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  • 太一家(タイチネ)のナッコプセを食べた翌日の採血結果

    8/14

    採血結果

    まずは結果から。

    尿酸値(UA):7.1 → 7.2

    中性脂肪(TG):159 → 157

    尿酸値の考察

    「マッコリを4Lも飲んだのに、尿酸値あんまり上がらなかった!」

    これはちょっと意外でした。
    実際に理由を整理すると――

    • マッコリそのものにはプリン体は少ない
    • ただしアルコールは肝臓で代謝される際に乳酸を増やし、尿酸排泄を抑制するので通常は尿酸値が上がりやすくなる
    • 今回食べた ナッコプセ(タコ・エビ・ホルモン鍋) のプリン体含有量はそこまで多くない

    プリン体含有量の目安👇

    • マルチョウ:30〜50mg / 100g
    • タコ:140mg / 100g(イカ・タコ類はやや高め)
    • エビ:150mg前後 / 100g(魚介の中では中等度)

    鍋に入っていた量は1人前で各50g前後。
    合計しても 100〜150mg程度 で、「高プリン体食品(200mg/100g以上)」には該当しません。

    つまり、料理自体がプリン体少なめだったことが、尿酸値が大きく上がらなかった理由と考えられます。

    中性脂肪の考察

    こちらも予想外。
    マルチョウやチヂミといった油の多い料理に、さらにマッコリ4Lを加えたので「中性脂肪は確実に上がるだろう」と思っていました。

    しかし実際は 159 → 157 とむしろ低下。

    考えられる要因は――

    • 内服している パルモディアXR(脂質異常症治療薬) の効果が、摂取カロリーを上回った
    • 直前の「ご飯2杯+ステーキ」で上がった中性脂肪が、ちょうど落ち着くタイミングだった

    ここで浮かび上がるのは、やはり 「お米」の影響力
    白米2杯は、中性脂肪を上げる力がマルチョウ鍋+マッコリより強かった、ということです。

    まとめ

    太一家(タイチネ)でナッコプセと大量のマッコリを楽しんだ翌日の採血。

    • 尿酸値は、プリン体の少ない料理だったため大きな変動なし
    • 中性脂肪は、予想に反して下がった

    そして分かったこと。

    「ご飯2杯 > マルチョウ鍋+マッコリ4L」

    中性脂肪を上げるのは、意外にも脂たっぷりの料理や酒よりも“お米”でした。
    これはちょっと怖い発見です😱










  • 宮崎に新登場!隠れ家すぎる「韓国料理 太一家(タイチネ)」でナッコプセを堪能

    8/13夜

    入り口がわからない!?

    宮崎市・ニシタチに新しくできた韓国料理屋さんに行ってきました。

    …が、まず場所が分からない😅
    看板は2Fに小さなシール、入り口にもシールが貼ってあるだけ。
    初めてだと正直ちょっと怖くて入れないかもしれません。

    名物「ナッコプセ」

    このお店の看板メニューは ナッコプセ
    タコ・エビ・ホルモンが入った韓国の鍋料理です。

    これがとにかく美味しい!
    旨み、甘み、辛みが絶妙なバランスで、箸もお酒も止まりません。

    お酒と料理たち

    そして嬉しいのがマッコリ。
    他のお店には置いていない珍しい銘柄で、これがまた美味しい。
    気づけば750mLボトルを2本空けていました😂

    さらに今回一番感動したのは 生キムチ
    野菜や梨などをキムチの素で和えただけで、発酵させていないため酸味がありません。
    「すっぱいキムチが苦手」という人は絶対ハマるはず!

    勢い余って豚チヂミまで追加注文。
    美味しすぎてお酒も進み、残念ながら〆までたどり着けませんでした…。

    次は人数を集めて、しっかり〆まで堪能したいと思います。

    注文したもの

    • ナッコプセ(辛さ:普通)
    • 生キムチ
    • カンジャウセウ(生エビの醤油漬け)
    • 豚チヂミ
    • 生マッコリボトル(2000ml ✖️2本)

    お会計:1人7,000円

    まとめ

    看板も目立たず、入り口も分かりづらい。
    まさに隠れ家そのものの韓国料理店でしたが、料理は間違いなく絶品!
    ナッコプセ、生キムチ、珍しいマッコリ…どれも大満足で、ここ最近の新規開拓では久々のスマッシュヒットでした🥰

    点数 4.4点

    点数の意味
    5—人生最後の日はこのお店❗️
    4—人に勧めても間違いない
    3—何度も通いたくなるお店
    2—人にお勧めする時には選択肢に上がらないけど普通に美味しいよ
    1—あんまり…かな
    0—もう行かない

  • サムライマックとポテトMの翌日採血

    採血できなかった日の反省

    最初に謝らなければならないことがあります。
    8月11日に採血をしたのですが、その翌日(8/12)は外来が忙しすぎて採血を忘れてしまいました。

    本当は、最初の1ヶ月は毎日採血をして「一度上がった数値がどのくらいで正常値に戻るのか」を見たかったのですが、現実はなかなかそううまくはいきません。
    これもまた“日常のリアル”として残しておきます。

    マックを食べた翌日のデータ

    8月12日は外食として サムライマック+ポテトM、コーラゼロ を食べました。
    そして翌日(8/13)に採血した結果がこちらです。

    • 尿酸値(UA):7.1 → 7.1(変化なし)
    • 中性脂肪(TG):202 → 159(改善!)

    尿酸値の考察

    尿酸値は全く変わらず。
    これは予想どおりです。

    理由はシンプルで、サムライマックのビーフは量が少なく、パンやポテトにはプリン体がほとんど含まれていません。
    また、尿酸値は一度上がるとすぐに下がらず、正常化するまでに時間がかかることも影響しています。
    つまり「マックのせいで上がらなかった」というより、「前回上がった値がまだ残っている」という状態でしょう。

    中性脂肪の考察

    驚いたのは中性脂肪。
    ポテトMは糖質+脂質の“ダブルパンチ”なので、もっと上がると思っていました。

    ところが結果は 202 → 159 とむしろ下がっていました。

    なぜ?糖質量で比較してみる

    公式によると、マックのポテトMサイズの糖質量は 52g
    一般的なご飯茶碗1杯の糖質量は 約55g

    つまり、ご飯2杯はポテトMの約2倍の糖質量です。
    以前けんちゃんステーキで「ご飯2杯+肉」を食べたときに中性脂肪が大きく上がったのも納得です。

    まとめると――

    • ご飯1杯 < ポテトM
    • ご飯2杯 > ポテトM

    糖質の量を見れば、今回の結果はむしろ理にかなっていると言えます。

    まとめ

    サムライマック+ポテトMの翌日採血では、尿酸値は変わらず、中性脂肪はむしろ改善するという意外な結果になりました。

    中性脂肪を上げる力は「マックのポテト」より「白ご飯2杯」の方が強い――。
    こうしてデータで比べてみると、普段の食生活の“隠れた落とし穴”が見えてきます。

    次回はまた違う外食で、どんな変動が出るのかを楽しみにしたいと思います。

  • けんちゃんステーキ翌日の採血結果

    採血条件について

    私は普段、朝ごはんは食べません
    朝は「R-1」の飲むヨーグルトを1本飲み、その後に内服薬を服用して診察が始まります。

    採血は外来が落ち着いたタイミングで行うため、大体11時前後のデータになります。
    今回もその条件で測定しました。

    普段の数値の傾向

    まず、私の通常の数値について整理しておきます。

    • 尿酸値(UA):正常ギリギリ〜少し高め(7〜8台)
    • 中性脂肪(TG):だいたい正常値内

    5月のデータは全て正常範囲でした。
    6月は忙しくて採血できず。
    7月30日は体調不良で採血したところ、尿酸値8.1、中性脂肪147、腎機能の数値もやや上昇していました。
    おそらく脱水気味だった影響と考えています。

    このように、普段は尿酸値がやや高め、中性脂肪はまずまず正常、というのが私の「基準ライン」です。

    けんちゃんステーキ翌日の採血結果(8月11日)

    さて本題、けんちゃんステーキを食べた翌日のデータです。

    • 尿酸値(UA):7.1 mg/dL(基準範囲を少し超える程度)
    • 中性脂肪(TG):202 mg/dL(基準値 30〜149 を超えて上昇)

    尿酸値の変化

    今回は「赤身肉(ミスジ)」をメインで食べました。
    牛肉赤身のプリン体含有量は 約120mg/100g と、レバーや魚卵に比べると決して高くはありません。
    そのため、予想通り尿酸値は大きくは上がらず、むしろ基準より少し高い「私の普段の範囲」にとどまりました。

    中性脂肪の変化

    一方で、中性脂肪はしっかり上がりました。
    原因は明らかで――ご飯をおかわりして茶碗2杯食べたことです。

    白米は消化吸収が速く、すぐにブドウ糖として血液に取り込まれます。
    余った糖質は肝臓で中性脂肪に変換され、血中濃度を押し上げます。
    今回の「TG 202」という数字は、まさにその結果を物語っています。

    まとめ

    けんちゃんステーキ翌日の採血では、尿酸値は大きな変化はなく、普段どおりの“高め安定”。
    一方で中性脂肪は、ご飯2杯の威力を見事に証明する結果となりました。

    「ご飯茶碗2杯でここまで上がるのか」
    改めて、データで確かめてみる価値は大きいと実感しました。

    次回は、また違う外食メニューでどんな変動が出るかを報告していきます。
    美味しく食べて、翌日の血液データで“リアルな体の声”を聞く――。
    この実験を続けていきたいと思います。

  • 何を検査すればいいのか?外食✖採血ブログの実験デザイン

    このブログのコンセプトを思いついたのは良いけれど、ふと考えました。
    「毎日採血して外食の影響を見るなんて、論文もないし前例もない。じゃあ、何を検査すればいいんだろう?」

    私はお酒をよく飲むので、肝機能は気になるところです。
    ただし、肝機能検査の代表であるAST・ALTは「肝細胞が壊れたとき」に上昇する値。1回の食事で劇的に増減するわけではありません。γGTPはアルコール負荷に反応する項目として有名ですが、これも「毎日変動を見る」というよりは習慣的な飲酒の影響を反映するものです。

    一方で、**尿酸値(UA)**はどうでしょうか。
    暴飲暴食の後に痛風が起きることがあるように、「飲んだ翌日にどれだけ上がっているか?」は非常に興味深いポイントです。

    次に、脂質(コレステロール・中性脂肪)
    LDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールは、中〜長期的な食生活を反映するため、1回の外食で大きく変わるわけではありません。
    しかし、**中性脂肪(TG)**は違います。前日の食事に強く影響を受けることは健康診断でよく経験します。つまり「昨日の食事がどう出るか」を見るにはぴったりの項目です。

    糖尿病の指標であるHbA1cは1〜2ヶ月の平均血糖を反映するため、毎回測っても意味はありません。血糖そのものを外食直後に測定すれば面白いですが、「翌日朝の採血」ではあまり参考にならないでしょう。

    こうして整理してみると、外食翌日に毎回測定すべき項目はシンプルに絞られます。


    実験ルール

    • 毎日(外食翌日)測る項目
       尿酸値(UA)、中性脂肪(TG)
    • 週1回測る項目
       肝機能(AST、ALT、γGTP)、腎機能、コレステロール(LDL・HDL)
    • 月1回測る項目
       HbA1c(糖尿病の指標)

    こうしてみると、毎日のデータは「即効性のある変動」を、週・月単位のデータは「生活習慣の積み重ね」を反映するような設計になりました。

    さて、どんなデータが取れるでしょうか。
    医学的な常識を裏付ける結果になるのか、それとも意外な新発見があるのか――。
    私自身も楽しみにしながら、実験を続けていきたいと思います。