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① 食べたもの紹介
昨日は久しぶりに外食ではなく、自炊の晩ごはんでした。
スーパーで偶然見つけた「河豚の一夜干し」。おつとめ品で390円!普段はなかなか手が出せない河豚ですが、この値段なら迷う理由はありません。
焼いてみると、身はぎゅっと締まり、噛むほどに旨味が広がります。干物ならではの凝縮感があり、日本酒にもビールにも合う。シンプルながら贅沢感を味わえる一皿でした。
この日の献立は、
- 河豚の一夜干し
- ご飯
- おでん(大根・こんにゃく少々)
- きゅうりの生キムチ
プリン体が多そうなのは河豚くらいで、他は比較的安心なラインナップに思えます。
② 翌日の採血データ
気になる翌朝の採血結果は以下の通り。

- 尿酸値(UA):7.6 → 7.8 mg/dL
- 中性脂肪(TG):107 → 200 mg/dL
尿酸値はわずかに上昇。中性脂肪は一気に200まで上がってしまいました。
「控えめな自炊メニューだったのに…なぜ?」と首をかしげる結果です。
③ 考察:河豚とプリン体
尿酸値を上げる最大の要因はやはり プリン体摂取量。
河豚に関しては、データが限られています。比較的よく知られているのは 白子(精巣) のプリン体含有量で、100gあたり約300mgと非常に高値です。これは痛風患者さんにとっては注意すべき食品に分類されます。
一方で、河豚の「身の部分」のプリン体量に関しては、はっきりしたデータは見つかりません。ただ、白身魚一般の可食部はおおよそ 50〜100mg/100g 程度が多いので、河豚の身もその範囲に収まると推測できます。
ただし今回食べたのは 干物。水分が抜けている分、栄養素や風味が濃縮されるように、プリン体も相対的に高くなっていた可能性があります。結果として、通常の白身魚よりも尿酸値に影響したのかもしれません。
④ 中性脂肪が大幅上昇した理由
尿酸値以上に驚いたのは 中性脂肪が200まで上がったこと。
考えられるのは、やはり ご飯の量。干物は塩気が強いため、自然とご飯が進んでしまったのだと思います。炭水化物は直接プリン体を含まないものの、肝臓で中性脂肪に変換されやすく、翌朝のTG値に如実に反映されます。
「おかずが控えめだから大丈夫」と思っても、白米をしっかり食べれば数値は簡単に跳ね上がる。これはこれまでのデータからも一貫している傾向ですね。
⑤ 最近の傾向
ここ最近、自炊をしても尿酸値が上がるケースが増えてきました。外食後は意外と下がる日もあるのに、自炊だからと安心した日のほうが結果が悪いことも。
これは単純に食材の問題だけではなく、尿酸排泄機能そのものが低下してきている可能性 を示唆しています。運動不足、水分摂取不足、あるいは季節的な要因なども複雑に絡んでいるのかもしれません。
⑥ まとめ
- 河豚の白子はプリン体300mg/100gと高いが、身の部分のデータは不明。干物では濃縮される可能性あり。
- 今回の採血では UA7.6 → 7.8 と微増。
- 中性脂肪はご飯の量が影響し 107 → 200 に急増。
- 「自炊=安全」とは限らず、食材選びや量に注意が必要。
- 最近は排泄能の低下も感じられ、運動や水分補給が今後の課題。
せっかく自炊したのに尿酸値が上がると、やや気持ちは萎えます。ただ、こうした小さな変動を積み重ねていくことで「本当に影響するのは何か」が見えてくるのも事実。
食事と血液データを紐づけて観察することが、健康を守りつつ「美味しいものも楽しむ」ための一番の近道になるはずです。
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