医者が飲んでいる薬、公開します。42歳Dr.Dのリアルな内服事情

はじめに

宮崎でクリニックを営む Dr.D です。
みなさん、「医者自身がどんな薬を飲んでいるのか」気になったことはありませんか?

私はこれまで月1回の採血検査を欠かさず続けてきました。理由はシンプルで、健康こそが最大の財産だと考えているからです。

アラフォー世代と生活習慣病

年齢を重ねて42歳。いわゆる「アラフォー」に差しかかる頃から、徐々に数値の異常が目立ち始めました。

  • 肝機能の上昇(いわゆる脂肪肝の兆候)
  • 尿酸値の上昇
  • 中性脂肪は300台(正常値の約2倍!)

医師として患者さんのデータを見慣れているからこそ、自分の採血結果が“完全に異常値”だとよくわかります。

サプリから薬へ

最初は「薬は飲みたくない」と思い、まずは**EPA製剤(青魚の油を精製したもの)**を選びました。医薬品として承認されているサプリメントのような存在で、“薬感”が少なく取り入れやすかったからです。

しかし、それだけでは思ったほど中性脂肪は下がらず…。血圧も測るたびに140〜150台を記録するようになりました。

「薬は嫌だ。でも、生活習慣病を放置して動脈硬化が進むのはもっと嫌だ」

そう考え、ついに本格的に薬を飲む決断をしました。

現在の内服薬

42歳の今、私が毎日服用している薬は以下の3種類です。

① エパデールEM 2g 2包 1× 朝
(EPA製剤/中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果)

② パルモディアXR 0.4g 1錠 1× 朝
(1日1回でOK、中性脂肪低下+HDLコレステロール上昇効果)

③ ザクラスLD 1錠 1× 朝
(ARB+カルシウム拮抗薬の合剤。2つの作用を組み合わせた強力な降圧薬)

この3種類を飲み始めてから、採血結果は「まずまず正常」のことが多くなりました。もちろん完全に安心とは言えませんが、薬によってコントロールできている状態です。

まとめ

私は薬が好きではありません。けれども、生活習慣病を放置すれば確実に動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞といったリスクが高まります。

だから私は、薬を必要な範囲で取り入れながら、大好きな外食も楽しむ人生を選びました。

このブログでは、私自身が実際に外食した翌日に採血を行い、食事と血液データのリアルな関係を記録していきます。

「医者なのにこんなもの食べてるの?」と思われるかもしれませんが、だからこそ伝えられることがあります。

外食を楽しみながら、どうすれば健康と向き合えるのか――。
これからも正直に書いていきますので、ぜひお付き合いください。

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