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福岡といえば屋台
福岡に来たら、やっぱり夜の〆は屋台。
日本でもここまで屋台文化が根付いている都市は珍しく、福岡市内には常時100軒以上の屋台が営業しているといわれています。
ラーメンやおでん、焼き鳥といった定番料理が並ぶ中、ひときわ異彩を放っているのが フレンチ屋台「レミさんち」 です。
地元の人はもちろん、観光客もわざわざ足を運ぶ人気店。
SNSでも頻繁に取り上げられ、「福岡の屋台でフレンチが楽しめる」というギャップが話題を呼んでいます。
行列に並んでみた
大通りには屋台が点々と並び、どこも活気があります。
しかし、行列ができていたのは「レミさんち」だけ。
ざっと見ても7〜8組待ちでした。
それでも、並んでいる間にスタッフが注文を聞いてくれるため、着席後は料理の提供がとてもスムーズ。
思ったより回転が早く、20分ほどで席に案内されました。
「並ぶのはちょっと…」と敬遠しがちな私でも、この仕組みなら待ち時間のストレスは少なく感じました。
屋台とは思えない雰囲気
席に着くと、陽気なフランス人シェフとスタッフが笑顔で迎えてくれます。
お客さんとの会話は軽快で、自然とその場の雰囲気に溶け込める心地よさ。
普通の屋台といえば、狭いカウンターに肩を寄せ合い、ラーメンや焼き鳥を黙々と食べるイメージ。
しかし「レミさんち」はまるでフランスのビストロ。
屋台の形式を取りながらも、料理・雰囲気ともに新しい体験をさせてくれる稀有な存在でした。
注文したもの
この日はシンプルに、以下の4品をいただきました。
- ハウスワイン(白)
- 鳥のコンフィ
- エスカルゴ
- パン
どれも屋台で出てくるレベルをはるかに超えており、「これが屋台で食べられるのか!」と驚く美味しさ。
特に鳥のコンフィは皮がパリッと香ばしく、中はしっとり。
ワインと合わせると、気取らないのに贅沢なひとときが味わえます。
お会計とコスパ
気になるお会計は 3,500円。
この雰囲気、料理、そしてワインまで楽しんでこの価格。
人気が出るのも当然だと納得しました。
普通ならビストロやレストランで食べるクオリティの料理を、屋台でこの価格で味わえるのですから、コスパの高さは言うまでもありません。
屋台×フレンチという価値
福岡の屋台といえば「安くて気軽に」というイメージがありますが、「レミさんち」はそれに加えて「ここでしか体験できない特別感」があります。
- 屋台ならではのオープンな雰囲気
- フランス人シェフが織りなすビストロ料理
- ワインを片手に、肩肘張らずに楽しめるカジュアルさ
この三拍子が揃うのは唯一無二。
「次もまた行きたい」と自然に思わせてくれるお店でした。
まとめ
春や秋の心地よい季節に訪れれば、最高の屋台体験になること間違いなし。
福岡の夜を〆るのにぴったりの一軒であり、行列に並ぶ価値は十分にあります。
屋台とフレンチの融合――。
その魅力を存分に味わえる「レミさんち」、福岡に来たらぜひ一度体験してみてください🥰









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