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  • メンチカツと尿酸値 ― 8/26の採血結果

    8/26

    採血条件と食事内容

    昨日は家でゆっくりと過ごしました。
    前日の仮説では「外食を控えれば尿酸値は1日0.1ずつ下がる」。
    その理論でいけば、今回は UA 7.8 → 7.7 になるはずでした。

    しかし実際の結果は――

    • 尿酸値(UA):7.8 → 7.9(上昇)
    • 中性脂肪(TG):119 → 144(上昇)

    食べたものは以下の通りです。

    • 椎茸入りメンチカツ × 2個
    • きゅうりのキムチ
    • 呉汁(大豆をすりつぶした味噌汁のような料理)

    食材のプリン体量(推定)

    チャットGPTに確認したデータを整理すると――

    • 椎茸(生):約70mg / 100g
    • メンチカツ(100g換算):揚げ工程を含め推定90〜130mg
    • 乾燥大豆:172mg(多い)
    • 木綿豆腐:38mg(少なめ〜中程度)
    • きゅうり:ほぼ0mg
    • キムチの唐辛子や発酵調味料:ごく微量

    つまり「プリン体自体はそこまで多くない食事」だったのです。

    ではなぜ尿酸値が上がったのか?

    考えられる理由は2つ。

    ① アルコールの代謝遅延効果

    前日の「らんぷ亭」でワインを1本飲みました。
    アルコールは肝臓で優先的に分解されるため、プリン体から尿酸への代謝や尿酸の排泄が一時的に後回しになることがあります。
    その結果、翌日に数値として反映された可能性があります。

    ② 日常的な「高尿酸状態」

    普段からプリン体を多めに摂取しているため、体内で尿酸が高止まりしている状態。
    この状況では「少しのプリン体負荷」でも尿酸値が跳ねやすくなります。
    言い換えれば「飽和状態のコップに最後の一滴を垂らした」ようなものです。

    中性脂肪について

    中性脂肪も119 → 144へと上昇。
    これは揚げ物(メンチカツ)の脂質や、ご飯・衣由来の糖質が影響したと考えられます。
    TGは食事の影響を受けやすいので、今回の上昇は比較的分かりやすい変化でした。

    まとめ

    • プリン体が少なくても尿酸値は上がることがある
    • アルコール代謝の影響で翌日に持ち越された可能性
    • 普段の「高尿酸状態」が下地になっているため、わずかなプリン体でも反応しやすい

    今回のデータを見て、高尿酸血症の薬を飲む日が近いのかもしれないと感じています😔
    ただ、それも含めて「毎日採血して分かる体のリアルな動き」。

    引き続き、日常の食事と採血データを照らし合わせて観察していきたいと思います。

  • らんぷ亭ディナー翌日の採血結果(8/25)

    8/25

    久々の採血

    先週末は外食もせず、採血もしていませんでした。
    そして日曜日の夜にニシタチの「らんぷ亭」で食事を楽しみ、翌日久々に採血を実施しました。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):8.0 → 7.8
    • 中性脂肪(TG):142 → 119
    • 肝機能・腎機能:ほぼ変動なし

    ワインを1本飲んだとはいえ、尿酸値はむしろ少し下がっていました。
    中性脂肪も119と落ち着いています。

    尿酸値の考察

    なんとなくですが、ここ数日のデータから「外食を控えると1日に0.1ずつ尿酸値が下がっていく」ような印象を受けます。

    Screenshot

    もし21日から外食せずに過ごしていたなら――

    • 7.7(21日) → 7.6(22日) → 7.5(23日) → 7.4(24日)

    といった具合に、4日で0.4程度下がっていたかもしれません。
    しかし実際には「らんぷ亭」での食事によって7.8に留まりました。

    影響した可能性のある料理

    • ワイン1本:アルコールは尿酸排泄を抑制する
    • サザエのブルゴーニュ風:貝類は中程度のプリン体を含む
    • 鮎のスープ(肝入り):魚の肝臓部分にはプリン体が多い

    特に鮎のスープは、内臓の濃厚な旨味が感じられたので、ここが大きな要因になったのではないかと思います。

    つまり、「控えめな外食でも尿酸値の下降は鈍化する」ということが確認できました。

    中性脂肪について

    中性脂肪は119と前回から低下。
    これは、らんぷ亭でパンは少し食べたものの、パスタやライスといった主食を注文しなかったことが大きいと考えられます。

    中性脂肪は糖質摂取の影響をダイレクトに受けるので、「ご飯や麺類を避けた」ことが数値にそのまま反映された結果といえます。

    まとめ ― 尿酸値の特徴

    • 尿酸値は上がりづらく、下がりづらい
    • 外食を控えると少しずつ下降していく印象(1日0.1程度)
    • ただしアルコールや内臓系の料理で簡単に上昇する
    • 中性脂肪は糖質摂取量に強く依存

    今回の結果を見て改めて感じたのは、水分摂取の重要性です。
    尿酸は尿として排泄されるため、水分をしっかり摂って排泄を促進することが大切。
    外食を楽しみつつも、日々の水分補給を意識していこうと思います。

  • ニシタチの人気店「らんぷ亭」で晩ごはん

    8/24夜

    秋の夜のニシタチ

    ようやく夜が過ごしやすい気温になってきました。
    そんな時は、やっぱりニシタチでご飯が食べたくなるもの。

    昨夜は人気の洋食屋 「らんぷ亭」 へ。
    ニシタチの中でも昔から愛され続ける名店です。

    食べたアラカルトの内容

    ① カツオ藁焼き(枝豆のソース?)

    最初に登場したのはカツオの藁焼き。
    香ばしい香りに、枝豆をベースにしたような爽やかなソースが相性抜群。
    夏から秋へと移り変わる季節を感じる一皿でした。

    ② アスパラバター

    シンプルですが、素材の旨みを引き出す王道の調理。
    シャキッとした歯ごたえと濃厚なバターが食欲をそそります。

    ③ 天然鮎のヴィシソワーズ(きゅうりのソース添え)

    ヴィシソワーズはじゃがいもの冷製スープが定番ですが、ここでは天然鮎を合わせるという驚きの発想。
    さらにきゅうりのソースが加わり、さっぱりとした仕上がりになっていました。

    ④ 自家製ぬか漬け

    らんぷ亭の隠れた名物。
    こうした一品があることで、料理全体に温かみが生まれます。

    ⑤ らんぷ亭のポテトフライ

    安定の人気メニュー。
    外はカリッと、中はホクホク。
    ワインのお供としてはもちろん、これを食べると「らんぷ亭に来たな」と実感できます。

    ⑥ イカのフリット

    衣は軽く、イカは柔らか。
    レモンを絞ると一層爽やかで、白ワインと相性抜群でした。

    ⑦ サザエのブルゴーニュ風+パン

    サザエをエスカルゴ風に仕立てた一皿。
    香草バターの風味が濃厚で、パンにソースをつけて最後まで堪能しました。

    ⑧ 茄子の辛味ソースがけ(お裾分け)

    他のお客さんからの嬉しいお裾分け。
    ピリッとした辛味と茄子の甘みが絶妙で、こうした偶然の出会いも外食の楽しみのひとつです。

    ⑨ 桃のコンポート+ヨーグルトアイス

    デザートは爽やかに。
    桃の優しい甘さとヨーグルトの酸味が、食後の口をすっきり整えてくれました。

    ワインとラムで乾杯

    料理に合わせてワインを1本。
    さらに〆にはラムを1杯いただきました。
    アルコールのチョイスも絶妙で、食事全体がより華やかなものになりました。

    お会計と雰囲気

    お会計は 23,350円
    ニシタチ全体は人が少なめで静かな夜でしたが、らんぷ亭だけは満席で大賑わい。
    変わらず地元の人に支持され続けているのを実感しました。

    まとめ

    昔から変わらず人気の「らんぷ亭」。
    ニシタチに数ある飲食店の中でも、やはりここは特別な存在感があります。

    昨夜も、良い晩ごはんをいただきました🥰

  • 秋刀魚と尿酸値 ― 8/21の採血結果

    8/21

    自炊3日目

    ここ最近は「外食を控えて数値がどれくらいで正常に戻るか」を知りたくて、自炊生活を続けています。
    8/18から3日連続で自宅ご飯。

    昨日(8/20)のメニューは――

    • 秋刀魚の塩焼き
    • キムチの素で和えたきゅうり
    • ご飯1杯
    • ビール350ml 1本

    シンプルで、体に優しい夕食でした。

    採血結果(8/21)

    尿酸値(UA):7.7 → 8.0

    中性脂肪(TG):225 → 142

    TGは予想通り下がってきました。
    薬の効果もあり、やはり中性脂肪は比較的早く改善します。

    ただ、解せないのは尿酸値。
    なんと 8.0 まで上がっていました。

    秋刀魚とプリン体

    秋刀魚は可食部100gあたり 約120mg のプリン体を含みます。
    大きな秋刀魚でも可食部はせいぜい150g程度。
    つまり多くても 180mg前後

    これは「高プリン体食品(200mg/100g以上)」の基準を下回る量です。
    普通に考えれば、尿酸値を一気に8.0まで押し上げる要因にはならないはず。

    尿酸値の動き方

    尿酸値は「プリン体を摂取してから4〜8時間後にピークを迎え、24時間以内に尿として排泄される」と言われています。

    実際に過去のデータと比較してみましょう。

    • 一心鮨(高級鮨コース)
      • 前日 UA 7.2 → 翌日 UA 7.7
      • 恐らくこの日がプリン体摂取量の最大値
      • 上昇幅は +0.5
    • 今回の秋刀魚(8/21)
      • 前日 UA 7.7 → 翌日 UA 8.0
      • 上昇幅は +0.3

    数値だけ見れば「鮨よりも軽い上昇」です。
    ただし今回はもともと UA 7.7 と高止まりしている状態。
    尿酸の排泄が追いついていないところに秋刀魚由来のプリン体が加わったため、少量でも上がりやすかったのではないかと考えられます。

    秋刀魚の美味しい季節に

    これから秋刀魚が旬を迎える季節です。
    脂が乗り、焼くと皮はパリッと香ばしく、内臓はほろ苦くてビールとの相性抜群。

    ただし要注意なのは、その 内臓部分
    魚の内臓にはプリン体が多く含まれています。
    秋刀魚の「苦味が旨い」と言われる部分こそ、尿酸値上昇のリスク要因になるのです。

    まとめ

    • 中性脂肪は225 → 142と大幅に改善(薬+自炊の効果)
    • 尿酸値は7.7 → 8.0に上昇
    • 秋刀魚自体のプリン体は中等度だが、高止まりの状態では少量でも数値が上がりやすい

    秋の味覚・秋刀魚。
    美味しいからこそ食べたい一方で、尿酸値が気になる方は「内臓ごと食べすぎない」など、ちょっとした工夫が必要かもしれません。

  • 餃子で中性脂肪が跳ねた!?

    8/20

    採血条件と食事内容

    福岡での食べ歩きから数日が経ちました。
    実は8/19の採血を忘れてしまったのですが😱、その分、8/18・19は胃を休めるつもりで自宅で静かに過ごしました。

    • 8/18:冷や汁(自炊)
    • 8/19:餃子(焼き餃子12個+手羽餃子2個)+ご飯茶碗1杯+ハイボール500ml

    外食ではなく自宅ご飯。
    それなのに、採血結果を見てびっくりしました。

    採血結果(8/20)

    • 尿酸値(UA):7.7 → 7.7(変化なし)
    • 中性脂肪(TG):150 → 225(上昇!)

    外食を控えていたにもかかわらず、TGはしっかり上がっていました。

    尿酸値について

    尿酸値は変わらず 7.7
    これは私の“いつもの高め安定ゾーン”です。
    外食をしていなくてもすぐには下がらず、尿酸値がゆるやかにしか動かないことを再確認しました。

    中性脂肪の上昇 ― 餃子の仕業?

    問題は中性脂肪。
    外食で豪華な食事をした後でも150に落ち着いていたのに、自宅で餃子を食べた翌日に225まで上昇

    考えられる要因を整理すると――

    餃子の構造的な問題

    1. 皮(小麦粉)=炭水化物 → 糖質
    2. 豚ひき肉=脂質の多い部位
    3. 手羽餃子=鶏皮の脂質+餡の脂質
    4. 調理法=揚げ焼き → 油を吸いやすい

    つまり餃子は、**糖質と脂質を同時に摂取する「中性脂肪が上がりやすい構造」**を持った料理だといえます。

    生理学的な解説

    • 糖質は吸収されて血糖値を上げ、余剰分が肝臓で中性脂肪に変換される
    • 脂質は消化吸収後、中性脂肪の形で血中に取り込まれる
    • これらを同時に摂ると、肝臓に流れ込む脂質の量が一気に増え、TGが上昇しやすくなる

    また、中性脂肪は 食後3〜6時間後にピークを迎えると言われています。
    今回の数値は、まさにその典型的な動きを示した可能性があります。

    考察とまとめ

    今回の結果から分かったことは――

    • 尿酸値は「すぐには下がらない」
    • 中性脂肪は「餃子で一気に跳ねる」

    特に餃子は、見た目以上に 糖質+脂質のダブルパンチで、想像以上に中性脂肪を上げやすい料理でした。

    もちろん、これはあくまで私個人の連日採血による観察データであり、論文やエビデンスがあるわけではありません。
    ですが、だからこそ 毎日採血して自分の体で検証する実験は面白いのです。

    現段階での結論。

    「餃子はやべー(=中性脂肪が上がりやすい)」

    これからも、こうした身近な食べ物と採血データを結びつけていきたいと思います。

  • 土日で計4件、福岡食べ歩き後の採血結果

    8/18

    2日間で計4軒の食べ歩き

    16日はイタリアンを堪能し、〆はフレンチ屋台。
    17日はランチにナポリピッツァ、夜は鮨。

    なかなか福岡に行く機会がないので、この2日間は思う存分に美味しいものを食べ尽くしました。
    その後に迎えた採血。正直、結果を見るのが怖かったです。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.6 → 7.7
    • 中性脂肪(TG):169 → 150
    • 肝臓・腎臓:異常なし

    「意外と上がらなかった」と考えるべきか、それとも「高止まりしている」と捉えるべきか…。
    解釈が難しいところです。

    尿酸値について

    大きな変化はなく 7台をキープ
    これは一見安心ですが、「高止まり」というのが正しい表現でしょう。

    鮨やピッツァにはプリン体や糖質が含まれており、さらに日本酒・ワインといったアルコールも加われば、尿酸値は上がる要因が揃っていました。
    それでも大きく跳ねなかったのは、今回の食事の量やバランス、そしてアルコールの摂取量が影響したのかもしれません。

    中性脂肪について

    予想外だったのはTG。
    「ピザ+鮨」と炭水化物が続いたので上がると思っていましたが、結果はむしろ 150まで低下

    なぜか?

    ここで比較対象になるのが、以前の「一心鮨」。

    • 一心鮨では13貫+ワインペアリング
    • 今回のみむろ鮨では11貫+日本酒少々

    明らかに今回の方がアルコール摂取量は控えめでした。

    アルコールと中性脂肪の関係

    アルコールは交感神経を刺激し、脂肪組織から血中へ 遊離脂肪酸(FFA) を放出させます。
    このFFAが肝臓に取り込まれ、TG合成の材料となります。

    さらにワインや日本酒といった醸造酒は糖質を多く含み、酢飯の糖質と合わされば糖質過剰となり、中性脂肪に変換されやすい。
    つまり「お酒+酢飯」の組み合わせがTG上昇の強烈なトリガーになるのです。

    今回はアルコールの量が控えめだった分、TGが思ったほど上がらなかったと考えられます。

    私の事情と一般の方へ

    ちなみに私は、中性脂肪を下げる薬を2剤内服しています。
    今回「150」と低めに書いていますが、薬を飲んでいても正常(149以下)には届いていません。
    裏を返せば、それだけ食生活の影響が強いということです😅

    健康診断で「中性脂肪が高い」と指摘されても放置している方。
    実際には、外食が続いた翌日に数値が大きく跳ね上がっている可能性があるのです。

    まとめ

    福岡での2日間4軒の食べ歩き。
    結果は――

    • 尿酸値:7台で高止まり
    • 中性脂肪:むしろ下がって150

    一見安心のように見えますが、これは「薬とアルコール量控えめ」に助けられた結果。
    生活習慣病を抱える世代にとって、外食とお酒が数値に直結する現実を、改めて感じました。

  • 人吉で出会った新しいお鮨屋さん「すし みむろ」

    8/17

    人吉といえば鰻の町

    熊本県の南部、人吉市。
    清流・球磨川に面したこの町は鰻で有名ですが、福岡からの帰り道、ここに新しくできた鮨屋に立ち寄ってきました。

    実はこのお店、宮崎市の名店「鮨かみむら」の大将が「美味しかった」と太鼓判を押していたとのこと。
    期待を胸に訪れてみました。

    コースの流れ

    ① 先付け

    • 小豆島のそうめん
    • 名残のじゅんさい
    • 走りのイクラ

    夏から秋に移り変わる季節を感じる前菜。

    ② 刺身

    • 昆布締めのキス(しょうが汁を添えて)
    • ヒラメ、縁側(3日熟成)

    丁寧な熟成で旨みが引き出され、しょうがの爽やかさが後味を引き締めます。

    ③ 焼き物

    • 銀だらの焼き物

    香ばしく脂のりも絶妙。日本酒が欲しくなる一品でした。

    ④ 煮物

    • ひやしばち(鶏肉を詰めたトマト、冬瓜、鮑)
    • 鳥の出汁の餡をかけて

    やさしい旨味の重なりが、涼やかで滋味深い皿でした。

    ⑤ 強肴

    • 北海道噴火湾の毛蟹
    • マンゴー

    意外な組み合わせですが、蟹の旨味にフルーツの甘さが合わさって不思議と心地よい。

    ⑥ 酒肴

    • 山形のだだちゃ豆
    • 北海道余市のあん肝

    濃厚なあん肝は地酒と抜群の相性。

    ⑦ 揚げ物

    • 骨抜きした鱧の天ぷら

    サクッと軽い衣にふんわり鱧。夏を感じる一皿。

    ⑧ 椀物

    • とうもろこしの冷たい擦り流し
    • 冷たい茶碗蒸し

    とうもろこしの甘さが際立ち、体をすっと冷やしてくれる心地よい料理でした。

    ⑨ 鮨

    • かすご
    • 漬け赤身マグロ(熱いシャリ)
    • 中トロ(熱いシャリ/カナダ産天然マグロ)
    • 天草のコハダ
    • 大分のヤリイカ
    • はまぐり(熱いシャリ)
    • イワシ
    • 40度で40分炊いたホタテ+柚子胡椒
    • 車海老
    • 北村さきウニ
    • 煮穴子(塩)
    • 玉子焼き

    シャリの温度や調理法に工夫が凝らされており、食べるたびに「大将のこだわり」が伝わってきます。

    日本酒とともに

    料理に合わせて日本酒を半合ずつ、計4種類。
    合計で2合ほどいただきました(実は1種類、写真を撮り忘れてしまいましたが…)。

    料理との相性を考えたセレクトで、食事がさらに豊かに。

    お会計と感想

    お会計は 15,000円
    この内容でこの価格はむしろリーズナブル。

    大将が食材の話を楽しそうに語りながら仕事をしており、その姿勢が空間全体を心地よくしていました。
    天草など地元の美味しい食材も随所に盛り込まれ、日本酒がつい進んでしまう構成。非常に満足度の高い時間でした。

    ちなみに途中から、大将の顔がなぜか 千鳥の大吾 にしか見えなくなってしまったのはここだけの話🤫

    まとめ

    人吉といえば鰻ですが、今後は「鮨」でも訪れる価値あり。
    地元食材と丁寧な仕事、そして大将の温かな人柄が光る新しい名店でした。

    点数 4.3点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 福岡でナポリ体験!ダ・ガエターノの暖簾分けのピッツァ職人がいる店「ピッツェリア・ダ・ガエターノ 薬院店」

    8/17

    世界で唯一許された暖簾分け

    ナポリ・イスキア島の名店 「ダ・ガエターノ」
    ピッツァの本場でも行列の絶えない有名店です。
    その暖簾分けを世界で唯一許された職人がいるお店が、なんと福岡にあるというので、ランチで行ってきました。

    店の雰囲気はまさにナポリ

    まずは雰囲気。これが最高でした!

    写真では伝わりにくいのですが、店内とテラスに境目がなく、開放的な空気が広がっています。
    雑多だけど居心地の良い雰囲気の中で、冷えたレモンジュースを片手にピッツァを待つ――もうこれだけで気分はナポリ。
    実際にナポリに行ったことはないけれど(笑)、雰囲気だけで「ここはほぼナポリだ!」と思わせてくれるお店でした。

    料理の数々

    桃と水牛モッツァレラのカプレーゼ

    まずは前菜。
    桃の甘みと水牛モッツァレラの濃厚さが合わさって、夏らしい爽やかな一皿。
    ワインが欲しくなる味わいでしたが、車だったので我慢…。

    ピッツァ「ガエターノ」

    そしてお待ちかねのピッツァ。
    お店の名前を冠した「ガエターノ」をオーダーしました。

    生地が抜群に美味しい!
    しっかり小麦の風味を感じながらも、軽くて食べやすい。
    ちょうど良いサイズ感なので、1人1枚ペロリといけます。
    これこそ本場のピッツァの醍醐味ですね。

    パスタ「パッケリ」

    南イタリアで定番の太めショートパスタ「パッケリ」もいただきました。
    モチモチとした食感が楽しく、濃厚なソースと相性抜群。
    ピッツァだけでなくパスタもレベルが高いのは、さすが本場仕込み。

    お会計

    今回のお会計は 10,934円
    ランチにしては少し贅沢ですが、このクオリティなら納得です。
    ナポリまで旅行することを考えれば、むしろ安いかもしれません。

    点数 4.4点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

    まとめ

    夜はさらに雰囲気が良いと聞くので、次はぜひワインと合わせて楽しみたいところ。
    わざわざ福岡に行ってまで食べる価値があるお店です。

    なぜなら、ここはただのイタリアンではなく――
    **「ナポリに旅行した気分になれる場所」**だから。

    雰囲気も、サービスも、味も、ここはまさにナポリそのものでした🥰

  • 福岡の夜は屋台で〆!大人気フレンチ屋台「レミさんち」

    8/16

    福岡といえば屋台

    福岡に来たら、やっぱり夜の〆は屋台。
    日本でもここまで屋台文化が根付いている都市は珍しく、福岡市内には常時100軒以上の屋台が営業しているといわれています。
    ラーメンやおでん、焼き鳥といった定番料理が並ぶ中、ひときわ異彩を放っているのが フレンチ屋台「レミさんち」 です。

    地元の人はもちろん、観光客もわざわざ足を運ぶ人気店。
    SNSでも頻繁に取り上げられ、「福岡の屋台でフレンチが楽しめる」というギャップが話題を呼んでいます。

    行列に並んでみた

    大通りには屋台が点々と並び、どこも活気があります。
    しかし、行列ができていたのは「レミさんち」だけ。
    ざっと見ても7〜8組待ちでした。

    それでも、並んでいる間にスタッフが注文を聞いてくれるため、着席後は料理の提供がとてもスムーズ。
    思ったより回転が早く、20分ほどで席に案内されました。

    「並ぶのはちょっと…」と敬遠しがちな私でも、この仕組みなら待ち時間のストレスは少なく感じました。

    屋台とは思えない雰囲気

    席に着くと、陽気なフランス人シェフとスタッフが笑顔で迎えてくれます。
    お客さんとの会話は軽快で、自然とその場の雰囲気に溶け込める心地よさ。

    普通の屋台といえば、狭いカウンターに肩を寄せ合い、ラーメンや焼き鳥を黙々と食べるイメージ。
    しかし「レミさんち」はまるでフランスのビストロ。
    屋台の形式を取りながらも、料理・雰囲気ともに新しい体験をさせてくれる稀有な存在でした。

    注文したもの

    この日はシンプルに、以下の4品をいただきました。

    • ハウスワイン(白)
    • 鳥のコンフィ
    • エスカルゴ
    • パン

    どれも屋台で出てくるレベルをはるかに超えており、「これが屋台で食べられるのか!」と驚く美味しさ。
    特に鳥のコンフィは皮がパリッと香ばしく、中はしっとり。
    ワインと合わせると、気取らないのに贅沢なひとときが味わえます。

    お会計とコスパ

    気になるお会計は 3,500円
    この雰囲気、料理、そしてワインまで楽しんでこの価格。
    人気が出るのも当然だと納得しました。

    普通ならビストロやレストランで食べるクオリティの料理を、屋台でこの価格で味わえるのですから、コスパの高さは言うまでもありません。

    屋台×フレンチという価値

    福岡の屋台といえば「安くて気軽に」というイメージがありますが、「レミさんち」はそれに加えて「ここでしか体験できない特別感」があります。

    • 屋台ならではのオープンな雰囲気
    • フランス人シェフが織りなすビストロ料理
    • ワインを片手に、肩肘張らずに楽しめるカジュアルさ

    この三拍子が揃うのは唯一無二。
    「次もまた行きたい」と自然に思わせてくれるお店でした。

    まとめ

    春や秋の心地よい季節に訪れれば、最高の屋台体験になること間違いなし。
    福岡の夜を〆るのにぴったりの一軒であり、行列に並ぶ価値は十分にあります。

    屋台とフレンチの融合――。
    その魅力を存分に味わえる「レミさんち」、福岡に来たらぜひ一度体験してみてください🥰

  • 福岡・天神で出会った絶品レストラン「KYuNii(キュウニイ)」

    8/16

    宮崎市の老舗洋食屋「らんぷ亭」のシェフから「福岡に美味しいお店を見つけたよ」と聞き、早速訪れてきました。
    結論から言うと――近くにあれば間違いなく通いたくなる名店でした。

    コース内容

    ① 前菜

    • 生ハムと水茄子
    • とうもろこしをすりおろして練り固めたフリット
    • 80℃で低温調理した牡蠣のガスパチョ

    特に印象に残ったのは とうもろこしのフリット
    バターとキャビアの塩味だけで、とうもろこし本来の甘みが際立ち、驚くほど美味しかったです。

    ② 魚料理①

    • 皮を炙ったハカツオ
    • 焼きなすと葡萄
    • 松の実のソース

    カツオと葡萄の組み合わせは初体験でしたが、意外なほど相性抜群。

    ③ 魚料理②

    • 皮を焼いた甘鯛
    • あさりなど魚介のコンソメ
    • オクラ、ドライトマト、ズッキーニのグリル

    旨味の層が深く、スープの一口ごとに素材の力を感じました。

    ④ パスタ

    • 炭火焼した鮎とルッコラのパスタ

    これも絶品。
    残ったスープをパンで最後の一滴まで味わってしまいました。

    ⑤ メイン

    • 宮城で放牧されたマンガリッツァ豚のグリル(ハンガリーの国宝豚)
    • 万願寺とうがらし
    • ワインとマスタードのソース

    豚の旨みと脂の甘みが際立ち、合わせたグルナッシュワインと抜群のマリアージュ。

    ⑥ デザート

    • 桃とバニラジェラート
    • すもものソース

    爽やかな酸味と甘みで、最後まで幸せな気持ちになれました。

    ワインペアリング

    それぞれの皿に合わせたワインを楽しみ、最後はエスプレッソとグラッパで締め。
    ワインペアリングの妙も含め、非常に完成度の高いディナーでした。

    お会計

    13,600円

    このクオリティでこの価格。
    「天神に住んでいたら確実に通っている」と思える素晴らしいレストランでした。

    点数 4.2点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない