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最近、本当に分からなくなってきました。どんな食事をしたら尿酸値が上がるのか。外食をして「今日は上がるだろうな」と思っても意外と変化がなく、逆に自炊で節制したつもりの日に大きく上がったり。教科書的な理屈では説明がつかないことが続いています。
コナズ珈琲の翌日採血
さて、今回の採血データはこちら。

- 尿酸値(UA):7.8 → 8.7
- 中性脂肪(TG):83 → 149
中性脂肪は上昇しましたが、基準値の範囲内。問題視すべきはやはり尿酸値。ついに8.7まで跳ね上がり、過去の中でもかなり高い数値となってしまいました。
「唐揚げとカレーくらいしか食べていないのに…」と思ったのですが、冷静に振り返ると原因はしっかり存在しました。
レバーをしっかり食べていた
昼食に「ホルモンやまき」の真似事をして、レバーを結構食べていました。
プリン体含有量を確認すると以下の通りです。
- 牛レバー:約220mg / 100g
- 鶏レバー:約312mg / 100g
今回食べた量は200g程度。単純計算で 約530mgのプリン体 を摂取したことになります。
日本痛風・尿酸核酸学会が定める1日のプリン体摂取目安は400mg以下。つまり、明らかにオーバーしています。ただし、数字だけを見れば「少し超えた程度」。理論上、これだけで尿酸値が7.8から8.7に爆増する説明にはなりません。
蓄積効果とタイミングの問題
今回の尿酸値上昇を考えるうえで重要なのは「連日の摂取」と「体内処理のタイミング」。
福岡での食べ歩き旅行以来、肉や魚、鮨などプリン体を多く含む食事が続いていました。その結果、体内ではプリン体の分解・排泄が追いつかず、余剰が蓄積していた可能性があります。そこにレバー200gという“追い打ち”をかけたことで、翌日の数値として一気に表面化した、と考えられます。
つまり、尿酸値は「昨日食べたものだけで決まる」のではなく、「直近数日間の累積の結果」として現れているということです。
中性脂肪の変化について
一方、中性脂肪は83から149へ上昇。ただし基準値の範囲に収まっており、急激な上昇というほどではありません。原因はおそらく「カレー+唐揚げ」という炭水化物と脂質の組み合わせ。加えて、福岡から帰ってきて活動量が減ったことで代謝が鈍り、数値に表れたのだと思います。
ただ、中性脂肪は「前日の食事に直結しやすい」傾向があり、翌日には改善することも多いです。継続して高値が続かなければ、今回の変化は一過性と考えて良いでしょう。
健診で良い数字を出すには?
今回の結果から見えてきた教訓は明確です。
「健診の前日だけ控えれば大丈夫」という考えは甘い。
尿酸値はプリン体の摂取から半日〜翌日に影響が出るとされていますが、実際には2日以上経ってから反映されるケースも多い。つまり、健診で良い数字を出したいなら、少なくとも数日前からプリン体摂取を意識的に減らす必要があるということです。
レバーや白子、あん肝などの内臓系は特に高プリン体食材。健診直前はもちろん、数日前から控えておくことが望ましいでしょう。
まとめ
コナズ珈琲の翌日の採血結果は、尿酸値が7.8から8.7へ上昇し、中性脂肪は83から149へと変動しました。直接の原因は昼に食べたレバー200gですが、それ以上に「福岡旅行以来の連日のプリン体摂取による蓄積」が大きく影響していたと考えられます。
尿酸値は決して「昨日食べたもの」だけで決まるのではなく、数日の積み重ねで変動する。だからこそ、健診を控えている人は前日だけでなく数日前からの食事を見直すことが大切です。
食べたいものは楽しみながらも、体のリズムや代謝を意識して工夫すること。その積み重ねが、尿酸値を安定させる鍵になるのだと思います。

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