タグ: 中性脂肪

  • 豚しゃぶ+〆うどんで採血したら…尿酸値は微減、中性脂肪は大幅上昇!?

    10/4

    昨日は、舞茸・豆腐・レタス・水菜・白菜など、比較的プリン体が少ない素材を中心にした 豚しゃぶ を食べ、締めに うどん を半人分ほど追加。さらに、デザートとして ポテトチップス を少量食べました。

    「野菜と豆腐が中心だから尿酸値は大きく下がるだろう」と予想していましたが、結果は

    尿酸値 8.4 → 8.2 と微減にとどまりました。一方で 中性脂肪 146 → 200 と大きな上昇がみられました。

    10月4日のポイント

    1. うどん(高GI食品)による影響
       精製された炭水化物は血糖を急上昇させやすく、その余剰分が中性脂肪として蓄積されやすい。
    2. ポテトチップスの脂質
       加工油脂や塩分が中性脂肪の代謝に影響し、肝臓の処理負担を高めた可能性。
    3. 「野菜が多いから大丈夫」という過信
       主食や間食の質と量が、データに大きく影響したことが確認できました。
    日付尿酸値 (mg/dL)中性脂肪 (mg/dL)食事内容
    9/297.6107寿司+中華
    9/307.8200河豚一夜干し
    10/18.498
    10/29.1204イタリアン
    10/38.4146カレー
    10/48.2200豚しゃぶ+うどん+ポテチ

    今週のまとめ

    この1週間、寿司・中華・河豚・蟹・イタリアン・カレー・豚しゃぶと多彩な外食を楽しみながら採血を続けました。

    • 尿酸値(UA) は 7.6 → 9.1 → 8.2 と変動がありつつも、最終的には 8前後に落ち着く形。大きな低下はなかったものの、食材選び次第である程度コントロールできそうです。
    • 中性脂肪(TG) は 98〜204 と日ごとの振れ幅が大きく、特に炭水化物と脂質を組み合わせた食事で顕著に上昇していました。

    考察

    • 尿酸値は上下を繰り返しつつ、8前後に落ち着いてきた 食事内容による影響は見えるものの、豚しゃぶ中心の食事では大きな変化は出ず、わずかな改善にとどまりました。
    • 中性脂肪は大きく変動している この1週間だけで 98〜204 と倍以上の幅があり、食事による影響が強く出ているのがわかります。特に 炭水化物+脂質を同時摂取した日 に上昇しているのが特徴的です。

    来週は、

    • 主食は低GI食品(そば・雑穀・玄米など)を取り入れる
    • スナックや揚げ物を控え、間食はナッツや果物にシフト
    • 食後の軽い運動を習慣化を意識して、中性脂肪の安定を目指したいと思います。
  • 血液データ公開】カツカレーを食べた翌日の尿酸値と中性脂肪

    ① 食べたもの紹介

    昨日の晩ごはんは、自炊で カレーライス

    ルーは市販のものを使いましたが、玉ねぎをしっかり炒めてベースにし、にんじん・じゃがいも・豚肉を加えてじっくり煮込みました。これだけでも十分美味しいのですが、せっかくなので小さめのトンカツを揚げてトッピング。いわゆる 「カツカレー」 です。

    普段は節制を意識しているので、こういうメニューは「ご馳走枠」。揚げたてのカツとスパイシーなカレーの組み合わせは、何度食べても心が躍ります。


    ② 採血データ

    さて気になる翌朝の採血結果です。

    • 尿酸値(UA):9.1 → 8.4 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):204 → 146 mg/dL

    昨日9.1まで上昇してしまった尿酸値ですが、今回は8.4へと低下。中性脂肪も204から146へと下がりました。

    「カツカレー=数値が悪化する」という予想を裏切るような結果です。


    ③ 考察:なぜ尿酸値は下がったのか?

    まず注目すべきは尿酸値。9を超えていた数値が、翌朝は8.4へ。

    一見すると「カツカレーで下がるの?」と思ってしまいますが、これは料理そのものの影響というより、直近のプリン体蓄積と排泄のバランス が反映された結果だと考えられます。

    • カレーのルーや野菜 → プリン体はほとんど含まない
    • 豚肉やトンカツ → 中程度(100gあたり120mg前後)
    • 1日の合計プリン体摂取量 → 300mg程度に収まる

    つまり、前日の摂取量自体は上限を大きく超えるものではありませんでした。加えて、この日は水分を多めに摂っていたことや、前日以前に多かったプリン体が少しずつ代謝・排泄されたことが、尿酸値低下の一因と考えられます。


    ④ 中性脂肪が下がった理由

    もう一つ興味深いのが、中性脂肪の変化。

    一昨日はパスタのせいと思われますが、TGが200を超えましたが、今回はカツカレーでしっかり炭水化物を摂ったにもかかわらず、146まで下がっています。

    考えられる要因は以下の通りです。

    1. 脂質と一緒に炭水化物を摂ったこと
       脂質やタンパク質を含む食事は消化吸収をゆるやかにし、血糖スパイクを抑える可能性があります。カツの脂質やカレーの油分が作用したのかもしれません。
    2. 食事全体のバランス
       ご飯量は多かったものの、他のおかずを追加せず、1食完結型の食事だったこともTGの低下に関与したと考えられます。
    3. 肝臓での中性脂肪合成のタイミング
       TGは食後だけでなく数日単位の摂取傾向にも左右されるため、「直前のカロリー過多が解消された」効果もありそうです。

    ⑤ 今回の学び

    • 尿酸値は9.1 → 8.4に低下
       プリン体の摂取量自体はさほど多くなく、水分や代謝の影響で下がった可能性。
    • 中性脂肪は204 → 146に低下
       カツカレーというメニューながら、脂質・炭水化物の組み合わせが血糖の急上昇を抑えた?
    • 「食事内容だけではなく、排泄・代謝・食べ方が大きく影響する」 ということを再確認。

    まとめ

    昨日の晩ごはんは自炊のカツカレー。プリン体的にはそこまで多くなく、翌日の採血では尿酸値が9.1から8.4へ低下、中性脂肪も200台から146へ改善しました。

    「カツカレーを食べたのに下がる」という意外な結果でしたが、これはあくまで蓄積や排泄とのバランスが反映されたもの。美味しいものを食べつつ、数値をどう安定させるかは今後の課題です。

    ただ、今回の結果をきっかけに「食べ合わせ」や「調理法」も注目してみたいと思いました。

  • 蟹とポルチーニを堪能したあとの採血結果に衝撃…

    10/2

    一昨日は蟹を思う存分いただき、昨日は世界三大キノコのひとつであるポルチーニを使ったイタリアンを堪能しました。

    蟹の濃厚な甘み、そしてポルチーニの深い香りを活かしたパスタやリゾット。食の喜びを全身で味わえた幸せな時間でした。

    ところが翌日の採血データを見て、思わず顔が引きつりました。

    • 尿酸値(UA):8.4 → 9.1
    • 中性脂肪(TG):98 → 204

    尿酸値はついに「9」を超え、中性脂肪は倍以上の急上昇…。楽しい食事の代償として、体の数字が大きな警告を発していました。

    中性脂肪が急上昇した理由

    まず注目すべきは、中性脂肪(TG)の変動です。わずか1日で 98から204へと倍増。

    単純に「パスタの炭水化物のせい」とは言い切れない上がり方でした。

    今回のイタリアンでは、ポルチーニをふんだんに使ったクリーム系の料理が中心で、バターや生クリーム、さらにオリーブオイルがしっかり使われていました。これらの脂質は美味しさの源であると同時に、摂りすぎると肝臓で中性脂肪が合成されやすくなります。

    加えて、赤ワインを合わせたことも見逃せません。アルコールは肝臓で代謝される過程で脂肪の分解を抑制し、むしろ中性脂肪の合成を促進してしまうのです。

    その結果、翌日の数値に大きく反映されたと考えられます。

    尿酸値が「9」を超えた不安

    中性脂肪以上にショックだったのが、尿酸値が9.1に達したこと。

    実はこれで2回目の「9超え」になります。

    蟹はプリン体が多い食材として有名です。特にカニ味噌はプリン体の含有量が高く、100gあたり約300mgとされます。前日にたっぷり食べた影響が翌日以降に出てきても不思議ではありません。

    さらに、ポルチーニなどのキノコ類にもプリン体は含まれています。数値としては乾燥ポルチーニで100gあたりおよそ200mg前後とされており、蟹ほどではないものの積み重なると無視できない量になります。

    アルコール摂取も尿酸値上昇の要因のひとつ。ワインはビールほどプリン体を含まないものの、アルコール自体が体内で尿酸の排泄を妨げてしまうため、数値を押し上げる作用があります。

    こうして振り返ると、今回の食事は「プリン体の多い食材+アルコール」という組み合わせ。尿酸値が右肩上がりになったのは、ある意味で必然だったのかもしれません。

    薬か?生活習慣の改善か?

    尿酸値が9を超えると、痛風発作や腎機能への悪影響が現れるリスクが高まります。医師としても、このレベルが続けば薬物療法を検討する段階です。

    とはいえ、薬に頼る前にできることはたくさんあります。

    • アルコールを減らす:完全禁酒でなくても、週に数日は休肝日を設けるだけで違います。
    • 高プリン体食のコントロール:蟹や内臓系、干物などは控えめに。代わりに野菜や乳製品を増やす。
    • 有酸素運動の習慣化:軽いジョギングやウォーキングは尿酸値改善に有効。
    • 早寝早起きのリズム作り:睡眠不足は代謝やホルモンバランスに影響し、食欲や運動意欲を狂わせます。

    私自身、運動の必要性は痛感しているのですが、どうしても早起きできず、生活リズムが整いません。ここを改善できれば、尿酸値・中性脂肪の両方に良い影響が出るはずです。

    まとめ

    美味しい食事を楽しむ一方で、体のデータが警告を発している。

    今回の蟹とポルチーニの食事は、まさにその典型的な例でした。

    • 中性脂肪は、脂質+アルコールの影響で倍増
    • 尿酸値は、プリン体+アルコールの組み合わせで「9」を突破

    薬を考える前に、まずは 生活習慣を整えること。

    食べ歩きを続けながら健康も守るために、ここからが本当のチャレンジです。

  • 蟹をたらふく食べた報い(=尿酸値上昇)はいかほどか

    10/1

    昨日はカニを思う存分食べてきました。ヤマタロウガニにトラガニ、甲羅酒まで堪能して、まさに幸せそのもの。美味しいものを食べている時は「痛風の心配」なんてすっかり忘れてしまいます。

    けれども翌日の採血は正直。ご馳走の余韻とともに、数値がどう変化したのかを見届けるのも、もう私の習慣になっています。


    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.8 → 8.4 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):200 → 98 mg/dL

    結果はこの通り。尿酸値は上昇、中性脂肪はむしろ大きく低下という、対照的な変化でした。


    中性脂肪の不思議な動き

    今回一番驚いたのは、中性脂肪の下がり方です。

    一昨日はご飯茶碗1杯を食べただけで 107 → 200 に跳ね上がったのに、昨日はピラフをしっかり食べたにもかかわらず、200 → 98 と大きく低下していました。米の量でいえば一昨日よりむしろ多かったのに、数値は真逆の結果です。

    なぜか。無理やり理由をつけるなら、今回の「ピラフ」という調理法が鍵かもしれません。

    • ピラフは米を油で炒めてから炊く
    • さらに具材に脂質やタンパク質が加わる

    この組み合わせによって、糖質の消化・吸収がゆるやかになり、血糖値の急上昇(血糖スパイク)が抑えられた可能性があります。炭水化物を単独で摂るよりも、脂質やタンパク質と一緒に摂る方が血中中性脂肪の上昇は抑えられることがあるのです。

    つまり「米の量」だけでなく「調理方法」や「一緒に摂る栄養素」によっても結果は大きく変わるということ。これは今後の食事選びのヒントにもなりそうです。


    尿酸値はやはり上昇

    一方で尿酸値は 7.8 → 8.4 と上昇しました。これはある意味予想通り。

    今回の主役はカニ。ヤマタロウガニのプリン体量に関する正確なデータはありませんが、一般的なカニ類(ズワイガニやタラバガニ)であれば可食部100gあたり 100mg前後。1匹を食べればおよそ100mgのプリン体を摂る計算になります。

    昨日はヤマタロウガニを3匹、さらにトラガニまで追加。合計で少なくとも 400mg以上 のプリン体を摂取した可能性があります。さらに甲羅酒に日本酒1合。アルコールはプリン体含有量とは別に、尿酸の排泄を抑制する作用を持っています。

    そう考えると、むしろ +0.6 mg/dLの上昇で済んだのは幸い といえるのかもしれません。


    カニ料理と尿酸値の関係

    ここで改めて整理すると、カニ料理が尿酸値に与える影響は以下の通りです。

    • カニの身は100gあたり約100mgと中程度のプリン体
    • しかし甲羅味噌や内臓部分にはさらに多く含まれる
    • 日本酒などのアルコールと合わせると、排泄が抑制されやすい

    つまり「身だけならそこそこ」「味噌や酒と合わせると要注意」というのが基本的な考え方です。


    まとめ

    • 昨日の晩ごはんはカニ三昧(ヤマタロウガニ3匹+トラガニ+甲羅酒)
    • 翌朝の採血:UA7.8 → 8.4、TG200 → 98
    • 中性脂肪はピラフの効果でむしろ低下した可能性
    • 尿酸値は予想通り上昇。総プリン体摂取は400mg以上だったと推定
    • 結果的に「この程度で済んだ」とポジティブに受け止めたい

    美味しいものを食べると数値は素直に反映されます。けれど、その中でも「調理法や食べ合わせで変わる部分がある」と分かったのは収穫でした。

    これからも美味しい食事を楽しみながら、データを積み重ねて「自分なりのルール」を見つけていきたいと思います。

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  • 昨日の自炊は河豚の一夜干し|尿酸値はやっぱり上がるのか?

    9/30

    ① 食べたもの紹介

    昨日は久しぶりに外食ではなく、自炊の晩ごはんでした。

    スーパーで偶然見つけた「河豚の一夜干し」。おつとめ品で390円!普段はなかなか手が出せない河豚ですが、この値段なら迷う理由はありません。

    焼いてみると、身はぎゅっと締まり、噛むほどに旨味が広がります。干物ならではの凝縮感があり、日本酒にもビールにも合う。シンプルながら贅沢感を味わえる一皿でした。

    この日の献立は、

    • 河豚の一夜干し
    • ご飯
    • おでん(大根・こんにゃく少々)
    • きゅうりの生キムチ

    プリン体が多そうなのは河豚くらいで、他は比較的安心なラインナップに思えます。


    ② 翌日の採血データ

    気になる翌朝の採血結果は以下の通り。

    • 尿酸値(UA):7.6 → 7.8 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):107 → 200 mg/dL

    尿酸値はわずかに上昇。中性脂肪は一気に200まで上がってしまいました。

    「控えめな自炊メニューだったのに…なぜ?」と首をかしげる結果です。


    ③ 考察:河豚とプリン体

    尿酸値を上げる最大の要因はやはり プリン体摂取量

    河豚に関しては、データが限られています。比較的よく知られているのは 白子(精巣) のプリン体含有量で、100gあたり約300mgと非常に高値です。これは痛風患者さんにとっては注意すべき食品に分類されます。

    一方で、河豚の「身の部分」のプリン体量に関しては、はっきりしたデータは見つかりません。ただ、白身魚一般の可食部はおおよそ 50〜100mg/100g 程度が多いので、河豚の身もその範囲に収まると推測できます。

    ただし今回食べたのは 干物。水分が抜けている分、栄養素や風味が濃縮されるように、プリン体も相対的に高くなっていた可能性があります。結果として、通常の白身魚よりも尿酸値に影響したのかもしれません。


    ④ 中性脂肪が大幅上昇した理由

    尿酸値以上に驚いたのは 中性脂肪が200まで上がったこと

    考えられるのは、やはり ご飯の量。干物は塩気が強いため、自然とご飯が進んでしまったのだと思います。炭水化物は直接プリン体を含まないものの、肝臓で中性脂肪に変換されやすく、翌朝のTG値に如実に反映されます。

    「おかずが控えめだから大丈夫」と思っても、白米をしっかり食べれば数値は簡単に跳ね上がる。これはこれまでのデータからも一貫している傾向ですね。


    ⑤ 最近の傾向

    ここ最近、自炊をしても尿酸値が上がるケースが増えてきました。外食後は意外と下がる日もあるのに、自炊だからと安心した日のほうが結果が悪いことも。

    これは単純に食材の問題だけではなく、尿酸排泄機能そのものが低下してきている可能性 を示唆しています。運動不足、水分摂取不足、あるいは季節的な要因なども複雑に絡んでいるのかもしれません。


    ⑥ まとめ

    • 河豚の白子はプリン体300mg/100gと高いが、身の部分のデータは不明。干物では濃縮される可能性あり。
    • 今回の採血では UA7.6 → 7.8 と微増。
    • 中性脂肪はご飯の量が影響し 107 → 200 に急増。
    • 「自炊=安全」とは限らず、食材選びや量に注意が必要。
    • 最近は排泄能の低下も感じられ、運動や水分補給が今後の課題。

    せっかく自炊したのに尿酸値が上がると、やや気持ちは萎えます。ただ、こうした小さな変動を積み重ねていくことで「本当に影響するのは何か」が見えてくるのも事実。

    食事と血液データを紐づけて観察することが、健康を守りつつ「美味しいものも楽しむ」ための一番の近道になるはずです。

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  • 中華料理って尿酸値上がらないの?本格中華の『川sen』の翌日の採血

    9/29

    ここ最近、尿酸値が 高めの数字で推移 しています。医師としての知識では「食事制限をしたほうが良い」のは当然分かっているのですが、やっぱり美味しいものは我慢したくない…!これが正直な本音です。

    「ならば運動でカバーすればいい」と決意し、ウォーキングや早朝ジョギングを始めようと何度も思うのですが、布団の誘惑には勝てず、結局はなかなか習慣化できていません😅。

    そんな中、昨日は宮崎の名店 「中国料理 川sen」 で中華コースをいただいてきました。


    昨日の献立とプリン体の気になる食材

    川senのコースは、魚料理・肉料理から一品ずつ選べるスタイルで、今回いただいたのは以下のようなラインナップ。

    • かつおと冬瓜の青山椒和え
    • 名物よだれ鶏
    • 秋刀魚と茄子の春巻き
    • 菊芋の饅頭(肉味噌・サーチャー醬)
    • アカハタのトウチ蒸し
    • さかもと牛のシンシン 火鍋仕立て
    • 追加:カラスミチャーハン
    • デザート盛り合わせ

    さらにお酒は紹興酒を2合。

    パッと見ても、プリン体が気になる食材がいくつか含まれています。

    • かつお:100gあたり約210mg(魚の中では多め)
    • 秋刀魚:100gあたり約150mg
    • 鶏肉(よだれ鶏):100gあたり約150mg
    • カラスミ(魚卵系):100gあたり約300mg前後

    「これは尿酸値が上がるだろう」と半ば覚悟していたのですが…。


    採血結果

    翌朝の採血データはこちら。

    • 尿酸値(UA):7.7 → 7.6
    • 中性脂肪(TG):133 → 107

    結果はほとんど変わらず。むしろ中性脂肪は下がっており、全体的に安定していました。その他の数字もどれも正常値。


    なぜ上がらなかったのか?

    正直なところ「なぜ尿酸値が上がらなかったのか」自分でも説明がつきません。先週、同じように魚介や肉、アルコールを摂った際には 1.0近く数値が上昇 したのに、今回はほぼ横ばい。

    いくつか考えられる要因を挙げるとすると──

    1. 摂取量が控えめだった
       一皿ずつ少量を味わうスタイルだったため、総量としてのプリン体摂取は見た目ほど多くなかった可能性。
    2. 水分摂取が多かった
       紹興酒以外にも水やお茶をしっかり飲んでいたため、尿酸の排泄が促されたかもしれません。
    3. 前日の食事の影響
       尿酸値は即日で反映されるとは限らず、数日前の食生活やアルコール摂取状況によっても左右されます。今回は直前の食事が軽めだったため、カバーできたのかもしれません。

    今後に向けて

    こうした「同じような食事内容なのに、なぜか数値が上がらない日がある」という経験は、データを集め続けることで法則性が見えてくるはずです。

    現時点で言えるのは、やはり尿酸値は プリン体摂取量だけでは説明できない ということ。運動量、水分摂取、アルコールの種類や量、さらには腎臓の排泄能など、複数の要因が絡み合って結果に反映されているのだと感じます。


    まとめ

    • 「中国料理 川sen」で魚介・肉・カラスミを含む中華コース+紹興酒を堪能
    • 翌朝の採血結果:UA7.7 → 7.6、TG133 → 107
    • 先週は1.0近く上昇したのに、今回はなぜか安定
    • 摂取量や水分、直前の食生活が影響した可能性あり
    • 尿酸値は「プリン体摂取量=数値変動」とは限らず、生活習慣全体を見直す必要がある

    👉 今後もデータを蓄積しながら、「尿酸が上がらない条件」を見つけていきたいと思います。

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  • 麻婆豆腐で尿酸値は下がる?プリン体控えめ献立の翌日採血結果

    9/27

    昨晩の晩ごはんは 麻婆豆腐 でした。
    豆腐がメインの料理なので、肉類の量は控えめ。体感的にも「これはプリン体の摂取がかなり少ないはず」と思いながら食べていました。実際に痛風や高尿酸血症の患者さん向けの食事指導でも、豆腐は良質なたんぱく源として勧められることが多い食材です。

    さて、このプリン体控えめな献立で翌朝の採血データがどう変化するのか、非常に気になるところです。


    採血結果

    翌朝の採血データは以下の通りでした。

    • 尿酸値(UA):8.7 → 7.7 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):104 → 133 mg/dL

    尿酸値は 1.0 mg/dLの低下。久々に目に見える下がり方をしてくれて一安心です。
    一方、中性脂肪は少し上昇。ただし正常値範囲内で、特に問題のあるレベルではありませんでした。


    尿酸値が下がった理由

    麻婆豆腐の材料を振り返ると、豆腐、豚ひき肉、ねぎ、調味料(豆板醤、甜麺醤など)。この中でプリン体を多く含むのは「ひき肉」の部分ですが、全体に対しての割合は少なく、トータルで見ればプリン体量は控えめです。

    そのため、摂取量が減った分、体内の尿酸産生も減り、結果として尿酸値がしっかり下がったのだと考えられます。


    中性脂肪が少し上がった理由

    中性脂肪が104から133へ上昇したのは、おそらく ご飯の量 が影響しています。麻婆豆腐はどうしてもご飯が進むおかずなので、普段より多めに食べたのかもしれません。糖質は体内で中性脂肪へ変換されやすいため、TG値が増えたのは自然な結果です。

    ただし、133はまだ正常範囲内。健康的には許容できる範囲ですので問題なしと考えて良いでしょう。


    運動習慣の必要性

    今回、尿酸値は下がりましたが、ここで大事なのは「下がり方を安定させる」ことです。食事だけでコントロールしようとすると、どうしても日によってばらつきが出ます。

    やはり必要なのは 運動習慣。運動をすることで腎臓の血流が良くなり、尿酸の排泄が促されることが知られています。また筋肉量を増やすことで代謝も高まり、体全体のバランスが整ってきます。

    私自身、仕事場の椅子を「スクワットができる椅子(通販で見かけて購入したもの)」に置き換えてみました。これなら仕事中でも下半身の運動ができ、座りっぱなしによる血流の滞りを改善できそうです。


    朝ウォーキングの課題

    本当は朝ウォーキングを再開したいのですが、最大の壁は 早起き
    「明日は絶対に歩こう」と決意しても、朝になると布団の誘惑に負けてしまうんですよね…。

    とはいえ、季節的にはウォーキングにぴったりの涼しさになってきました。これを機に少しずつ習慣化できれば、尿酸値の下がり方もさらに安定してくるはずです。


    まとめ

    • 昨晩は麻婆豆腐(プリン体控えめな献立)
    • 翌朝の採血結果:UA8.7 → 7.7、TG104 → 133
    • 尿酸値は 1.0の改善、中性脂肪は少し上がったが正常範囲内
    • 麻婆豆腐の「豆腐メイン+肉少なめ」という構成が尿酸値改善につながった
    • 運動不足が依然として課題。スクワット椅子や朝ウォーキングを取り入れて、排泄能を高めることが次のステップ

    👉 食事で工夫しつつ、生活に自然に運動を組み込めば「食べたいものを食べつつ尿酸値を下げる」ことができるはず。次こそはウォーキング再開を目指します。

  • エビ、カニをたらふく食べた次の日の恐ろしい採血結果!?

    9/26

    昨日の夕食は、久しぶりに贅沢なラインナップでした。メインは 伊勢海老1尾 と ヤマタロウガニ1尾。さらにおつまみとして豚タン、炙りユッケ、アジフライを少しずつ。豪華な食材が並んだ食卓に大満足でしたが、頭の片隅には「プリン体的に見たら危ないかも?」という不安も…。

    そこで、実際にプリン体量を計算し、翌朝の採血データと照らし合わせて考察してみました。


    ① プリン体量の計算

    文献データをもとに可食部と含有量を整理すると、以下のようになります。

    伊勢海老(1尾500g)

    • 可食部:約150g
    • プリン体含有量:100mg/100g
      → 約150mg

    ヤマタロウガニ(1尾200g)

    • 身:35g × 110mg/100g ≈ 39mg
    • ミソ:15g × 160mg/100g ≈ 24mg
      → 合計:約63mg

    伊勢海老+ヤマタロウガニ 合計:213mg

    ここにおつまみを加算すると、

    • 豚タン(50g):約50mg
    • 炙りユッケ(50g):約50mg
    • アジフライ(50g):約80mg

    → おかず合計:約180mg

    総合計:約393mg

    日本痛風・尿酸核酸学会が推奨する「1日のプリン体摂取量400mg以下」にほぼピッタリ。計算上はギリギリ“セーフ”の範囲でした。


    ② 翌日の採血データ

    さて、気になる翌朝の採血結果は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.8 → 8.7 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):112 → 104 mg/dL

    中性脂肪はむしろ改善。しかし尿酸値は +0.9の急上昇。予想を大きく上回る変化でした。


    ③ なぜ急上昇したのか?

    計算上は「摂取目安ギリギリ」で済んでいたのに、実際には大幅に上がってしまった理由を考えてみます。

    1. 運動不足
       最近ウォーキングを再開できておらず、尿酸の排泄能が落ちている可能性。運動は腎臓の血流を改善し、尿酸排泄を助けます。
    2. 夕食のボリューム
       豪華な料理を前にしてつい食べ過ぎたことも影響。高たんぱく・高エネルギーの食事は代謝を通じて尿酸産生を増やす可能性があります。
    3. アルコール摂取
       ビールや日本酒、シャンパンなどを合わせて飲んだため、アルコールが尿酸の排泄を妨げたのも大きな要因。特にアルコールは「尿酸を作る量を増やし」「排泄を減らす」という二重の作用があります。

    ④ プリン体だけでは説明できない

    今回のデータから学べるのは、「プリン体量だけで判断しても不十分」ということ。
    確かに計算上は400mg以内に収まっていましたが、尿酸値は大きく上昇しました。

    結局のところ、尿酸値を左右するのは

    • プリン体摂取量
    • アルコール摂取量
    • 運動習慣(排泄能)
    • 水分摂取量
      といった 生活習慣全体のバランス です。

    ⑤ まとめ

    • 伊勢海老(約150mg)+ヤマタロウガニ(約63mg)=213mg
    • 豚タン・ユッケ・アジフライを加えて合計約393mg(上限ギリギリ)
    • 翌朝の尿酸値は 7.8 → 8.7 mg/dL に上昇
    • 中性脂肪は112 → 104 mg/dLと改善
    • 原因は運動不足、アルコール摂取、食事量の多さが重なった可能性

    「プリン体だけで考えるとセーフ」でも、体は正直でした。

    今日からこそ運動を取り入れて、筋トレやウォーキングを再開します。尿酸値を下げながら、同時に“カッコいい体”を目指して💪✨

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  • HUBでイギリス風Bar飲み!尿酸値は意外とセーフ?

    9/25

    「明日は早起きして走るぞ!」と寝る前に決意するものの、結局起きられない。そんな日々が続いています。運動を再開しなければと頭では分かっていても、習慣にするのは本当に難しいものですね。

    しかも、私には「食事制限をする気はゼロ」という揺るぎない方針があります。食べたいものは食べたい。だからこそ、運動で調整するのが現実的だと分かっているのですが、実行できないのが現状です。


    HUBでイギリス風Bar飲み

    昨日は宮崎に新しくできた【HUB】に行ってきました。フィッシュ&チップスやクラフトビールが楽しめるイギリス発祥のスポーツバー。サッカー観戦ができる大画面も魅力で、賑やかな雰囲気の中で過ごす時間は格別でした。

    ただ、今回は料理よりもドリンク中心。プリン体を多く含む魚卵やレバーなどのメニューは避け、軽めのつまみで済ませました。「これなら今日は尿酸値も良いデータが出るはず」と淡い期待を抱いて翌朝の採血へ。


    採血データの結果

    さて、気になる数値は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):8.0 → 7.8
    • 中性脂肪(TG):99 → 112

    尿酸値はようやく7台に戻ってきました。基準値の7.0未満まではまだ距離がありますが、「9.0」を記録していた頃に比べると改善の兆しを感じます。ただし下がり方は非常にゆるやか。プリン体を控えた割には劇的な変化はありませんでした。

    一方、中性脂肪は正常範囲で安定。TG99から112への微増は許容範囲で、特に問題なし。飲酒をしても翌日のデータが良好に保てたのは嬉しい点です。


    尿酸値が下がりにくい理由

    プリン体の摂取を控えても、尿酸値が思ったほど下がらない。この理由は以前から感じている通り、「排泄能の低下」にあるのだと思います。

    尿酸はプリン体の最終代謝産物であり、体内で作られる量(産生)と体外へ出される量(排泄)のバランスで決まります。特に運動不足や水分不足は腎臓からの排泄を妨げ、数値を高めてしまう要因に。

    最近、ウォーキングをやめてから明らかに下がり方が鈍くなっていることを考えると、やはり「運動習慣の有無」が結果を左右しているのでしょう。


    食事制限より運動を選ぶ理由

    私の場合、「食事を我慢する努力」は「運動する努力」よりもさらに嫌です。プリン体を徹底的にカットすれば一時的に下がるかもしれませんが、それでは食べ歩きの楽しみが失われてしまいます。

    だからこそ、やっぱり選ぶべきは運動。ウォーキングや軽いジョギングなら無理なく続けられるはず。特に秋口は気温も下がり、朝夕は快適に歩ける季節です。

    「また始めなきゃ」と言い続けて何週間も経ってしまいましたが、そろそろ再開するにはちょうど良い時期かもしれません。


    まとめ

    HUBでのイギリス風Bar飲みの翌朝、採血結果はUA8.0→7.8、TG99→112。尿酸値は7台に戻ったものの、下がり方はゆるやかでした。中性脂肪は安定しており、全体的に良好なデータ。

    ただし、ここで浮かび上がった課題はやはり 運動不足。プリン体摂取を控えるだけでは限界があり、排泄能を高める工夫が不可欠です。

    「食事制限する努力より、運動する努力のほうがまだマシ」——そう思える自分にとって、運動再開こそが健康を保ちながら食の楽しみを続けるための最適解。

    秋の涼しい風を感じながら、そろそろ本気でウォーキングを再開してみよう。そう自分に言い聞かせています。

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  • 秋刀魚のプリン体量と採血データ|尿酸値が思ったより下がらなかった話

    9/24

    ここ最近、私の尿酸値は「8後半」で推移しています。基準値は7.0未満ですから、常に高値圏。痛風や腎臓への負担を考えると決して安心できる状態ではありません。

    昨日は外食を控えて自炊。献立は 蕎麦と秋刀魚の塩焼き というシンプルな和食でした。以前なら「プリン体の少ない食事をした翌朝は尿酸値がスッと下がる」ことが多かったのですが、最近はそう簡単には下がらなくなってきたように感じています。


    秋刀魚のプリン体量を確認

    気になったのは秋刀魚のプリン体量。調べてみると、可食部100gあたり 約150mg。魚の中ではやや多めの部類に入ります。

    日本痛風・尿酸核酸学会では、痛風や高尿酸血症の方のプリン体摂取量は 1日400mg以下 が目安とされています。

    今回の献立を振り返ると、蕎麦はほとんどプリン体を含まず、秋刀魚以外に目立った高プリン体食品もなし。つまり、この日の摂取量は推奨量以内に収まっていたと考えられます。


    採血結果

    さて、翌朝の採血結果は以下の通り。

    • 尿酸値(UA):8.5 → 8.0
    • 中性脂肪(TG):114 → 99

    尿酸値は下がったものの、想定よりは控えめな変化にとどまりました。「もっと下がるはず」と思っていた分、少し物足りなさを感じる結果です。

    一方で中性脂肪は安定し、薬の影響もあり良好な範囲に収まっています。現在服用中の パルモディア(ペマフィブラート) も、0.4mgから0.2mgに減量を検討してもよいくらいの数値でした。


    なぜ尿酸値の下がり方が鈍いのか?

    今回の結果を見て感じたのは「最近、尿酸値の下がり方が明らかに鈍っている」ということ。

    その理由を振り返ると、思い当たるのが 運動習慣の変化 です。

    8月までは朝にウォーキングをしていました。軽い有酸素運動は血流を改善し、腎臓の尿酸排泄を助けることが知られています。思えば、8月に尿酸値の下がり方が良かったのは、この効果も大きかったのかもしれません。

    ところが、このブログを始める少し前からウォーキングをやめてしまいました。それ以降、「また始めなきゃ」と毎回記事に書いているのに、実際にはまだ実行できていないのが現実です。


    運動の有無が数値に直結

    食事によるプリン体摂取を減らしても、尿酸値は思ったように下がらない。それは「食べたもの」だけでなく、「排泄できる力」が影響しているからです。

    その排泄力を高めるのが、まさに 運動習慣

    軽いウォーキングやジョギングを継続することで腎臓の働きがサポートされ、尿酸が効率的に体外に排泄されます。水分摂取と組み合わせれば、さらに効果的。

    つまり、食事制限だけで尿酸値をコントロールするのには限界があり、「運動して排泄を促す」という視点が欠かせないのです。


    まとめ

    • 秋刀魚のプリン体量は100gあたり約150mgで魚の中ではやや多め
    • 今回の摂取量は推奨量400mg以下に収まっていた
    • 尿酸値は8.5 → 8.0と下がったが期待ほどではない
    • 中性脂肪は安定し、薬の減量も検討できる水準
    • 尿酸値改善のカギは「運動習慣の再開」

    👉 食事制限をせずに尿酸値を低く保つには、やはり 運動 が不可欠。食べたいものを楽しみながら健康を守るために、もう一度ウォーキングを始めようと思います。

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