月: 2025年11月

  • “ちょうどいい”黒牛で“ちょうどいい”満足感

    普段使いにぴったりな焼肉屋さんといえば、『黒牛』!

    贅沢したいと気合いを入れて行く焼肉ではなく、ちょっと外で食べたい、安いとこじゃなくしっかり美味しいものを食べたい。そんな時に“ちょうどいい”お店が黒牛。店内は木調のテーブルで照明が柔らかく、グループでも一人でも安心感がある作り。席に着くと、まずはお酒。ここは飲み放題が1500円である。嬉しいねぇ。ただビールは「金麦(発泡酒)」。でもそれでいいのよ。値段を気にせずガブガブ飲めるなら金麦で十分!

    注文はまず、キムチ盛り合わせ。黒牛のキムチは酸味が抑えられていて食べやすい。旨みがしっかりある主役になるキムチじゃなく、焼肉の脇役としてピタリとハマるサッパリなタイプ。肉食べてキムチで口をリフレッシュ。キムチが足りなくなり白菜キムチを追加しました。

    そしてメインのお肉。何度も来ていろんなお肉を頼んで辿り着いたのは結局「赤身6種盛り」。内容はハラミ・上ロース・ツラミ・カイノミ・ランプ・ウワミスジという構成。珍しい部位がそれぞれ1切れずつ入っているので、「色々食べたいけど量は少なくていい」という私のわがままにピッタリ。しかも“赤身”という言葉が付いているのに、なぜか「上ロース」「ハラミ」も含まれており、程よい脂もちゃんと楽しめるバランス感。赤身だけじゃ物足りない、少し脂も欲しい…という欲求に応えてくれます。

    それに加えて、私としては外せない「ネギ塩牛タン」と「せせり(塩)」。薄切りの牛タンにネギを巻いてネギを蒸す感じで食べる。ネギの辛味がいいアクセント。そしてせせりは、首回りの部位だから噛みごたえ・旨み共に満足度高め。なのに安い。毎回なんだかんだで頼んじゃう。

    最後に、今回はタンが美味しかったので、もう1回タンをオーダー。ちょっと変えて「特選タン元」。ここでなぜかネギ塩が付いてきたのはおそらく店員さんの手違い(でも結果オーライで美味しく頂きました)。

    今回も大満足。お腹いっぱいで気持ちのいい夜風を感じながら帰路につきました。

    今回のオーダーリスト

    • キムチ盛り合わせ
    • せせり(塩)
    • ネギ塩牛タン
    • 赤身6種盛り(ハラミ/上ロース/ツラミ/カイノミ/ランプ/ウワミスジ)
    • 白菜キムチ(追加)
    • 特選タン元(+ネギ追加)

    この黒牛の「ちょうど良さ」が気に入っています。高級すぎず、でも味も確かで、使い勝手も良い。焼肉好きは出費が気になるところ。黒牛なら生活に取り入れやすい“外食焼肉”として活躍するはず。

    採血データ観察:前日焼肉のその後

    今回、焼肉。焼肉を食べる前の採血データと食べた翌日の採血データを観察しました。

    • 尿酸値(UA):6.6 → 6.4(mg/dL)
    • 中性脂肪(TG):178 → 178(mg/dL)

    まず、尿酸値が 6.6→6.4 と少し下がっていたのは嬉しい驚きでした。しっかりお肉を食べたにもかかわらず下がるというのは、水分摂取が多く尿で尿酸がうまく排泄されたのが功を奏したのかもしれませんが、まぁ薬の影響も大きいだろう。

    推定プリン体量

    今回のお肉メニューについて、部位別にプリン体含有量の目安を整理し、「だいたいどれくらい摂ったかな?」という予想を立てます(あくまで“予想値”です)。

    それぞれ1切れ=だいたい50g(かなり控えめに)食べたとしたら:

    • せせり100 g → 約 135 mg(予想)
    • ネギ塩牛タン100 g → 約 90 mg
    • ハラミ50g → 50 mg
    • 上ロース50g → 45 mg
    • ツラミ50g → 50 mg
    • カイノミ50g → ~47.5 mg
    • ランプ50g → ~55 mg
    • ウワミスジ50g → ~50 mg
    • タン元50g → ~47.5 mg

    合計すると、お肉だけで 約500 mg程度 のプリン体摂取と“予想”できます。キムチや野菜・発泡酒(プリン体数値としては発泡酒は低め:発泡酒100 mLあたり約3 mg程度との報告あり) なので、全体としてはそれ+αと考えられます。

    1回の食事でプリン体が500mgを超えると多い部類です。なのに翌日の尿酸値6.6から6.4に下がった。「これだけ食べた割には尿酸値が下がった」という事実は面白いです。

    一方で、中性脂肪は 178→178 と変化なし。これも面白いデータではある。赤身肉だけでなく脂っこめの上ロース・ハラミ・タン元を食べたこと、ご飯中も食べた。なのに上がらなかった。まぁ薬で下げてるのに高いままを維持しているということなんだろうが。

    総括

    今回も満足度の高い焼肉でした。普段使いとして「味・価格・雰囲気」が“ちょうどいい”このお店にはやはり通いたくなります。そして、採血データの観察としても、「お肉をしっかり食べても必ずしも尿酸値、中性脂肪が上がるわけではない」というのも嬉しい驚きでした。

    本日のお店

    店名:黒牛(kuroushi)

    住所:宮崎県宮崎市吉村町浮之城甲7-3

    駐車場:有り

    電話番号:0985-41-9545

    営業時間:昼 11:00-14:00 夜 17:00-23:00

    定休日:不定休

    支払い:カード可、電子マネー可、QRコード可

    個室あり

    予約:食べログからネット予約可能

    ※現在は1時間半しか居れまえんよと言われます。

  • 一心鮨で鯨と間人蟹に浸る夜

    先日、常連さんから「鯨を食べるよー」とのお誘いを受けて、「一心鮨 光洋」さんへ伺いました。普段の訪問でも十分に魅力的な一心鮨ですが、常連さんが「鯨をお願いしてあるからね」と微笑む姿に、ただならぬ気配を感じずにはいられません。

    最初に出されたのは、季節感あふれる一皿。子持ち昆布に焼いたかますの味噌漬け、天然だこに天然の子持ち鮎。箸を入れると、身はふんわりと柔らかく、お腹に詰まった卵のプチプチとした食感が心地よいアクセントになっていました。

    続く赤貝の刺身は、コリッとした歯切れの良さと海の香りが一気に立ち上がり、序盤から鮨店としての本気が垣間見えます。

    そして、いよいよ待望の鯨料理。一皿目の赤身は、独特の旨味としっとりとした質感があり、噛むほどに広がる深い味わいが印象的でした。次に出されたトロの部分は、舌の上でほどけるような脂の甘みが特徴で、「鯨ってこんなにきれいな味だったのか」と意外性すら感じます。そして極めつけは“大トロ”に相当する、うね。きらきらと光を帯びた脂が見るからに濃厚なのに、口に入れると驚くほど軽く、後味はすっと消える潔さ。重さよりも香りの上品さが残る、圧巻の一品でした。

    合間にはネギトロ巻きが登場し、濃厚な鯨の余韻を程よく整えてくれるような役割を果たします。

    するとカウンターの奥から、大将が出してきたのは、まさかの間人蟹。ブランド蟹で、全国でもトップクラスの評価を受ける冬の王様です。炭火で炙られた腕やハサミは、殻を割った瞬間に湯気とともに甘い香りがたちのぼり、噛むと繊維がほろりとほどけます。炭の香ばしさと蟹の甘みが寄り添う幸福感は、まさに冬の贅沢そのもの。合わせた日本酒の燗酒は非常に美味かった。やっぱりつまみが美味いとお酒の美味しさが何倍にも感じられる。

    ここで鯨のおかわりをお願いしました。これが常連さんの特権かな笑 その特権を少しお裾分けしていただきました。2周目の赤身とトロ、うねを楽しんだあと、温かい“鯨のお椀”が供されました。お椀の中の鯨と合わせためんまが美味しかったなぁ。

    そして待ってましたの間人蟹の味噌!ほぐした身と味噌を和えた一皿は濃厚な香りに、深い味わい。バクバク食べたい気持ちをなんとか押し殺しちょっと残したものにシャリを混ぜてリゾットみたいに食べる。こんな贅沢なリゾットはないよね。反則級の美味しさでした。旨味と香りがひとつに溶け込んで、身体の奥まで温まるような満足感があります。

    ここからはお鮨。こんなに美味しい鯨や間人蟹のあとでもやっぱり主役はお鮨!と思わせてくれるのが一心鮨のお鮨。

    マグロ、イワシ、赤貝、金目鯛、イカ、やいとガツオ、車海老、シメサバ、穴子、干瓢巻き、そして玉子。

    10貫の流れは、ただ単に“美味しい”というのではなく、その日いただいた料理の締めくくりとして、味・温度・香りの調和がとてもよく考えられていました。特にやいとガツオの脂と身のバランス、最後の玉子のやさしい甘みが、物語の余韻のように心に残ります。常連さんが食べたい食材がある時にわざわざ一心鮨で食べる理由を、身をもって理解した夜でした。いつか私も、その領域へ…と密かな野望を抱きつつ帰路につきました。

    点数 4.8点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

    ■採血データの観察

    (※医学的助言ではなく、前日の食事と翌日の数値変化を“記録として眺めるだけ”のコーナーです)

    尿酸値(UA):6.1 → 6.6

    中性脂肪(TG):163 → 178

    尿酸値は+0.5と軽度の上昇でした。以前は1以上も上がることもあったため、今回は比較的落ち着いた変動です。食べたプリン体の量は蟹もあり鯨もあり(鯨は113mg/100gとプリン体がやや多い部類)と、いつも以上に尿酸が上がっていいはず。フェブリクの力はすごいね。尿酸値を気にせず食べられるようになったのは嬉しい。食事療法をやらなきゃいけないのは分かってるけど出来ない甲斐性なしの人間にはフェブリクは強い味方だ。

    中性脂肪は+15で微増。鯨の脂、大トロ級のうね、間人蟹の旨味、さらにお鮨10貫とおじや風のシャリなど、炭水化物と脂のバランスとしては少し“豊かめ”だったため、観察としては妥当な動きかなという印象です。特別なコースの翌日の数字としては、むしろ穏やかにまとまったほうかもしれません。中性脂肪を下げるパルもディアを内服してこれでですから薬がなかったらどんな数字になるのか、、、考えるだけで怖い。

    薬が減らせられるよう運動などの努力をしようと思いながらブログを書いてます。

  • 宮崎と京都の若手料理人のタッグが織りなす若き感性の饗宴

    宮崎の鮨屋「ひとつ」で行われた特別なイベントに伺ってきました。

    今回の主役は、京都・東山のミシュラン一つ星「東山吉寿」で料理主任を25歳という若さで任される内木場勇氏。そして宮崎の名店一心鮨の二番手で姉妹店「ひとつ」を任されている29歳の若き大将河原雄太氏。この若き2人のタッグでどんなコースが出来上がるのかワクワクが止まらない!

    最初の一皿は、ゆずの香りがふわりと広がる蕪蒸し。やわらかな口当たりの中にゆずの爽やかさが漂い、序盤から心地よい余韻を残します。

    続いて供された柿のフリットに切りたてのプロシュートを乗せたものは、秋らしい甘さと熟成の塩気が美しく調和し、軽やかで印象深い組み合わせでした。

    前菜三種はさらに個性豊か。あん肝とバケットは初めての組み合わせ。濃厚な旨みを洋風に寄せ芽ねぎがうまく機能してる。舞茸・菊花・春菊のおひたしは香りの繊細さが際立ちます。そこにほっくりとした銀杏が加わり、季節感たっぷりの構成でした。

    そして今回最も驚いたのが、地鶏のたたきの椀物(しじみ出汁)。肉を椀に使うことは“禁じ手”とされがちですが、しじみの透明感ある旨みを壊すことなく、優しい香り立ちの中に地鶏の風味が静かに溶け込んでいました。若手ならではの大胆さと計算された緻密さという相反するものを同時に感じる挑戦的な一杯です。

    ここからは鮨が続きます。ヒラメ、イワシ、アオリイカ(柚子と塩)と正統派な握りが並んだ後、

    今回最も異彩を放ったのが、イタリアンパセリとブラックペッパーを混ぜたシャリに、一心鮨名物の車海老、さらにわさびの代わりのビスクソースを塗ったお鮨。洋の香りが刺激的に広がり、ビスクソースも相待ってエビの甘味が際立っていました。鮨の形をしてましたがこれはもう1品料理でした!

    その後に出た佐土原茄子の焼き浸しと京都の湯葉の野菜鮨の優しい味で一回口をリセット

    香ばしいカマスの炙りと続き、

    香茸を混ぜ込んだシャリに餡をまとわせた鰻の蒸し寿司は京都の郷土料理。

    個性あふれる数々の鮨の最後は鮨の主役のマグロ。漬けマグロに胡麻油で炒めたニラをのせた中華を意識した一品。ありそうでなかった味わいでした。

    和・洋・中の境界線を曖昧にしながら、鮨としての輪郭が崩れないとこがこの2人のすごいところ。その若さゆえの柔軟さに惹きこまれっぱなしの鮨でした。

    コースの〆は鯨と松茸、水菜のはりはり鍋。これは大阪あたりの郷土料理。これでもかと入った松茸の香りと鯨の癖がなんとも口触りのいいシャキシャキとした水菜と合わさり味わい深い一品でした。

    デザートは宮崎らしさがたっぷり。ココナッツプリンに、ブランデーの代わりに“百年の孤独”を使った遊び心満載のモンブラン。さらに宮崎の栗ビールを煮詰めたカラメルが加わり、土地の恵みと発想の豊かさが心地よい余韻を残してくれました。

    この夜は、ジャンルの境界を軽やかに超えながら鮨と結びつける、若手ならではの大胆さと瑞々しさが全開。京都の料理人が宮崎に来てともに作り上げた空気感も特別で、訪れることができて本当に良かったと感じるイベントでした。


    後半:採血データの観察記録

    今回の食事を受けて、翌朝に採血を行い、前日との比較をメモしておきます。

    • 尿酸値(UA)… 5.5 → 6.1
    • 中性脂肪(TG)… 145 → 163

    あん肝・車海老・鰻・鯨など、プリン体をやや多めに含む食材が複数あり、さらにビスクソースや胡麻油、プロシュートなど脂質も多いコース。そもそも鮨は炭水化物も多いしね。上がるのを覚悟して採血しました。翌朝の結果では、UA・TGともに穏やかに上昇してるのみ。食事内容のボリューム感を考えるとこんなもんか良かったぁという印象です。ま、薬を飲んでるからこれで済んでるんでしょうね。薬のおかげで尿酸値がどんどん上がっていく恐怖から解放されました笑

    今後も食事の内容をなるべく思い出しながら食べた感想とともに書いていき、ついでに程度に翌日の数値を観察していきます。

    点数 4.5点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 秋の贅沢、上海ガニを宮崎の高級中華『川』で心ゆくまで

    秋が深まってくると、どうしても恋しくなるものがあります。それが“上海ガニ”。

    どこで食べるか、、宮崎の高級中華といえば「川」さんが真っ先に思い浮かびます。

    今年もまた、濃厚な旨みを求めて足を運んでまいりました。お目当ては、もちろんオスとメスの食べ比べが組み込まれた季節限定コース。

    まず登場したのは、カマスと白子。上海ガニのお腹になってるところを焦らすかのよう。

    そして待ってましたの上海ガニの紹興酒漬け(メス)。とろりとした濃厚な身と味噌がぎゅっと詰まっていて、口に含むと紹興酒の甘い香りがふわっと広がります。ねっとりと舌に絡むあの食感…毎年のことながら、「ああ、秋が来たなぁ」と実感する瞬間です。

    そして、川といえばのよだれ鶏。ピリ辛で先ほどの紹興酒漬けの口を美味しくリセットしてくれる。

    続いて、上海ガニとフカヒレの白湯煮。目の前に運ばれた器には、気品ある白湯の香りとともに、堂々たるサイズのフカヒレが鎮座。箸を入れるとぷるんと揺れ、スープを吸った身がしっとりとほぐれます。上海ガニの甘みが白湯に溶け込み、深みのある旨味がじんわりと広がる一皿でした。余ったスープには細めの麺を入れていただくのですが、これがたまらなく美味しかった。

     さらに、松茸と佐土原茄子、そして上海ガニを巻き込んだ春巻きも登場。カリッとした皮の中から立ち上る香りに思わずため息が出ます。松茸の香り高さ、佐土原茄子の柔らかな甘み、カニの旨味が三位一体となり、秋の食材の魅力がぎゅっと凝縮されていました。

    コースの途中には、姫鯛の台湾バジル炒めや、鯛の甘酢かけといった魚料理で蟹で打ちのめされたお腹を休憩。どれも軽やかで、上海ガニの重厚な旨みを引き立てるバランスの良さを感じます。とくに台湾バジルの香りは姫鯛の優しい脂にぴったりで、ワインが進む進む。

     そしていよいよ、本日の主役“上海ガニのオスとメスの食べ比べ”。テーブルに並んだ甲羅を見て、縦に盛り付けられたのがオス。横がメス。見ているだけでわくわくしてしまいます。濃厚さの違いなのか、香りのニュアンスなのか、「なんとなく違う気がする…よね?」とワイン片手に盛り上がる時間もまた楽しいもの。明確な差を語るというより、仲間とワイワイ言いながら味わうのが、この食べ比べの醍醐味なのかもしれません。結局内子が1番うまい笑

     〆は、上海ガニの餡掛けチャーハン。ふわりと香る蟹の香りに、しっとりと馴染む餡。最後の最後まで上海ガニ尽くしで、贅沢な余韻に浸りながらゆっくりとスプーンを運びました。

    デザートには塩杏仁豆腐と、季節のフルーツに金木犀のジュレを添えた一皿。甘さ控えめの杏仁がさっぱりと口を整え、金木犀の香りがふんわりと締めくくってくれました。

     今年も秋の楽しみを、しっかりと満喫できた夜でした。

    採血データ観察

     さて、今回のコースは上海ガニのオンパレードでありご想像の通り、結果は悪化してました。採血データは、

    UA6.1 → 7.5、TG132 → 65

    という結果となりました。尿酸値はしっかり上がっていますが、これだけ蟹をいただけば、内服治療中とはいえ上がるのはしょうがない。中性脂肪はむしろ穏やかに低下しており、油が多い印象の中華のコースでチャーハンまで食べて、こうした動きになるのも面白いところです。

    点数 4.5点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

  • 【白トリュフ香る晩秋の夜】イルソリーゾで一年に一度の贅沢を

    前半:白トリュフの香りに包まれて

    一年に一度、自分へのご褒美のように贅沢な1日があります。

    それは――白トリュフを味わう夜。

    宮崎の名店「イルソリーゾ」で過ごす特別な時間です。

    いつものように、最初は4種類の前菜からスタート。

    繊細に組み立てられた小皿が、胃も心も「準備完了」と語りかけてくるようです。

    2皿目にして早くも登場した主役――白トリュフ。

    ガラスケースが開かれた瞬間、店内に広がるあの独特の香気。

    土のようでいて、そしてほんの少し甘い。

    一度この香りを経験してしまうと、黒トリュフにはもう戻れません。

    料理は、チーズを詰めた鴨の肉団子に、鹿や魚、香味野菜など“廃材”で丁寧にとったコンソメを注ぎ、そこへ白トリュフがたっぷりと削られていく。

    旨味が掛け算ではなく、まるで乗数的に膨らんでいく感覚です。

    もうたまらん。

    イカと生しらすにグリルしたズッキーニを合わせた一皿、これも素晴らしかった。

    ルッコラとイカ墨の2種類のソースと絡む瞬間、舌の上で旨味がふわりと広がり、思わずため息がこぼれます。

    続くジャガイモのラビオリもまた、驚くほど滑らかで、食べ慣れているような味なのに深い味わい。

    そして、また登場する白トリュフ。合わせる料理は黄色い卵麺のタリアテッレ。

    シンプルなパスタに白トリュフが削られると、香りの魔法が完成します。

    バターのまろやかさとトリュフの芳香が、互いを引き立てながら溶け合い、思わず静かに目を閉じて味わってしまうほど。

    足赤海老の一皿で白トリュフの余韻をいったん断ち切り、

    炭火で香ばしく焼き上げた蝦夷の若鹿の肉が登場。上品なコースに野性味が加わり、まさに緩急の妙。柔らかく、それでいて力強い赤身の旨味が印象的でした。そこにここでも白トリュフ!力強い鹿肉でも負けない白トリュフの香り。戦わず手を取り合って美味しさを引き上げるイメージ。

    そして締めくくりは、白トリュフのリゾット。

    やはり日本人にとって、白トリュフと米の組み合わせは格別です。

    噛むほどに広がる香り、舌に残るミルキーな余韻――

    この一皿のために、一年間待ってよかったと心から思いました。

    デザートは金木犀のジュレを添えたセミフレッド。

    秋の香りが優しく鼻をくすぐり、心地よくコースを締めくくってくれました。

    合わせたワインは1983年のブルゴーニュ。

    42年という時間が生んだ熟成香は、白トリュフの香りと見事に調和。まさにマリアージュ。

    コースの最初から最後まで、食事もお酒も香りの余韻が続くような今年も香り高い贅沢なディナーでした。

    後半:採血データ観察メモ

    採血日は食事当日(11/10)と翌日(11/11)。

    • 尿酸値(UA):6.1 → 6.1
    • 中性脂肪(TG):170 → 132

    鴨肉、しらす、鹿肉などプリン体を多く含む食材が並びましたが、尿酸値は変化なし。薬の効果を改めて実感します。

    また、バターなど脂質が多く、パスタなど炭水化物を多く含むコースでしたが、中性脂肪も翌日にはむしろ低下。

    美味しい食事でデータも安定しているなんて嬉しい結果でした。毎回こうならいいのに笑

    「これだけの贅沢をしても、数値に悪影響なし」――

    そう思うと、心まで満たされるような安心感があります。

    一年に一度のご褒美は、味覚だけでなくデータ的にも文句なしでした。

  • 宮崎「焼鳥 煌」—希少部位が揃う贅沢な串コース

    今夜は宮崎市の人気焼き鳥店「煌(てる)」へ。

    お寿司屋さんを思わせるカウンターがあり、そこにお寿司さながら焼き鳥が一串一串出てくる。そんな雰囲気でいただくコースは6,800円。最近の高級焼き鳥店では1万円を超えることも珍しくない中で、この価格でこの内容はかなりの良心的設定だと思う。

    まず提供されたのは梅の茶碗蒸し。優しい出汁の香りに、梅の酸味がほんのりと広がる。鶏の旨味を引き立てる控えめな酸味で、あんまりない組み合わせの美味しさに最初の一口から心を掴まれる。

    続いて、しっとりと仕上げられたむね肉の漬け。淡白なむね肉に、旨味を引き出す下味がしっかりと入っていて、ひと噛みごとに出汁の風味が滲む。

    そこから串の世界へ。「振り袖」、「皮」、「そり」といった部位が続く。特にそりは、ほどよい弾力と脂の香りが絶妙で、噛むほどに甘みが増していく。

    箸休めの梅きゅうりは、濃厚な焼き鳥の合間にぴったり。梅の塩味が口の中をすっとリセットしてくれる。

    そして地頭鶏もも肉のたたき。表面は香ばしく、中はしっとりとレア。地鶏ならではの弾力がありながらも、火入れが絶妙で生臭さは一切ない。鶏の香りが口の中に広がる。

    串はさらに進み、「ねぎま」、「ハツ」、「ささみ(わさび・梅)」と続く。ささみはとろけるほど柔らかく、わさびの清涼感と梅の酸味、それぞれが別の魅力を引き出していた。

    レバーパテは濃厚で、バゲットとの相性も抜群。滑らかな舌触りで、焼き鳥が続く口の中を心地よくリセットしてくれる。

    手羽は皮目がパリッと香ばしく、塩加減が絶妙。骨の周りまできれいに食べたくなる美味しさだった。

    そこからさらに驚かされたのが背肝(腎臓)。ふんわりとした食感。希少部位ながら丁寧に仕込まれており、結構脂がありこってりの中にホルモンならではのクセもあり食べ応えのある一串。

    サイドメニューを眺めてて思わず追加した地鶏のメンチカツ(カレー塩)。衣はサクッと軽く、中は肉汁たっぷり。カレー塩の香ばしさが地鶏の旨味をさらに引き立ててくれる。

    最後の串は、「砂肝」。分厚く切り分けられた砂肝はゴリゴリと心地よい食感で久しぶりにこんな美味しい砂肝食べたなと印象深かった。

    コースの余韻のまま、追加で「セセリ」、「ちょうちん」、「さえずり」、「レバー」を注文。どの串も個性が際立っていた。特にちょうちんのとろりとした黄身の甘み、さえずりのコリコリ感は、希少部位好きにはたまらない。

    締めにはそぼろめし(追加)と鳥スープ。優しい味わいで、コースの余韻をじんわりと締めてくれた。

    どの料理も手間を惜しまず、素材の持ち味を最大限に引き出しており、「この値段でこれだけの内容を味わえるのか」と感動してしまう。宮崎で本格的な焼き鳥を堪能したい方には、ぜひおすすめしたいお店だ。値段、雰囲気、味の総合力で非常に満足できるお店です。

    【採血データ観察】

    今回の採血は、食事前の土曜日(当日)と2日後の月曜日の2回。

    数値は以下の通り。

    • UA(尿酸値):7.0 → 6.1
    • TG(中性脂肪):135 → 170

    尿酸値が久しぶりに「6台」に下がっていて、正直かなり嬉しい。

    とはいえ、これは食事の影響ではない。努力してない人間が数字を下げることができたのは薬を始めたから。フェブリク10mgを飲み始めました。少量の服用ながら、しっかり下がって一安心。

    一方、中性脂肪がやや上昇していたのは、翌日の日曜日に食べたマクドナルドのポテトLの影響が大きそう。糖質、脂質の多いファストフードは、やはり数値に反映されやすいと改めて実感した。

    それでも、全体としてはバランスの良い結果。焼き鳥中心の食事は、部位によって脂の量が異なるものの、地鶏を炭火で焼くことで余分な脂が落ち、想像よりも軽やかに感じた。フェブリク開始後の初回データとして、今後の変化を見るのが楽しみである。

  • 金曜の夜、カプリチョーザでお気軽にイタリア気分

    金曜の夜、久しぶりに外食の気分。

    前から気になっていたこれまで行ったことのないイタリアンのチェーン店「カプリチョーザ」へ行ってみました。

    お笑いコンビ・千鳥の大吾さんが「今でも行く大好きなお店」と話していたので、そりゃ行かなきゃって思うでしょ?初めて足を踏み入れました。

    店内に入ると、まさかの満席。人気あるんだねぇ。

    大きなピザ窯がありチェーン店とはいえ本格的なピザが食べられる予感。

    家族連れも多く、学生グループやカップルもちらほら。どのテーブルからも笑い声が聞こえてきて、まさに“陽気なイタリアの食卓”そのものといった雰囲気です。

    最初に頼んだのは、名物の「ライスコロッケ」。

    メニュー写真では可愛らしいサイズかと思いきや、運ばれてきたのは想像の倍ほどの大きさ。

    ナイフを入れると、サクッという衣の音のあとに、トマトソースの香りがふわっと立ち上がります。

    外側の揚げ目はカリカリで、少し“おこげ”のような香ばしさ。中は熱々のチーズがとろけるように糸を引きます。素朴ながら満足感のある一皿でした。

    続いて、「トマトとニンニクのスパゲティ」。

    これがまた、驚くほどシンプルで力強い味。

    たっぷり入ったニンニクがトマトソースに深みを与え、香りだけで食欲をそそります。

    オリーブオイルのコクがしっかりしていて、塩加減もちょうど良い。

    思わず「これ、家で再現できないかな」と考えながらフォークをくるくる。

    そして〆に頼んだのは、店名を冠した「カプリチョーザ」ピザ。

    トマトソースにナスと玉ねぎというあまり見かけない具材が散らされています。

    ナスが入ったピザは少し珍しいですが、ジューシーで香ばしいナスがチーズとよく合う。

    カリッと焼けた薄めの生地にワインを合わせると、気取らない幸福感に包まれます。

    全体的に「チェーン店とは思えない」満足度。

    気取らずにパスタやピザ、ワインを楽しみたいとき、ふと立ち寄りたくなる温かさがありました。

    価格も手頃で、次は友人を誘ってシェアメニューをいろいろ試してみたくなりました。

    点数 3点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

    採血観察記録:炭水化物祭りの翌朝

    今回の採血データは、「カプリチョーザに行った前日」と「翌朝」を比較したものです。

    食事内容は、ライスコロッケ・パスタ・ピザと、見事に炭水化物づくし。

    食後の満腹感とともに、「さて、翌日の中性脂肪はどうなるかしら」と少しドキドキしながら翌朝の測定に臨みました。

    指標前日翌日変化
    尿酸値9.98.0↓1.9
    中性脂肪124153↑29

    尿酸値は下がりました。それでもまだ高めではありますが、今回のピザやパスタにはプリン体は多くないので下がってよかった。

    一方、中性脂肪はやや上昇。

    パスタやピザの糖質を考えると、もう少し上がるかと思っていたのですが、意外にも微増にとどまりました。

    ワインを軽く1杯だけにしたことや、揚げ物の量が控えめだったことが影響したのかもしれません。

    いずれにしても、炭水化物中心の食事にしては穏やかな数値変化でした。

    今回は、脂質よりも糖質がメインの夕食だったため、翌朝の中性脂肪上昇が心配でしたが、上昇幅は緩やかだったので今後も心置きなくイタリアンを食べに行けそうです。

    こうして自分の血液データを見ながら食体験を振り返ると、

    “体の中で何が起きているか”を、まるで実験のように眺めることができます。

    次回はもう少し野菜の多いイタリアンを選び、またデータの変化を観察してみたいと思います。