと広がり、シンプルながら飽きがこない。

    次に「わさび醤油」。これがまた素晴らしい。鼻に抜けるツンとした辛味が脂の重さを抑え、赤身との相性が抜群。お寿司のような感覚で楽しめるのが面白いところです。

    そして今回、特に印象に残ったのが「玉ねぎソース」。甘みと酸味が絶妙に調和し、柔らかい牛かつの風味を包み込むように引き立ててくれます。ありきたりなソースではなく、野菜の旨味が感じられる優しい味わい。思わず何度もソースに箸を伸ばしてしまいました。個人的には、この玉ねぎソースがベストマッチだったかもしれません。


    牛かつと豚カツ、どちらが好み?

    私は普段、豚カツをよくいただきます。衣の香ばしさとジューシーな肉汁、そしてソースとの相性がやはり王道の美味しさだからです。しかし、久々に牛かつを食べてみて、その違いを改めて感じました。

    豚カツが「豪快で力強い」印象だとすれば、牛かつは「繊細で上品」。衣の中に閉じ込められた赤身肉の旨味がじわっと広がり、脂のしつこさが少ないため、意外と軽やかに食べ進められます。重さを感じにくいので、定食を食べ終えた後も爽やかさが残るのが特徴的です。

    もちろん、豚カツには豚カツの良さがありますが、牛かつは「ご馳走感」と「非日常感」を演出してくれる料理だと実感しました。普段は豚カツ派の私でも、「たまには牛かつもいいな」と素直に思える体験でした。


    食べる体験そのものを楽しむ

    この「ながさき」の牛かつは、ただ食べるだけでなく「自分で仕上げる」という体験が加わる点が特にユニーク。焼き石にジュッと肉をのせ、香ばしい音とともに立ち上る煙や香りを楽しむ瞬間は、料理を「味わう」以上に「遊ぶ」感覚がありました。食事という時間をより豊かにしてくれる演出に、ちょっとした特別感を覚えます。

    そして何より、国産牛ならではの安心感と、肉そのものの上質さ。これだけのクオリティで2178円という価格は、コストパフォーマンス的にも納得感がありました。ランチとして訪れるにも十分満足度が高く、夜にお酒と一緒に楽しんでも面白いと思います。


    まとめ

    映画で見た牛かつが食欲を刺激し、その勢いで訪れた「牛かつ ながさき」。レアで提供され、焼き石で仕上げる二段階調理のスタイルは、ただの食事を「体験」に変えてくれるものでした。塩、わさび醤油、玉ねぎソースと味わいのバリエーションも豊かで、特に玉ねぎソースの美味しさは心に残りました。

    普段は豚カツ派の私ですが、久々に食べた牛かつの上品な味わいに「また来たい」と思わせられたのも事実。食べ歩きの楽しさを再認識させてくれる一皿でした。

    点数 2点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

    採血データの観察記録

    今回の食後データは以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.5 → 7.4 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):158 → 127 mg/dL

    牛かつ定食の主成分である牛赤身肉は、100gあたり約110mgのプリン体を含みます。今回の摂取量はおよそ150〜180mg程度と推定されます。炭水化物はご飯1膳(約250g)でおよそ85g

    尿酸値はわずかに低下(7.5→7.4)。ランチなのでビールや日本酒を伴わなかった点が尿酸値の変動がほぼない結果になった可能性があります。
    中性脂肪は158→127と明確に低下。これは炭水化物量が控えめで、脂質主体の食事内容だったことが関係していると考えられます。一般に、中性脂肪値は脂そのものよりも炭水化物摂取量に強く影響される傾向があり、今回もその傾向が見られました。

    牛かつというと“揚げ物=脂っこい”印象がありますが、実際には赤身中心のため、代謝への影響は比較的穏やか。数値変化を眺めると、「見た目の豪快さに比べて身体への負担は少ない」一皿だったことがうかがえます。

    今回の採血結果もまた、映画の一場面から始まった小さな食の冒険を、数字の形で静かに記録してくれました。

  • 2軒目に迷ったら「らんぷ亭」

    9/7夜②

    2軒目に迷ったららんぷ亭🥰

    一軒目でしっかり食べて飲んだ後でも、「もう少し美味しいものを口にしたい」と思ってしまう夜があります。そんなときに迷わず選ぶお店が、私にとっては「らんぷ亭」。味、雰囲気、そして安心感。そのどれをとっても、2軒目としての満足度が非常に高い一軒です。


    ①食べたもの紹介

    秋刀魚とじゃがいものテリーヌ 肝ソース添え
    最初に登場したのは、見た目にも美しい秋刀魚とじゃがいものテリーヌ。上にはイチジクと葡萄がのっていて、ちょっと意外な組み合わせ。でもひと口食べて驚きました。秋刀魚の旨味とじゃがいものほくほく感に、フルーツの甘酸っぱさが見事に調和しているのです。さらに濃厚な肝ソースが全体を包み込み、ワインと合わせると一気に世界が広がるような感覚。季節感も感じられる絶妙な一皿でした。

    ヤリイカの冷製パスタ
    らんぷ亭といえば冷製パスタ。今回の主役はヤリイカ、そこに白茄子とトマトが加わり、さっぱりとしながらも奥深い味わい。冷製パスタはただ「冷たいだけ」で終わってしまうことも多いのですが、こちらは素材一つひとつの旨味をしっかりと引き出していて、食べ進めるほどに「やっぱり冷製パスタはらんぷ亭に限る」と思わせてくれる完成度でした。

    ポテトフライ
    どんなに凝った料理を楽しんでいても、なぜか恋しくなるのがポテトフライ。カリッとした衣とホクホク感が絶妙で、シンプルだからこそお店の力量が出るメニュー。ここでも期待を裏切らない美味しさでした。2軒目で少しジャンクな一皿を挟むと、逆に贅沢さが増すような気がします。

    ガーリックライス
    そして締めにはやっぱりガーリックライス。香ばしい匂いに包まれながら、しっとりしたご飯を頬張ると、一日の疲れも吹き飛ぶよう。ワインで軽く酔った体にちょうどいいボリューム感で、「あぁ、今日はいい日だった」と心の底から思える瞬間でした。

    グラスワイン 4杯
    料理に合わせて赤・白をそれぞれ選びながら4杯。お店のセレクトが絶妙で、重すぎず軽すぎず、料理と自然に寄り添ってくれる味わいでした。気づけばグラスを重ねてしまうのも納得です。

    お会計は 16,200円。決して安いわけではありませんが、料理の質、心地よい時間、そして満足感を考えれば、十分に価値のある金額です。


    ②らんぷ亭の魅力を考える

    らんぷ亭の魅力は、単に料理が美味しいだけではありません。季節感を取り入れた食材の使い方、盛り付けの美しさ、そして一皿ごとのバランス感覚。食べていると「この組み合わせ、家では思いつかないな」と感心させられることが多いのです。

    また、2軒目で訪れるからこその楽しさもあります。お腹がそこそこ満たされている状態だからこそ、より純粋に味をじっくり堪能できる。軽めの一皿を選んだり、シメにご飯を頼んだり、自由度の高さも魅力の一つです。

    ワインのセレクトにも毎回驚かされます。飲み疲れしない軽やかさと、料理を引き立てる奥行き。お店全体としての完成度が高いからこそ、どの料理を選んでも後悔しない安心感があるのです。


    ③まとめ

    「2軒目に迷ったららんぷ亭」。これは私の中で揺るぎない鉄板ルール。秋刀魚とじゃがいものテリーヌのような驚きのある一皿から、ヤリイカの冷製パスタのような安定感のある逸品、さらにはポテトフライやガーリックライスのような心地よい定番メニューまで、どれも外れがありません。最後に美味しいものを食べて締めくくれば、その日一日が全て良いものに感じられる。らんぷ亭は、そんな幸せを与えてくれる大切なお店です。

    ご馳走様でした。


    点数 4.3点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

  • Tボーンステーキを食べられる AUBE.cafe CUATRO

    9/7夜①

    宮崎で「Tボーンステーキを食べられるお店はないかな」と探していて見つけたのが、AUBE.cafe CUATRO。街中にありながら少し落ち着いた雰囲気で、イタリアンとワインをゆっくり楽しめる空間です。店内は暗すぎず明るすぎず、温かみのある照明で、カジュアルと上品さのバランスがちょうどいい。女性同士のグループやカップルが多く、特別な夜に選びたくなるお店でした。

    この日の目的はもちろん、仔牛のTボーンステーキ。宮崎でTボーンを扱う店はなかなか少ないので、出会えただけでもうれしい気持ち。レアでお願いしたお肉はしっとりと柔らかく、骨付きならではの旨味がじわっと広がります。添えられたステーキソースは香ばしさと甘みがあり、肉の味を引き立てるバランス型。赤身の力強さと脂の軽やかさの両方を楽しめるのがTボーンの醍醐味ですね。

    欲を言えば、せっかくのTボーンだからもう少し大きいと迫力が出て、食べる楽しさがさらに増したかも。とはいえ、肉質や焼き加減はとても満足度が高く、ワインとの相性も良くて「また食べたい」と思える一皿でした。☺️

    メインの前に注文したグリーンサラダは、シャキシャキとした野菜に酸味の効いたドレッシングが絡み、口をリフレッシュさせてくれます。さらに印象的だったのがつぶ貝とエリンギのエスカルゴ風。バターとガーリックの香りが食欲をそそり、つぶ貝のコリコリした食感とエリンギのジューシーさが重なり合う。ワインを進めるにはぴったりの前菜でした。

    そしてもう一つのおすすめが、プレーンピザにラクレットチーズをかけたもの。生地は薄めで軽い食感。そこに熱々のラクレットチーズがたっぷりかかり、シンプルながらも濃厚でコクのある一皿に変身。見た目のインパクトもあり、チーズ好きにはたまらないメニューです。

    この日はグラスワインを2杯、そしてビールを一杯。料理との相性を考えながら飲み進める時間は、やはりイタリアンならではの楽しみ。ステーキには赤ワインを合わせましたが、タンニンの強すぎないタイプを選んだことで肉の旨味を邪魔せず、むしろ引き立ててくれました。

    お会計は10,923円。内容を考えれば納得の価格帯です。Tボーンステーキという特別感のあるメニューを楽しみつつ、前菜やピザも含めてしっかり堪能できるので、コストパフォーマンスは悪くありません。

    ちょうどこの日は女子バレーの3位決定戦が店内で流れていて、スポーツ観戦をしながらワイン片手に料理を楽しむという贅沢な夜になりました。料理の満足感と空間の居心地の良さ、そしてスポーツ観戦の臨場感が合わさって、充実感のある時間。こういうシチュエーションも外食の醍醐味だなと改めて感じました。🌉

    ちなみに、医師として少し栄養面にも触れると、Tボーンステーキは部位の関係でプリン体量がやや多めです。牛肉の赤身は100gあたり約100mg前後のプリン体を含み、骨周りの旨味成分も影響してか、食べすぎると尿酸値が上昇する可能性があります。もっとも、プリン体だけが問題ではなく、アルコールや糖質の摂り方も関係します。この日はワインとビールを合わせて飲んだので、もし翌日の尿酸値を測ったら、少し高めに出るかもしれません。ただし「美味しいものを楽しむ」ことは健康にとっても精神的に良い影響を与えるはず。翌日は水分をしっかり摂ったり軽い運動を心がけたりして、数字とうまく付き合うのが現実的だと思います。

    まとめると――

    • 宮崎でTボーンステーキを食べられる希少なお店。
    • AUBE.cafe CUATROは雰囲気がよく、デートや女子会に最適。
    • 仔牛のTボーンステーキは柔らかくソースとの相性抜群。
    • ピザ+ラクレットチーズはチーズ好きにおすすめ。
    • 前菜やサラダ、つぶ貝のエスカルゴ風もクオリティ高め。
    • グラスワインとビールで料理とのマリアージュを堪能。
    • お会計は1万円強で、内容を考えれば納得感あり。
    • 栄養的にはプリン体やアルコールに注意が必要。

    雰囲気も料理も満足できた夜ごはん。美味しい料理にスポーツ観戦まで重なり、「今日は特別な夜だったな」と思える時間を過ごせました。

    点数 2点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない