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  • 【血液データ公開】福岡グルメ旅の翌日の尿酸値と中性脂肪の意外な動き

    9/15

    福岡への食べ歩き旅行。イタリアンからクラシックな洋食まで、魅力的なお店を訪ね歩き、胃袋も心も存分に満たされた2日間でした。普段から尿酸値が高めで推移している私にとって、「旅行中に数値がどう変化するか」はちょっとした実験のようなもの。旅行の翌朝は、期待と不安を抱きつつ採血に臨みました。


    今回の採血結果

    さて、今回の数値は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):8.4 → 7.1
    • 中性脂肪(TG):126 → 205

    驚きの結果となりました。なんと、尿酸値は大きく下がり、7.1まで低下。一方で、中性脂肪は200を超えてしまいました。


    尿酸値が下がった理由は?

    通常、教科書的な知識では「プリン体を摂取すると半日から翌日に尿酸値が上がる」とされています。魚介や肉類、日本酒やビールなどプリン体を多く含む食品を摂ると、翌日の数値に直結するはず。ところが今回、旅行中は洋食が中心で、決して「控えめな食事」とは言えなかったにも関わらず、尿酸値は下がりました。

    なぜか。ここにはいくつかの可能性が考えられます。

    まず一つは「時間差の影響」。プリン体の摂取と尿酸値の変動は必ずしも1日単位で完結するものではなく、体内での代謝や排泄のリズムにより、数日後に反映されるケースもあります。つまり「2日経ってから影響が出る」可能性が十分にあるわけです。

    次に考えられるのは「旅行中の生活リズム」。普段より歩く距離が増え、代謝が活発になったことで、尿酸の排泄が促進されたのかもしれません。外食で多少プリン体が多かったとしても、体が処理能力を発揮すれば、尿酸値が下がることはあり得ます。

    さらに、旅行中は水分摂取が増えていた可能性も。外を歩き回る分、水分補給を意識的にしていたのかもしれません。尿酸は水に溶けて排泄されるため、水分摂取量が増えれば下がりやすくなります。


    中性脂肪が上昇した理由

    一方で、中性脂肪は大きく上昇。原因を振り返ると、思い当たるのは「車での移動中にパンをおやつ代わりに食べていたこと」。菓子パンや惣菜パンは糖質と脂質の塊。しかも移動中で体を動かしていなければ、そのまま中性脂肪として蓄積されやすくなります。

    つまり、旅行中の歩き回りで尿酸値は下がったものの、車移動中のおやつが中性脂肪に直撃した、という構図が浮かび上がります。


    食事制限ではなく「排泄能」を上げる工夫を

    今回のデータを見て改めて感じたのは、「食事だけでコントロールしようとしても限界がある」ということです。プリン体摂取を厳しく制限すれば一時的に下がるかもしれませんが、それでは食べる楽しみを失ってしまいます。

    大切なのは「体の排泄能を高めること」。運動や水分摂取で尿酸の排泄を促し、数値を安定させる方が現実的です。特に有効なのが有酸素運動。ウォーキングやジョギングを日課にすることで、腎臓の働きを助け、尿酸を効率よく排泄できます。

    「涼しくなってきたし、朝ジョギングを始めようかな」という気持ちは、まさに正解。節制よりも習慣で数値をコントロールする方が、食事を楽しみながら健康を守るベストな方法です。


    まとめ

    福岡食べ歩き旅行後の採血は、尿酸値が8.4から7.1へ大幅に低下し、中性脂肪は126から205へ上昇するという意外な結果となりました。

    尿酸値は必ずしも翌日に反映されるわけではなく、体内の代謝リズムや運動・水分摂取の有無によって数値が変化することを実感しました。一方、中性脂肪は移動中のおやつパンが原因でしっかり上昇。糖質と脂質の摂り方には注意が必要です。

    これからは「食事制限ではなく工夫」。朝のジョギングや水分補給を習慣化し、排泄能を高めることで、美味しい食事を我慢せずに楽しみながら健康と付き合っていきたいと思います。

  • 宮崎「鮨かみむら」で楽しむ季節の握りとおまかせ料理

    9/10夜

    宮崎の繁華街「ニシタチ」。夜になると灯りがともり、多くの飲食店で賑わうエリアですが、意外とお鮨屋さんが水曜日に休みを取るところが多く、鮨好きにとっては少し困る曜日でもあります。そんな中で「鮨難民」にならずに済むのは、「かみむら」という一軒のおかげ。今回も足を運び、至福の時間を堪能してきました。

    一品料理で広がる世界

    おまかせの流れは、まず一品料理からスタート。

    最初に供されたのは鹿児島の南蛮エビの天ぷら。カリッとした衣の中に閉じ込められた海老の甘みがじゅわっと広がり、思わず最初の日本酒に手を伸ばしたくなる味わいです。

    続いては鮎の塩焼き。ここで驚かされたのは、鮎の身も骨も肝もすべて捏ねて団子に仕立ててあったこと。繋ぎを一切使わず、魚そのものの旨味だけで形を作り上げる職人技に感服しました。周囲を覆う岩のりが香ばしく、鮎のほろ苦さと重なり合って複雑な余韻を残します。

    次は煮はまぐりとジャンボピーナッツ。大粒の蛤の旨味が口いっぱいに広がり、そこにコリッとしたピーナッツの食感が加わるユニークな組み合わせ。予想外ながら相性の良さに驚かされました。

    茶碗蒸しは、まさに季節の移ろいを表現した一品。名残りの冬瓜と、走りの松茸が同居し、その中にこのわたが忍ばされています。冬と秋の境界を感じさせる構成に、「旬を食べる」という鮨屋ならではの哲学を感じ取ることができました。

    そして秋刀魚の焼き物。脂がしっかりとのった秋刀魚は、炭火で焼かれることで旨味が凝縮し、皮の香ばしさと共に楽しめました。さらに登場したのは鯨の刺身(漬け)。正直、鯨と聞くと独特の匂いを想像する方も多いかもしれません。しかしこちらは全く臭みがなく、すっきりとした脂が舌の上でとろける逸品。抜群の美味しさで、印象に強く残りました。


    握りの部

    ここからはいよいよ鮨の時間。シャリには大分の「ひのひかり」が使用されており、ほどよい甘みと粒立ちが特徴です。酸味と温度のバランスも見事で、ネタの魅力を引き立てていました。

    まずは鱒の漬け。しっとりとした身にほんのりとした醤油の旨みが加わり、序盤にふさわしい軽やかな一貫です。

    筋子は口の中でぷちっと弾け、濃厚な旨味が広がります。続いて登場したスマガツオは、宮崎ならではの地の魚。脂がしっかりありながらも爽やかで、シャリとの相性が抜群でした。

    釧路から届いた牡蠣は今期ラスト。濃厚なミルキーさを熱々のシャリが包み込み、冬の訪れを告げるような一貫でした。

    そして再び鯨。今度は「漬け」にした身を握りでいただきました。刺身の時とは違い、温かいシャリと合わさることでまったく別物の味わいに。旨味がさらに際立ち、思わず唸ってしまうほどでした。

    メヒカリの焼き物は、宮崎らしい魚。ほろりと崩れる身が香ばしく、握りの合間に絶妙なアクセントとなります。

    真鯛は澄んだ味わいで、シャリの酸味と調和。ヤリイカはねっとりとした食感に甘みが重なり、噛むほどに旨味が増していきます。

    穴子は、この日初めて「納得のいくものが入った」と大将が語ってくれました。ふわっとした口当たりと、濃厚ながら上品なタレが見事。開店以来初めて使うほど厳選された穴子の登場に、場が少し沸いたのも印象的でした。

    たちうおの焼き物は香ばしさと旨味のコントラストがあり、締めにはふわふわの玉子。最後に赤出汁の味噌汁が供され、コースをしっかりと締めくくってくれました。


    日本酒と共に

    この日は日本酒を4合。料理や握りに合わせて異なる銘柄を楽しみましたが、どれも相性が良く、食事の流れをさらに豊かにしてくれました。鮨屋でいただく日本酒は、単なる飲み物ではなく「料理の一部」。酢飯の酸味や魚の旨味と交わり合い、全体の調和を形づくってくれます。


    まとめ

    お会計は26,000円。決して安い金額ではありませんが、内容を振り返ると納得感しかありませんでした。今回も「酢飯がバッチリ決まっていた」という大将の技が光り、どの一貫も記憶に残る味わい。宮崎という街は本当に美味しい鮨屋が多く、ここで暮らす幸せを噛みしめずにはいられません。

    鮮魚の魅力を存分に引き出し、季節感を大切にした「かみむら」での時間。鮨好きにとって、これ以上の贅沢はないのかもしれません。

    点数 4.5点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

    採血データの観察

    今回の採血結果は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.4 → 7.7 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):127 → 121 mg/dL

    おまかせ鮨に加え、日本酒4合をいただいた内容としては、尿酸値の変化はわずかな上昇にとどまりました。
    この日のプリン体摂取量は、魚介類や貝類、日本酒を含めておおよそ250〜300mg程度(推定)。一方、炭水化物は握りのシャリ分のみで約70g前後と控えめ。

    お鮨はプリン体の宝庫みたいな食事だから尿酸値の急上昇を覚悟したけど意外な結果。

    中性脂肪がわずかに低下しているのは、炭水化物摂取量の少なさに加え、アルコール代謝の過程で一時的に血中TGが抑制された可能性があります。
    どちらの変化も、いずれも短期的な生理的変動の範囲内。特段の介入を要するものではなく、「美味しい鮨の夜をデータで味わった」記録として残します。

  • ランチにおすすめ!「牛かつ ながさき」で体験する二段階調理の牛かつ

    9/9

    牛かつ ながさきでランチをいただいてきました。
    実はこのお店を訪れるきっかけになったのは、映画のワンシーン。スクリーンの中で美味しそうに牛かつを頬張る姿を見た瞬間、「あ、これは今すぐにでも食べたい!」と心を動かされ、気づけば足が自然とお店に向かっていました。食欲と映像体験のリンクって、本当に不思議で面白いものですね。


    牛かつは「揚げる+焼く」の二段階調理

    注文したのは「国産牛 牛かつ定食 中」。価格は2178円。トレーの上には牛かつを中心に、キャベツの千切り、小鉢、ご飯、赤だしの味噌汁が整然と並び、いかにも定食らしい安心感を漂わせています。

    店員さんからは「当店の牛かつはレアで揚げていますので、最後に焼き石でお好みの加減まで火を入れて召し上がってください」との説明。なるほど、豚カツのように揚げ切って提供されるのではなく、牛ならではの楽しみ方ができるのですね。

    最初は「牛かつってレアで食べるものじゃないの?」と少し戸惑いましたが、これは新鮮な国産牛だからこその調理法。安全性を確保しつつ、肉の旨味を最大限に活かすために、この「二段階調理」が考案されているのだと思います。表面はさっくりとした衣、中心はほんのり赤身を残す絶妙な火入れ。これに自分好みの加減を加えて仕上げる過程は、まるで鉄板焼きを自分のテーブルで体験しているような感覚でした。


    三種類の味わい方

    牛かつといえば、ソースで食べるイメージが強いですが、こちらのお店では三種類の食べ方を推奨されています。まずは「塩」。衣の香ばしさと赤身肉の旨味を最もダイレクトに引き出してくれます。噛みしめるごとに肉の甘みがふわりと広がり、シンプルながら飽きがこない。

    次に「わさび醤油」。これがまた素晴らしい。鼻に抜けるツンとした辛味が脂の重さを抑え、赤身との相性が抜群。お寿司のような感覚で楽しめるのが面白いところです。

    そして今回、特に印象に残ったのが「玉ねぎソース」。甘みと酸味が絶妙に調和し、柔らかい牛かつの風味を包み込むように引き立ててくれます。ありきたりなソースではなく、野菜の旨味が感じられる優しい味わい。思わず何度もソースに箸を伸ばしてしまいました。個人的には、この玉ねぎソースがベストマッチだったかもしれません。


    牛かつと豚カツ、どちらが好み?

    私は普段、豚カツをよくいただきます。衣の香ばしさとジューシーな肉汁、そしてソースとの相性がやはり王道の美味しさだからです。しかし、久々に牛かつを食べてみて、その違いを改めて感じました。

    豚カツが「豪快で力強い」印象だとすれば、牛かつは「繊細で上品」。衣の中に閉じ込められた赤身肉の旨味がじわっと広がり、脂のしつこさが少ないため、意外と軽やかに食べ進められます。重さを感じにくいので、定食を食べ終えた後も爽やかさが残るのが特徴的です。

    もちろん、豚カツには豚カツの良さがありますが、牛かつは「ご馳走感」と「非日常感」を演出してくれる料理だと実感しました。普段は豚カツ派の私でも、「たまには牛かつもいいな」と素直に思える体験でした。


    食べる体験そのものを楽しむ

    この「ながさき」の牛かつは、ただ食べるだけでなく「自分で仕上げる」という体験が加わる点が特にユニーク。焼き石にジュッと肉をのせ、香ばしい音とともに立ち上る煙や香りを楽しむ瞬間は、料理を「味わう」以上に「遊ぶ」感覚がありました。食事という時間をより豊かにしてくれる演出に、ちょっとした特別感を覚えます。

    そして何より、国産牛ならではの安心感と、肉そのものの上質さ。これだけのクオリティで2178円という価格は、コストパフォーマンス的にも納得感がありました。ランチとして訪れるにも十分満足度が高く、夜にお酒と一緒に楽しんでも面白いと思います。


    まとめ

    映画で見た牛かつが食欲を刺激し、その勢いで訪れた「牛かつ ながさき」。レアで提供され、焼き石で仕上げる二段階調理のスタイルは、ただの食事を「体験」に変えてくれるものでした。塩、わさび醤油、玉ねぎソースと味わいのバリエーションも豊かで、特に玉ねぎソースの美味しさは心に残りました。

    普段は豚カツ派の私ですが、久々に食べた牛かつの上品な味わいに「また来たい」と思わせられたのも事実。食べ歩きの楽しさを再認識させてくれる一皿でした。

    点数 2点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

    採血データの観察記録

    今回の食後データは以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):7.5 → 7.4 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):158 → 127 mg/dL

    牛かつ定食の主成分である牛赤身肉は、100gあたり約110mgのプリン体を含みます。今回の摂取量はおよそ150〜180mg程度と推定されます。炭水化物はご飯1膳(約250g)でおよそ85g

    尿酸値はわずかに低下(7.5→7.4)。ランチなのでビールや日本酒を伴わなかった点が尿酸値の変動がほぼない結果になった可能性があります。
    中性脂肪は158→127と明確に低下。これは炭水化物量が控えめで、脂質主体の食事内容だったことが関係していると考えられます。一般に、中性脂肪値は脂そのものよりも炭水化物摂取量に強く影響される傾向があり、今回もその傾向が見られました。

    牛かつというと“揚げ物=脂っこい”印象がありますが、実際には赤身中心のため、代謝への影響は比較的穏やか。数値変化を眺めると、「見た目の豪快さに比べて身体への負担は少ない」一皿だったことがうかがえます。

    今回の採血結果もまた、映画の一場面から始まった小さな食の冒険を、数字の形で静かに記録してくれました。

  • 2軒目に迷ったら「らんぷ亭」

    9/7夜②

    2軒目に迷ったららんぷ亭🥰

    一軒目でしっかり食べて飲んだ後でも、「もう少し美味しいものを口にしたい」と思ってしまう夜があります。そんなときに迷わず選ぶお店が、私にとっては「らんぷ亭」。味、雰囲気、そして安心感。そのどれをとっても、2軒目としての満足度が非常に高い一軒です。


    ①食べたもの紹介

    秋刀魚とじゃがいものテリーヌ 肝ソース添え
    最初に登場したのは、見た目にも美しい秋刀魚とじゃがいものテリーヌ。上にはイチジクと葡萄がのっていて、ちょっと意外な組み合わせ。でもひと口食べて驚きました。秋刀魚の旨味とじゃがいものほくほく感に、フルーツの甘酸っぱさが見事に調和しているのです。さらに濃厚な肝ソースが全体を包み込み、ワインと合わせると一気に世界が広がるような感覚。季節感も感じられる絶妙な一皿でした。

    ヤリイカの冷製パスタ
    らんぷ亭といえば冷製パスタ。今回の主役はヤリイカ、そこに白茄子とトマトが加わり、さっぱりとしながらも奥深い味わい。冷製パスタはただ「冷たいだけ」で終わってしまうことも多いのですが、こちらは素材一つひとつの旨味をしっかりと引き出していて、食べ進めるほどに「やっぱり冷製パスタはらんぷ亭に限る」と思わせてくれる完成度でした。

    ポテトフライ
    どんなに凝った料理を楽しんでいても、なぜか恋しくなるのがポテトフライ。カリッとした衣とホクホク感が絶妙で、シンプルだからこそお店の力量が出るメニュー。ここでも期待を裏切らない美味しさでした。2軒目で少しジャンクな一皿を挟むと、逆に贅沢さが増すような気がします。

    ガーリックライス
    そして締めにはやっぱりガーリックライス。香ばしい匂いに包まれながら、しっとりしたご飯を頬張ると、一日の疲れも吹き飛ぶよう。ワインで軽く酔った体にちょうどいいボリューム感で、「あぁ、今日はいい日だった」と心の底から思える瞬間でした。

    グラスワイン 4杯
    料理に合わせて赤・白をそれぞれ選びながら4杯。お店のセレクトが絶妙で、重すぎず軽すぎず、料理と自然に寄り添ってくれる味わいでした。気づけばグラスを重ねてしまうのも納得です。

    お会計は 16,200円。決して安いわけではありませんが、料理の質、心地よい時間、そして満足感を考えれば、十分に価値のある金額です。


    ②らんぷ亭の魅力を考える

    らんぷ亭の魅力は、単に料理が美味しいだけではありません。季節感を取り入れた食材の使い方、盛り付けの美しさ、そして一皿ごとのバランス感覚。食べていると「この組み合わせ、家では思いつかないな」と感心させられることが多いのです。

    また、2軒目で訪れるからこその楽しさもあります。お腹がそこそこ満たされている状態だからこそ、より純粋に味をじっくり堪能できる。軽めの一皿を選んだり、シメにご飯を頼んだり、自由度の高さも魅力の一つです。

    ワインのセレクトにも毎回驚かされます。飲み疲れしない軽やかさと、料理を引き立てる奥行き。お店全体としての完成度が高いからこそ、どの料理を選んでも後悔しない安心感があるのです。


    ③まとめ

    「2軒目に迷ったららんぷ亭」。これは私の中で揺るぎない鉄板ルール。秋刀魚とじゃがいものテリーヌのような驚きのある一皿から、ヤリイカの冷製パスタのような安定感のある逸品、さらにはポテトフライやガーリックライスのような心地よい定番メニューまで、どれも外れがありません。最後に美味しいものを食べて締めくくれば、その日一日が全て良いものに感じられる。らんぷ亭は、そんな幸せを与えてくれる大切なお店です。

    ご馳走様でした。


    点数 4.3点

    点数の意味

    5—人生最後の日はこのお店❗️

    4—人に勧めても間違いない

    3—何度も通いたくなるお店

    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ

    1—あんまり…かな

    0—もう行かない

  • Tボーンステーキを食べられる AUBE.cafe CUATRO

    9/7夜①

    宮崎で「Tボーンステーキを食べられるお店はないかな」と探していて見つけたのが、AUBE.cafe CUATRO。街中にありながら少し落ち着いた雰囲気で、イタリアンとワインをゆっくり楽しめる空間です。店内は暗すぎず明るすぎず、温かみのある照明で、カジュアルと上品さのバランスがちょうどいい。女性同士のグループやカップルが多く、特別な夜に選びたくなるお店でした。

    この日の目的はもちろん、仔牛のTボーンステーキ。宮崎でTボーンを扱う店はなかなか少ないので、出会えただけでもうれしい気持ち。レアでお願いしたお肉はしっとりと柔らかく、骨付きならではの旨味がじわっと広がります。添えられたステーキソースは香ばしさと甘みがあり、肉の味を引き立てるバランス型。赤身の力強さと脂の軽やかさの両方を楽しめるのがTボーンの醍醐味ですね。

    欲を言えば、せっかくのTボーンだからもう少し大きいと迫力が出て、食べる楽しさがさらに増したかも。とはいえ、肉質や焼き加減はとても満足度が高く、ワインとの相性も良くて「また食べたい」と思える一皿でした。☺️

    メインの前に注文したグリーンサラダは、シャキシャキとした野菜に酸味の効いたドレッシングが絡み、口をリフレッシュさせてくれます。さらに印象的だったのがつぶ貝とエリンギのエスカルゴ風。バターとガーリックの香りが食欲をそそり、つぶ貝のコリコリした食感とエリンギのジューシーさが重なり合う。ワインを進めるにはぴったりの前菜でした。

    そしてもう一つのおすすめが、プレーンピザにラクレットチーズをかけたもの。生地は薄めで軽い食感。そこに熱々のラクレットチーズがたっぷりかかり、シンプルながらも濃厚でコクのある一皿に変身。見た目のインパクトもあり、チーズ好きにはたまらないメニューです。

    この日はグラスワインを2杯、そしてビールを一杯。料理との相性を考えながら飲み進める時間は、やはりイタリアンならではの楽しみ。ステーキには赤ワインを合わせましたが、タンニンの強すぎないタイプを選んだことで肉の旨味を邪魔せず、むしろ引き立ててくれました。

    お会計は10,923円。内容を考えれば納得の価格帯です。Tボーンステーキという特別感のあるメニューを楽しみつつ、前菜やピザも含めてしっかり堪能できるので、コストパフォーマンスは悪くありません。

    ちょうどこの日は女子バレーの3位決定戦が店内で流れていて、スポーツ観戦をしながらワイン片手に料理を楽しむという贅沢な夜になりました。料理の満足感と空間の居心地の良さ、そしてスポーツ観戦の臨場感が合わさって、充実感のある時間。こういうシチュエーションも外食の醍醐味だなと改めて感じました。🌉

    ちなみに、医師として少し栄養面にも触れると、Tボーンステーキは部位の関係でプリン体量がやや多めです。牛肉の赤身は100gあたり約100mg前後のプリン体を含み、骨周りの旨味成分も影響してか、食べすぎると尿酸値が上昇する可能性があります。もっとも、プリン体だけが問題ではなく、アルコールや糖質の摂り方も関係します。この日はワインとビールを合わせて飲んだので、もし翌日の尿酸値を測ったら、少し高めに出るかもしれません。ただし「美味しいものを楽しむ」ことは健康にとっても精神的に良い影響を与えるはず。翌日は水分をしっかり摂ったり軽い運動を心がけたりして、数字とうまく付き合うのが現実的だと思います。

    まとめると――

    • 宮崎でTボーンステーキを食べられる希少なお店。
    • AUBE.cafe CUATROは雰囲気がよく、デートや女子会に最適。
    • 仔牛のTボーンステーキは柔らかくソースとの相性抜群。
    • ピザ+ラクレットチーズはチーズ好きにおすすめ。
    • 前菜やサラダ、つぶ貝のエスカルゴ風もクオリティ高め。
    • グラスワインとビールで料理とのマリアージュを堪能。
    • お会計は1万円強で、内容を考えれば納得感あり。
    • 栄養的にはプリン体やアルコールに注意が必要。

    雰囲気も料理も満足できた夜ごはん。美味しい料理にスポーツ観戦まで重なり、「今日は特別な夜だったな」と思える時間を過ごせました。

    点数 2点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • 伊勢海老解禁!日南水産

    9/2昼

    宮崎の秋の風物詩

    宮崎では毎年9月から伊勢海老漁が解禁されます。
    解禁を待ちわびた人々で、海沿いの飲食店も賑わいを見せる季節。

    その伊勢海老を「生簀から選び、海を見ながら味わえる」最高のロケーションで楽しめるのが 日南水産 です。
    今年の「伊勢海老始め」にふさわしい場所として訪れてきました。

    注文したもの

    ① 伊勢海老づくし

    • 伊勢海老の炭火焼き
    • 伊勢海老のお造り
    • 小鉢・サラダ・刺身(マグロ、カンパチ)
    • 伊勢海老の頭で仕立てた味噌汁
    • ご飯、デザート(大学いも)

    ② 炭火焼きセット

    • カキ
    • ホタテ
    • サザエ
    • 白ハマグリ

    さらにノンアルビールを2本。

    お会計は 22,330円

    伊勢海老を堪能する贅沢な時間

    刺身

    最初に出てきたのは待望の 伊勢海老のお造り
    透き通るような身を口に運ぶと、驚くほどの甘みとねっとりした食感。
    分厚い切り身だからこその食べ応えで、「あぁ、ついに解禁されたんだな」と実感しました。

    炭火焼き

    続いては豪快な 炭火焼き
    殻ごと焼き上げられた伊勢海老は、身がホクホクに仕上がり、甘味がさらに増しています。
    奥から立ちのぼる炭の薫香がアクセントになり、ノンアルビール片手に至福の時間。
    海を眺めながら頬張ると、浜辺でBBQをしているかのような解放感に包まれます。

    海鮮炭焼きセット

    カキ、ホタテ、サザエ、ハマグリを炭火でじっくり焼く。
    サザエの苦味、ホタテの甘み、カキの濃厚な旨味――それぞれの個性が際立ち、磯の香りとともに五感を刺激します。
    これもまたビールが進む最高の瞬間。

    サプライズ ― 伊勢海老しゃぶしゃぶ

    この日はお店が空いていたこともあり、特別に 伊勢海老の脚でしゃぶしゃぶ を体験させてもらいました。
    熱湯に軽くくぐらせた身はプリッと弾力があり、刺身とも炭火焼きとも違う新しい味わい。
    ちょっとしたサプライズに大感激でした。

    〆の伊勢海老味噌汁

    最後を締めるのは 伊勢海老の頭でとった味噌汁
    濃厚な出汁と味噌のコクが合わさり、体にじんわりと染みわたります。
    「ご飯のおかずになる味噌汁」と言えば、伊勢海老味噌汁が唯一無二かもしれません。

    まとめ ― 伊勢海老始めの幸せ

    甘み、旨み、香ばしさ、サプライズ感――どれを取っても最高でした。
    宮崎の秋はやっぱり伊勢海老から始まる。

    「今年もたっぷり堪能するぞ!」と心に誓った、幸せな伊勢海老始めでした🦞🥰

    採血データの観察記録

    食後翌朝の採血結果は以下の通り。

    • 尿酸値(UA):7.0 → 7.8 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):107 → 169 mg/dL

    伊勢海老100gあたりのプリン体量は約130mg
    この日のお造り・炭火焼き・しゃぶしゃぶを合わせた摂取量は、おおよそ200〜250mg程度(推定値)
    炭水化物量は、ご飯1膳(約80g)+デザート少量で約90g前後

    尿酸値の上昇(7.0→7.8)は、伊勢海老のプリン体含有量と量的摂取の影響が主因と考えられます。これだけ伊勢海老食べてプリン体取ったんだから、これだけ上がるのは当然ですね。
    また、中性脂肪の上昇(107→169)は、海鮮そのものの脂質よりも、ご飯とデザート由来の糖質負荷の影響が大きいと見られます。あまり炭水化物とってないけど思った以上に上がった印象。
    “海の幸を堪能”するには痛風の方は覚悟をしないといけないと実感しました。

  • 宮崎の焼肉「とうがらし」で絶品ディナー

    8/28 夜

    炭火で楽しむ焼肉

    宮崎市にある焼肉屋「とうがらし」。
    ここは炭火でじっくり焼くスタイルのお店で、香ばしい香りが漂い、食欲を一気に掻き立てます。

    そして私のお気に入りは、コリコリとした食感が楽しい 馬の大動脈=馬タケノコ
    この部位を食べられる焼肉屋は少なく、ここに来ると必ず注文してしまいます。

    注文したもの

    マッコリで乾杯

    まずはマッコリをグラスに注ぎ、乾杯。
    乳酸発酵のほのかな甘みと酸味が、焼肉のスタートにぴったりです。

    生センマイ刺し

    シャキシャキとした食感にごま油の風味。
    これだけでお酒が進む一品。

    炙りレバー

    表面を軽く炙ったレバーは、トロッと濃厚。
    鮮度の良さが際立っていました。

    特上ネギタン塩

    タンに細かく包丁が入っていて、驚くほど柔らかい。
    ネギの香りと塩味が絶妙で、王道ながらやはり外せない一皿。

    馬タケノコ

    お待ちかねの馬タケノコ。
    コリコリした独特の食感と、噛むほどに広がる旨味。
    ビールやマッコリとの相性も最高です。

    上ハラミ

    程よい脂と赤身の旨みが共存する部位。
    こちらも丁寧に包丁が入っており、スッと噛み切れる柔らかさでした。

    マッコリを追加

    ここでマッコリをおかわり。
    焼肉の脂を優しく洗い流してくれます。

    赤身のイイトコ(内モモ)

    今回は内モモをチョイス。
    脂が控えめで、赤身ならではの力強い旨みを堪能しました。

    ミノ(タレ)

    最後は食感の王様、ミノ。
    タレが絡み、噛むほどにジュワッと旨味が広がります。

    お会計

    これだけ食べて飲んで、15,580円
    どのお肉も包丁の入り方が絶妙で、柔らかく、心地よい噛みごたえでした。
    「焼肉=豪快にかぶりつくもの」というイメージを覆す、上品さのある焼肉体験でした。

    まとめ

    「とうがらし」は、定番のタンやハラミはもちろん、馬タケノコといった珍しい部位まで揃う名店。
    丁寧な包丁仕事で、どの肉も柔らかく食べやすいのが印象的でした。

    宮崎で焼肉を食べるなら、ぜひ一度訪れてほしい一軒です🥰

    採血データの観察記録

    今回の焼肉翌朝の採血結果は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):8.1 → 8.0 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):126 → 160 mg/dL

    馬肉・牛肉・内臓系を中心とした焼肉メニューのプリン体摂取量は、概算でおよそ350〜400mg程度
    特にレバー(約300mg/100g)やミノ(約150mg/100g)が高めで、全体としてはプリン体多めの内容です。
    一方、炭水化物量はご飯を控え、マッコリ2杯(糖質量およそ20〜25g)にとどまり、総炭水化物量は約40g前後

    尿酸値は微減(8.1→8.0)
    プリン体摂取量を考えると結構上昇しても不思議ではありませんが、アルコールがマッコリ中心だったこと、炭水化物が少なかったことが緩衝要因となった可能性があります。

    中性脂肪は126→160と軽度上昇。
    これはアルコール由来の糖質と、夜間の摂取時間が遅かったことによる一時的な変動と推測されます。
    脂質そのものの影響というよりも、炭水化物+飲酒時間帯の組み合わせが関係していると考えられます。

    “炭火焼肉の夜”という濃密な時間を楽しんだけど、数字はそんなに悪化しなかったと胸を撫で下ろしました。

  • ニシタチの人気店「らんぷ亭」で晩ごはん

    8/24夜

    秋の夜のニシタチ

    ようやく夜が過ごしやすい気温になってきました。
    そんな時は、やっぱりニシタチでご飯が食べたくなるもの。

    昨夜は人気の洋食屋 「らんぷ亭」 へ。
    ニシタチの中でも昔から愛され続ける名店です。

    食べたアラカルトの内容

    ① カツオ藁焼き(枝豆のソース?)

    最初に登場したのはカツオの藁焼き。
    香ばしい香りに、枝豆をベースにしたような爽やかなソースが相性抜群。
    夏から秋へと移り変わる季節を感じる一皿でした。

    ② アスパラバター

    シンプルですが、素材の旨みを引き出す王道の調理。
    シャキッとした歯ごたえと濃厚なバターが食欲をそそります。

    ③ 天然鮎のヴィシソワーズ(きゅうりのソース添え)

    ヴィシソワーズはじゃがいもの冷製スープが定番ですが、ここでは天然鮎を合わせるという驚きの発想。
    さらにきゅうりのソースが加わり、さっぱりとした仕上がりになっていました。

    ④ 自家製ぬか漬け

    らんぷ亭の隠れた名物。
    こうした一品があることで、料理全体に温かみが生まれます。

    ⑤ らんぷ亭のポテトフライ

    安定の人気メニュー。
    外はカリッと、中はホクホク。
    ワインのお供としてはもちろん、これを食べると「らんぷ亭に来たな」と実感できます。

    ⑥ イカのフリット

    衣は軽く、イカは柔らか。
    レモンを絞ると一層爽やかで、白ワインと相性抜群でした。

    ⑦ サザエのブルゴーニュ風+パン

    サザエをエスカルゴ風に仕立てた一皿。
    香草バターの風味が濃厚で、パンにソースをつけて最後まで堪能しました。

    ⑧ 茄子の辛味ソースがけ(お裾分け)

    他のお客さんからの嬉しいお裾分け。
    ピリッとした辛味と茄子の甘みが絶妙で、こうした偶然の出会いも外食の楽しみのひとつです。

    ⑨ 桃のコンポート+ヨーグルトアイス

    デザートは爽やかに。
    桃の優しい甘さとヨーグルトの酸味が、食後の口をすっきり整えてくれました。

    ワインとラムで乾杯

    料理に合わせてワインを1本。
    さらに〆にはラムを1杯いただきました。
    アルコールのチョイスも絶妙で、食事全体がより華やかなものになりました。

    お会計と雰囲気

    お会計は 23,350円
    ニシタチ全体は人が少なめで静かな夜でしたが、らんぷ亭だけは満席で大賑わい。
    変わらず地元の人に支持され続けているのを実感しました。

    まとめ

    昔から変わらず人気の「らんぷ亭」。
    ニシタチに数ある飲食店の中でも、やはりここは特別な存在感があります。

    昨夜も、良い晩ごはんをいただきました🥰

    採血データの観察記録

    食後翌朝の採血結果は以下の通りです。

    • 尿酸値(UA):8.0 → 7.8 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):142 → 119 mg/dL

    今回のアラカルトでは、肉類よりも魚介や野菜が中心で、総プリン体量はおよそ150mg前後(推定)
    ワイン1本とラム1杯を合わせても、アルコール由来の尿酸上昇は軽度。
    そのため尿酸値はわずかに低下傾向を示しました。食べた印象は色々食べたしワインも結構飲んだから尿酸値上がってもしょうがないと思ったけど意外だな。

    中性脂肪も142→119と減少。
    これは炭水化物摂取量が控えめ(パン少量・デザート軽め)であったことに加え、アルコールが糖質の少ないワイン中心だった影響が考えられます。
    頼んだメニューがたまたま脂質や糖質のバランスが整った内容で、数値的にも穏やかな推移を見せた一例といえます。

  • 土日で計4件、福岡食べ歩き後の採血結果

    8/18

    2日間で計4軒の食べ歩き

    16日はイタリアンを堪能し、〆はフレンチ屋台。
    17日はランチにナポリピッツァ、夜は鮨。

    なかなか福岡に行く機会がないので、この2日間は思う存分に美味しいものを食べ尽くしました。
    その後に迎えた採血。正直、結果を見るのが怖かったです。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.6 → 7.7
    • 中性脂肪(TG):169 → 150
    • 肝臓・腎臓:異常なし

    「意外と上がらなかった」と考えるべきか、それとも「高止まりしている」と捉えるべきか…。
    解釈が難しいところです。

    尿酸値について

    大きな変化はなく 7台をキープ
    これは一見安心ですが、「高止まり」というのが正しい表現でしょう。

    鮨やピッツァにはプリン体や糖質が含まれており、さらに日本酒・ワインといったアルコールも加われば、尿酸値は上がる要因が揃っていました。
    それでも大きく跳ねなかったのは、今回の食事の量やバランス、そしてアルコールの摂取量が影響したのかもしれません。

    中性脂肪について

    予想外だったのはTG。
    「ピザ+鮨」と炭水化物が続いたので上がると思っていましたが、結果はむしろ 150まで低下

    なぜか?

    ここで比較対象になるのが、以前の「一心鮨」。

    • 一心鮨では13貫+ワインペアリング
    • 今回のみむろ鮨では11貫+日本酒少々

    明らかに今回の方がアルコール摂取量は控えめでした。

    アルコールと中性脂肪の関係

    アルコールは交感神経を刺激し、脂肪組織から血中へ 遊離脂肪酸(FFA) を放出させます。
    このFFAが肝臓に取り込まれ、TG合成の材料となります。

    さらにワインや日本酒といった醸造酒は糖質を多く含み、酢飯の糖質と合わされば糖質過剰となり、中性脂肪に変換されやすい。
    つまり「お酒+酢飯」の組み合わせがTG上昇の強烈なトリガーになるのです。

    今回はアルコールの量が控えめだった分、TGが思ったほど上がらなかったと考えられます。

    私の事情と一般の方へ

    ちなみに私は、中性脂肪を下げる薬を2剤内服しています。
    今回「150」と低めに書いていますが、薬を飲んでいても正常(149以下)には届いていません。
    裏を返せば、それだけ食生活の影響が強いということです😅

    健康診断で「中性脂肪が高い」と指摘されても放置している方。
    実際には、外食が続いた翌日に数値が大きく跳ね上がっている可能性があるのです。

    まとめ

    福岡での2日間4軒の食べ歩き。
    結果は――

    • 尿酸値:7台で高止まり
    • 中性脂肪:むしろ下がって150

    一見安心のように見えますが、これは「薬とアルコール量控えめ」に助けられた結果。
    生活習慣病を抱える世代にとって、外食とお酒が数値に直結する現実を、改めて感じました。

  • 福岡・天神で出会った絶品レストラン「KYuNii(キュウニイ)」

    8/16

    宮崎市の老舗洋食屋「らんぷ亭」のシェフから「福岡に美味しいお店を見つけたよ」と聞き、早速訪れてきました。
    結論から言うと――近くにあれば間違いなく通いたくなる名店でした。

    コース内容

    ① 前菜

    • 生ハムと水茄子
    • とうもろこしをすりおろして練り固めたフリット
    • 80℃で低温調理した牡蠣のガスパチョ

    特に印象に残ったのは とうもろこしのフリット
    バターとキャビアの塩味だけで、とうもろこし本来の甘みが際立ち、驚くほど美味しかったです。

    ② 魚料理①

    • 皮を炙ったハカツオ
    • 焼きなすと葡萄
    • 松の実のソース

    カツオと葡萄の組み合わせは初体験でしたが、意外なほど相性抜群。

    ③ 魚料理②

    • 皮を焼いた甘鯛
    • あさりなど魚介のコンソメ
    • オクラ、ドライトマト、ズッキーニのグリル

    旨味の層が深く、スープの一口ごとに素材の力を感じました。

    ④ パスタ

    • 炭火焼した鮎とルッコラのパスタ

    これも絶品。
    残ったスープをパンで最後の一滴まで味わってしまいました。

    ⑤ メイン

    • 宮城で放牧されたマンガリッツァ豚のグリル(ハンガリーの国宝豚)
    • 万願寺とうがらし
    • ワインとマスタードのソース

    豚の旨みと脂の甘みが際立ち、合わせたグルナッシュワインと抜群のマリアージュ。

    ⑥ デザート

    • 桃とバニラジェラート
    • すもものソース

    爽やかな酸味と甘みで、最後まで幸せな気持ちになれました。

    ワインペアリング

    それぞれの皿に合わせたワインを楽しみ、最後はエスプレッソとグラッパで締め。
    ワインペアリングの妙も含め、非常に完成度の高いディナーでした。

    お会計

    13,600円

    このクオリティでこの価格。
    「天神に住んでいたら確実に通っている」と思える素晴らしいレストランでした。

    点数 4.2点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない