8/15
これまでの学び
これまでの記事を読んでくださった方は、すでにお気づきかと思います。
- お米は中性脂肪(TG)を上げやすい
- アルコールは尿酸値を上げやすい
では――贅沢な鮨。
つまりプリン体を多く含む食材をふんだんに使った食事では、一体どうなるのか?
採血結果(8/15)
お待ちかねの結果はこちらです。

- 尿酸値(UA):7.2 → 7.7
- 中性脂肪(TG):157 → 244
これまでで最も大きな上昇となりました。
尿酸値の変化
これまで大きく動きにくかった尿酸値が、今回はしっかり上がりました。
鮨のネタにはウニ・イクラ・アワビ・エビ・タコなど、プリン体を含む魚介類がふんだんに使われています。
さらにアルコールも加わり、尿酸排泄が抑制されたことも影響しているでしょう。
中性脂肪の変化
脂っこい料理は今回のコースにはほとんどありませんでした。
それでもTGが大幅に上がったのは、やはり お米=酢飯 の影響と考えられます。
白米は消化されてブドウ糖に変わり、余剰分は肝臓で中性脂肪に変換されます。
寿司は「一貫ごとに少量」でも、積み重なればしっかりご飯を食べたことになります。
つまり、鮨は生活習慣病世代にとって実は危険なメニューなのです。
まとめ
一心鮨翌日のデータは、尿酸値・中性脂肪ともにこれまでで最大の上昇を記録しました。
- 尿酸値:プリン体+アルコールでしっかり上昇
- 中性脂肪:脂ものより、ご飯(酢飯)の影響大
「鮨は生活習慣病のおじさんの大敵」
改めてそう実感させられる結果となりました。
プリン体の多い代表的な食材(参考)
- アンキモ(約300mg/100g)
- 白子(約200mg/100g)
- エビ(約150mg/100g)
- タコ(約140mg/100g)
- ウニ(約137mg/100g)
- イクラ(約3mg/100gと少なめ)
※200mg/100g以上が「高プリン体食品」の目安。
