10/5夜
🍕路地裏の奥に灯る、薪窯の香り
宮崎の繁華街・ニシタチ。そのにぎやかな通りから一本奥へ入ると、まるでイタリアの路地裏に迷い込んだような雰囲気の小さな店があります。
その名も「アッカペッラ」。外観は控えめですが、扉を開けた瞬間に広がる薪窯の香ばしい香りが食欲を刺激します。
カウンターの奥で炎がゆらめき、店主が生地を回してピザを焼く姿はまさに職人の手仕事。小さな空間ながら温かみがあり、デートにも一人飲みにもぴったりの雰囲気です。
🍽️最初の一皿から心を掴まれる「8種の前菜盛り合わせ」
最初に運ばれてきたのは「8種の前菜盛り合わせ」。
彩り豊かなプレートには、生ハムやマリネ、ラタトゥイユなどが並び、一口ごとに味の変化が楽しめます。
それぞれの前菜が丁寧に味つけされていて、ワインとの相性も抜群。小皿料理が好きな方にはたまらない内容です。
前菜をつまみながらグラスの白ワインを口に含むと、軽やかな酸味が広がり、料理の味をより引き立ててくれます。
まだメインにたどり着く前から、幸せな時間がゆっくりと流れます。
🧀ふわとろ「ゴルゴンゾーラ入りオムレツ」と野菜の旨みが詰まったピザ
次に登場したのは「ゴルゴンゾーラ入りオムレツ」。
ふんわり焼かれた卵の中にブルーチーズがとろけ、香り高くコクのある味わい。塩味は控えめで、ワインの酸味とよく合います。
濃厚なのに重たくなく、チーズ好きにはたまらない一皿です。
そしてピザは「オルトナーラ(野菜のトマト煮込み)」。
薪窯で高温・短時間に焼き上げられた生地は、外はカリッと中はもっちり。
トマトソースの酸味と野菜の甘みが絶妙にバランスし、チーズのコクが全体をまとめています。
シンプルな具材ながら、素材の力を最大限に生かした味わい。まさに本格派のピザです。
🍖牛頬肉の赤ワイン煮込みで、贅沢な余韻を
メインには「牛頬肉の赤ワイン煮込み」。
ナイフを入れるまでもなく、フォークだけでほろりと崩れる柔らかさ。
じっくり煮込まれたソースには肉の旨みと赤ワインの深みが溶け込み、口に含むと芳醇な香りが広がります。
ピザとの組み合わせも最高ですが、次はぜひ赤ワインを合わせてじっくり味わいたいと思う一皿でした。
この日は白ワインをボトルで注文。前菜からピザ、メインまで全体の流れが心地よく、つい時間を忘れてしまうほどの充実感。
酔い方も心地よく、「また来たい」と素直に思える夜でした。
💬医師目線のちょっと健康コラム
ワインやチーズと聞くと「太りそう」「尿酸値が上がりそう」と心配する方も多いかもしれません。
ですが、実はワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、適量であれば生活習慣病予防にもつながると報告されています。
また、チーズの脂質は中性脂肪に直結するものではなく、摂りすぎなければ心配無用です。
むしろピザ生地の糖質を控えめにし、野菜が多いトッピングを選ぶことでバランスの良い一食になります。
おいしく食べて、翌日は少し体を動かす。
そんな“我慢しない健康習慣”が、外食好きな方には一番現実的で続けやすいと思います。
🍷まとめ:ニシタチで見つけた“大人の隠れ家イタリアン”
アッカペッラは、派手さよりも「丁寧さ」で勝負するイタリアン。
料理はもちろん、スタッフの気さくな接客や温かい店内の雰囲気にも癒やされます。
ワインとピザで過ごす夜は、肩の力を抜いて自分をリセットできる時間。
宮崎で“本格イタリアンとワインをゆっくり味わいたい夜”には、ぜひこのお店を思い出してください。
きっと、次の日の朝まで余韻が続くはずです。
点数 3点
点数の意味
5—人生最後の日はこのお店❗️
4—人に勧めても間違いない
3—何度も通いたくなるお店
2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
1—あんまり…かな
0—もう行かない












