タグ: 宮崎イタリアン

  • 宮崎屈指のイタリアン「イルソリーゾ」で世界三大キノコのポルチーニを堪能!

    10/1夜

    宮崎で「一番美味しいイタリアンはどこ?」と尋ねられたら、多くの人が口を揃えて答えるのが イルソリーゾ
    素材の持ち味を最大限に引き出し、季節を皿の上で表現するシェフの手腕は、宮崎のみならず全国でも名が通るほどです。

    そんなイルソリーゾに、秋の味覚・ポルチーニ茸が入荷したと聞き、その初日に行ってきました。


    ポルチーニのタヤリン:秋の贅沢を閉じ込めた一皿

    イタリア・ピエモンテ地方の伝統パスタ 「タヤリン」。卵黄をたっぷり練り込み、細く繊細に仕上げられた手打ち麺です。

    この日は、そのタヤリンにフレッシュなポルチーニ茸が合わせられました。

    ひと口目から広がる芳醇な香り。しっかりとしたコシを持つ麺が、濃厚なキノコの旨味を余すことなく受け止めます。噛み締めるたびに旨味が層になって広がり、深い余韻を残す。まさに 秋の恵みを凝縮した贅沢な一皿でした。


    この日のコース

    イルソリーゾの魅力は、もちろんポルチーニだけにとどまりません。この日のコースも、最初から最後まで驚きと美味しさに満ちていました。

    • 鯵のハム仕立て
       やわらかな塩気と旨味。魚とは思えないほど繊細で、思わずワインを誘うスターター。
    • 河豚のテリーヌ
       淡白な河豚をじっくりと仕込み、ほのかな甘みとしっとりした舌触りに仕上げた逸品。
    • 放牧豚の自家製生ハムとイチヂク
       脂の甘さと熟成の香りがイチヂクの甘酸っぱさと重なり、口の中で美しい調和を奏でる。
    • 季節野菜の盛り合わせ
       彩り豊かな野菜たちが、それぞれの持ち味を活かされた調理で並ぶ。
    • オニサザエ トマトソースとブロッコリーソース
       力強い磯の香りを、トマトの酸味とブロッコリーの青さが引き締め、奥行きを増す。
    • 鮎のフリット イチヂクの葉包み
       セロリのソースと鮎の肝のソースが、揚げた鮎の香ばしさに重なり、清涼感と苦味が絶妙に同居する。
    • ヤリイカと干しトマトのカヴァテッリ
       ショートパスタに絡む干しトマトの凝縮感とイカの旨味。食感のコントラストが楽しい。
    • ポルチーニのタヤリン
       この日の主役。秋の豊かさを体現する一皿。
    • ヤマタロウガニ カニ味噌のソース
       濃厚なカニ味噌の旨味がソースに溶け込み、パスタと合わせると至福の味わい。
    • 炭火釜焼きのグラスフェッドラム
       牧草飼育の子羊を炭火釜でじっくりと。脂のキレがよく、肉本来の力強さと香ばしさが共存。
    • デザート
       ピオーネのセミフレッド、さらにココナッツ・木苺・マンゴーを組み合わせたアイス。爽やかで華やか、最後まで余韻を楽しませてくれる構成でした。

    ワインとグラッパで完璧な締め

    料理にはシェフおすすめのワインを合わせてもらいました。魚介には軽やかな白、ラムには深みのある赤。それぞれの皿に寄り添うように選ばれたワインが、料理の魅力をさらに引き立てます。

    そして最後は、イタリアワインの世界で「神様」と呼ばれるグラッパ ロマーノ・レヴィ。香り高く、清らかな余韻を残して食事を締めくくりました。


    まとめ

    久しぶりのイルソリーゾ。今回もまた、一皿ごとに驚きがあり、深い満足感を得られる時間となりました。

    • ポルチーニのタヤリンは秋の恵みを体現する逸品
    • 魚・肉・野菜それぞれに新しい発見と美味しさ
    • ワインと料理のペアリング、最後のグラッパまで完璧

    改めて「宮崎でイタリアンといえばイルソリーゾ」と言われる理由を実感。秋の食材とともに、贅沢で幸せな夜を堪能できました。

    点数 4.5点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

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  • Tボーンステーキを食べられる AUBE.cafe CUATRO

    9/7夜①

    宮崎で「Tボーンステーキを食べられるお店はないかな」と探していて見つけたのが、AUBE.cafe CUATRO。街中にありながら少し落ち着いた雰囲気で、イタリアンとワインをゆっくり楽しめる空間です。店内は暗すぎず明るすぎず、温かみのある照明で、カジュアルと上品さのバランスがちょうどいい。女性同士のグループやカップルが多く、特別な夜に選びたくなるお店でした。

    この日の目的はもちろん、仔牛のTボーンステーキ。宮崎でTボーンを扱う店はなかなか少ないので、出会えただけでもうれしい気持ち。レアでお願いしたお肉はしっとりと柔らかく、骨付きならではの旨味がじわっと広がります。添えられたステーキソースは香ばしさと甘みがあり、肉の味を引き立てるバランス型。赤身の力強さと脂の軽やかさの両方を楽しめるのがTボーンの醍醐味ですね。

    欲を言えば、せっかくのTボーンだからもう少し大きいと迫力が出て、食べる楽しさがさらに増したかも。とはいえ、肉質や焼き加減はとても満足度が高く、ワインとの相性も良くて「また食べたい」と思える一皿でした。☺️

    メインの前に注文したグリーンサラダは、シャキシャキとした野菜に酸味の効いたドレッシングが絡み、口をリフレッシュさせてくれます。さらに印象的だったのがつぶ貝とエリンギのエスカルゴ風。バターとガーリックの香りが食欲をそそり、つぶ貝のコリコリした食感とエリンギのジューシーさが重なり合う。ワインを進めるにはぴったりの前菜でした。

    そしてもう一つのおすすめが、プレーンピザにラクレットチーズをかけたもの。生地は薄めで軽い食感。そこに熱々のラクレットチーズがたっぷりかかり、シンプルながらも濃厚でコクのある一皿に変身。見た目のインパクトもあり、チーズ好きにはたまらないメニューです。

    この日はグラスワインを2杯、そしてビールを一杯。料理との相性を考えながら飲み進める時間は、やはりイタリアンならではの楽しみ。ステーキには赤ワインを合わせましたが、タンニンの強すぎないタイプを選んだことで肉の旨味を邪魔せず、むしろ引き立ててくれました。

    お会計は10,923円。内容を考えれば納得の価格帯です。Tボーンステーキという特別感のあるメニューを楽しみつつ、前菜やピザも含めてしっかり堪能できるので、コストパフォーマンスは悪くありません。

    ちょうどこの日は女子バレーの3位決定戦が店内で流れていて、スポーツ観戦をしながらワイン片手に料理を楽しむという贅沢な夜になりました。料理の満足感と空間の居心地の良さ、そしてスポーツ観戦の臨場感が合わさって、充実感のある時間。こういうシチュエーションも外食の醍醐味だなと改めて感じました。🌉

    ちなみに、医師として少し栄養面にも触れると、Tボーンステーキは部位の関係でプリン体量がやや多めです。牛肉の赤身は100gあたり約100mg前後のプリン体を含み、骨周りの旨味成分も影響してか、食べすぎると尿酸値が上昇する可能性があります。もっとも、プリン体だけが問題ではなく、アルコールや糖質の摂り方も関係します。この日はワインとビールを合わせて飲んだので、もし翌日の尿酸値を測ったら、少し高めに出るかもしれません。ただし「美味しいものを楽しむ」ことは健康にとっても精神的に良い影響を与えるはず。翌日は水分をしっかり摂ったり軽い運動を心がけたりして、数字とうまく付き合うのが現実的だと思います。

    まとめると――

    • 宮崎でTボーンステーキを食べられる希少なお店。
    • AUBE.cafe CUATROは雰囲気がよく、デートや女子会に最適。
    • 仔牛のTボーンステーキは柔らかくソースとの相性抜群。
    • ピザ+ラクレットチーズはチーズ好きにおすすめ。
    • 前菜やサラダ、つぶ貝のエスカルゴ風もクオリティ高め。
    • グラスワインとビールで料理とのマリアージュを堪能。
    • お会計は1万円強で、内容を考えれば納得感あり。
    • 栄養的にはプリン体やアルコールに注意が必要。

    雰囲気も料理も満足できた夜ごはん。美味しい料理にスポーツ観戦まで重なり、「今日は特別な夜だったな」と思える時間を過ごせました。

    点数 2点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない