9/26
昨日の夕食は、久しぶりに贅沢なラインナップでした。メインは 伊勢海老1尾 と ヤマタロウガニ1尾。さらにおつまみとして豚タン、炙りユッケ、アジフライを少しずつ。豪華な食材が並んだ食卓に大満足でしたが、頭の片隅には「プリン体的に見たら危ないかも?」という不安も…。
そこで、実際にプリン体量を計算し、翌朝の採血データと照らし合わせて考察してみました。
① プリン体量の計算
文献データをもとに可食部と含有量を整理すると、以下のようになります。
伊勢海老(1尾500g)
- 可食部:約150g
- プリン体含有量:100mg/100g
→ 約150mg
ヤマタロウガニ(1尾200g)
- 身:35g × 110mg/100g ≈ 39mg
- ミソ:15g × 160mg/100g ≈ 24mg
→ 合計:約63mg
伊勢海老+ヤマタロウガニ 合計:213mg
ここにおつまみを加算すると、
- 豚タン(50g):約50mg
- 炙りユッケ(50g):約50mg
- アジフライ(50g):約80mg
→ おかず合計:約180mg
総合計:約393mg
日本痛風・尿酸核酸学会が推奨する「1日のプリン体摂取量400mg以下」にほぼピッタリ。計算上はギリギリ“セーフ”の範囲でした。
② 翌日の採血データ
さて、気になる翌朝の採血結果は以下の通りです。

- 尿酸値(UA):7.8 → 8.7 mg/dL
- 中性脂肪(TG):112 → 104 mg/dL
中性脂肪はむしろ改善。しかし尿酸値は +0.9の急上昇。予想を大きく上回る変化でした。
③ なぜ急上昇したのか?
計算上は「摂取目安ギリギリ」で済んでいたのに、実際には大幅に上がってしまった理由を考えてみます。
- 運動不足
最近ウォーキングを再開できておらず、尿酸の排泄能が落ちている可能性。運動は腎臓の血流を改善し、尿酸排泄を助けます。 - 夕食のボリューム
豪華な料理を前にしてつい食べ過ぎたことも影響。高たんぱく・高エネルギーの食事は代謝を通じて尿酸産生を増やす可能性があります。 - アルコール摂取
ビールや日本酒、シャンパンなどを合わせて飲んだため、アルコールが尿酸の排泄を妨げたのも大きな要因。特にアルコールは「尿酸を作る量を増やし」「排泄を減らす」という二重の作用があります。
④ プリン体だけでは説明できない
今回のデータから学べるのは、「プリン体量だけで判断しても不十分」ということ。
確かに計算上は400mg以内に収まっていましたが、尿酸値は大きく上昇しました。
結局のところ、尿酸値を左右するのは
- プリン体摂取量
- アルコール摂取量
- 運動習慣(排泄能)
- 水分摂取量
といった 生活習慣全体のバランス です。
⑤ まとめ
- 伊勢海老(約150mg)+ヤマタロウガニ(約63mg)=213mg
- 豚タン・ユッケ・アジフライを加えて合計約393mg(上限ギリギリ)
- 翌朝の尿酸値は 7.8 → 8.7 mg/dL に上昇
- 中性脂肪は112 → 104 mg/dLと改善
- 原因は運動不足、アルコール摂取、食事量の多さが重なった可能性
「プリン体だけで考えるとセーフ」でも、体は正直でした。
今日からこそ運動を取り入れて、筋トレやウォーキングを再開します。尿酸値を下げながら、同時に“カッコいい体”を目指して💪✨
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