タグ: 尿酸値

  • ニシタチの人気店「らんぷ亭」で晩ごはん

    8/24夜

    秋の夜のニシタチ

    ようやく夜が過ごしやすい気温になってきました。
    そんな時は、やっぱりニシタチでご飯が食べたくなるもの。

    昨夜は人気の洋食屋 「らんぷ亭」 へ。
    ニシタチの中でも昔から愛され続ける名店です。

    食べたアラカルトの内容

    ① カツオ藁焼き(枝豆のソース?)

    最初に登場したのはカツオの藁焼き。
    香ばしい香りに、枝豆をベースにしたような爽やかなソースが相性抜群。
    夏から秋へと移り変わる季節を感じる一皿でした。

    ② アスパラバター

    シンプルですが、素材の旨みを引き出す王道の調理。
    シャキッとした歯ごたえと濃厚なバターが食欲をそそります。

    ③ 天然鮎のヴィシソワーズ(きゅうりのソース添え)

    ヴィシソワーズはじゃがいもの冷製スープが定番ですが、ここでは天然鮎を合わせるという驚きの発想。
    さらにきゅうりのソースが加わり、さっぱりとした仕上がりになっていました。

    ④ 自家製ぬか漬け

    らんぷ亭の隠れた名物。
    こうした一品があることで、料理全体に温かみが生まれます。

    ⑤ らんぷ亭のポテトフライ

    安定の人気メニュー。
    外はカリッと、中はホクホク。
    ワインのお供としてはもちろん、これを食べると「らんぷ亭に来たな」と実感できます。

    ⑥ イカのフリット

    衣は軽く、イカは柔らか。
    レモンを絞ると一層爽やかで、白ワインと相性抜群でした。

    ⑦ サザエのブルゴーニュ風+パン

    サザエをエスカルゴ風に仕立てた一皿。
    香草バターの風味が濃厚で、パンにソースをつけて最後まで堪能しました。

    ⑧ 茄子の辛味ソースがけ(お裾分け)

    他のお客さんからの嬉しいお裾分け。
    ピリッとした辛味と茄子の甘みが絶妙で、こうした偶然の出会いも外食の楽しみのひとつです。

    ⑨ 桃のコンポート+ヨーグルトアイス

    デザートは爽やかに。
    桃の優しい甘さとヨーグルトの酸味が、食後の口をすっきり整えてくれました。

    ワインとラムで乾杯

    料理に合わせてワインを1本。
    さらに〆にはラムを1杯いただきました。
    アルコールのチョイスも絶妙で、食事全体がより華やかなものになりました。

    お会計と雰囲気

    お会計は 23,350円
    ニシタチ全体は人が少なめで静かな夜でしたが、らんぷ亭だけは満席で大賑わい。
    変わらず地元の人に支持され続けているのを実感しました。

    まとめ

    昔から変わらず人気の「らんぷ亭」。
    ニシタチに数ある飲食店の中でも、やはりここは特別な存在感があります。

    昨夜も、良い晩ごはんをいただきました🥰

  • 秋刀魚と尿酸値 ― 8/21の採血結果

    8/21

    自炊3日目

    ここ最近は「外食を控えて数値がどれくらいで正常に戻るか」を知りたくて、自炊生活を続けています。
    8/18から3日連続で自宅ご飯。

    昨日(8/20)のメニューは――

    • 秋刀魚の塩焼き
    • キムチの素で和えたきゅうり
    • ご飯1杯
    • ビール350ml 1本

    シンプルで、体に優しい夕食でした。

    採血結果(8/21)

    尿酸値(UA):7.7 → 8.0

    中性脂肪(TG):225 → 142

    TGは予想通り下がってきました。
    薬の効果もあり、やはり中性脂肪は比較的早く改善します。

    ただ、解せないのは尿酸値。
    なんと 8.0 まで上がっていました。

    秋刀魚とプリン体

    秋刀魚は可食部100gあたり 約120mg のプリン体を含みます。
    大きな秋刀魚でも可食部はせいぜい150g程度。
    つまり多くても 180mg前後

    これは「高プリン体食品(200mg/100g以上)」の基準を下回る量です。
    普通に考えれば、尿酸値を一気に8.0まで押し上げる要因にはならないはず。

    尿酸値の動き方

    尿酸値は「プリン体を摂取してから4〜8時間後にピークを迎え、24時間以内に尿として排泄される」と言われています。

    実際に過去のデータと比較してみましょう。

    • 一心鮨(高級鮨コース)
      • 前日 UA 7.2 → 翌日 UA 7.7
      • 恐らくこの日がプリン体摂取量の最大値
      • 上昇幅は +0.5
    • 今回の秋刀魚(8/21)
      • 前日 UA 7.7 → 翌日 UA 8.0
      • 上昇幅は +0.3

    数値だけ見れば「鮨よりも軽い上昇」です。
    ただし今回はもともと UA 7.7 と高止まりしている状態。
    尿酸の排泄が追いついていないところに秋刀魚由来のプリン体が加わったため、少量でも上がりやすかったのではないかと考えられます。

    秋刀魚の美味しい季節に

    これから秋刀魚が旬を迎える季節です。
    脂が乗り、焼くと皮はパリッと香ばしく、内臓はほろ苦くてビールとの相性抜群。

    ただし要注意なのは、その 内臓部分
    魚の内臓にはプリン体が多く含まれています。
    秋刀魚の「苦味が旨い」と言われる部分こそ、尿酸値上昇のリスク要因になるのです。

    まとめ

    • 中性脂肪は225 → 142と大幅に改善(薬+自炊の効果)
    • 尿酸値は7.7 → 8.0に上昇
    • 秋刀魚自体のプリン体は中等度だが、高止まりの状態では少量でも数値が上がりやすい

    秋の味覚・秋刀魚。
    美味しいからこそ食べたい一方で、尿酸値が気になる方は「内臓ごと食べすぎない」など、ちょっとした工夫が必要かもしれません。

  • けんちゃんステーキ翌日の採血結果

    採血条件について

    私は普段、朝ごはんは食べません
    朝は「R-1」の飲むヨーグルトを1本飲み、その後に内服薬を服用して診察が始まります。

    採血は外来が落ち着いたタイミングで行うため、大体11時前後のデータになります。
    今回もその条件で測定しました。

    普段の数値の傾向

    まず、私の通常の数値について整理しておきます。

    • 尿酸値(UA):正常ギリギリ〜少し高め(7〜8台)
    • 中性脂肪(TG):だいたい正常値内

    5月のデータは全て正常範囲でした。
    6月は忙しくて採血できず。
    7月30日は体調不良で採血したところ、尿酸値8.1、中性脂肪147、腎機能の数値もやや上昇していました。
    おそらく脱水気味だった影響と考えています。

    このように、普段は尿酸値がやや高め、中性脂肪はまずまず正常、というのが私の「基準ライン」です。

    けんちゃんステーキ翌日の採血結果(8月11日)

    さて本題、けんちゃんステーキを食べた翌日のデータです。

    • 尿酸値(UA):7.1 mg/dL(基準範囲を少し超える程度)
    • 中性脂肪(TG):202 mg/dL(基準値 30〜149 を超えて上昇)

    尿酸値の変化

    今回は「赤身肉(ミスジ)」をメインで食べました。
    牛肉赤身のプリン体含有量は 約120mg/100g と、レバーや魚卵に比べると決して高くはありません。
    そのため、予想通り尿酸値は大きくは上がらず、むしろ基準より少し高い「私の普段の範囲」にとどまりました。

    中性脂肪の変化

    一方で、中性脂肪はしっかり上がりました。
    原因は明らかで――ご飯をおかわりして茶碗2杯食べたことです。

    白米は消化吸収が速く、すぐにブドウ糖として血液に取り込まれます。
    余った糖質は肝臓で中性脂肪に変換され、血中濃度を押し上げます。
    今回の「TG 202」という数字は、まさにその結果を物語っています。

    まとめ

    けんちゃんステーキ翌日の採血では、尿酸値は大きな変化はなく、普段どおりの“高め安定”。
    一方で中性脂肪は、ご飯2杯の威力を見事に証明する結果となりました。

    「ご飯茶碗2杯でここまで上がるのか」
    改めて、データで確かめてみる価値は大きいと実感しました。

    次回は、また違う外食メニューでどんな変動が出るかを報告していきます。
    美味しく食べて、翌日の血液データで“リアルな体の声”を聞く――。
    この実験を続けていきたいと思います。

  • 何を検査すればいいのか?外食✖採血ブログの実験デザイン

    このブログのコンセプトを思いついたのは良いけれど、ふと考えました。
    「毎日採血して外食の影響を見るなんて、論文もないし前例もない。じゃあ、何を検査すればいいんだろう?」

    私はお酒をよく飲むので、肝機能は気になるところです。
    ただし、肝機能検査の代表であるAST・ALTは「肝細胞が壊れたとき」に上昇する値。1回の食事で劇的に増減するわけではありません。γGTPはアルコール負荷に反応する項目として有名ですが、これも「毎日変動を見る」というよりは習慣的な飲酒の影響を反映するものです。

    一方で、**尿酸値(UA)**はどうでしょうか。
    暴飲暴食の後に痛風が起きることがあるように、「飲んだ翌日にどれだけ上がっているか?」は非常に興味深いポイントです。

    次に、脂質(コレステロール・中性脂肪)
    LDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールは、中〜長期的な食生活を反映するため、1回の外食で大きく変わるわけではありません。
    しかし、**中性脂肪(TG)**は違います。前日の食事に強く影響を受けることは健康診断でよく経験します。つまり「昨日の食事がどう出るか」を見るにはぴったりの項目です。

    糖尿病の指標であるHbA1cは1〜2ヶ月の平均血糖を反映するため、毎回測っても意味はありません。血糖そのものを外食直後に測定すれば面白いですが、「翌日朝の採血」ではあまり参考にならないでしょう。

    こうして整理してみると、外食翌日に毎回測定すべき項目はシンプルに絞られます。


    実験ルール

    • 毎日(外食翌日)測る項目
       尿酸値(UA)、中性脂肪(TG)
    • 週1回測る項目
       肝機能(AST、ALT、γGTP)、腎機能、コレステロール(LDL・HDL)
    • 月1回測る項目
       HbA1c(糖尿病の指標)

    こうしてみると、毎日のデータは「即効性のある変動」を、週・月単位のデータは「生活習慣の積み重ね」を反映するような設計になりました。

    さて、どんなデータが取れるでしょうか。
    医学的な常識を裏付ける結果になるのか、それとも意外な新発見があるのか――。
    私自身も楽しみにしながら、実験を続けていきたいと思います。

  • 医者が飲んでいる薬、公開します。42歳Dr.Dのリアルな内服事情

    はじめに

    宮崎でクリニックを営む Dr.D です。
    みなさん、「医者自身がどんな薬を飲んでいるのか」気になったことはありませんか?

    私はこれまで月1回の採血検査を欠かさず続けてきました。理由はシンプルで、健康こそが最大の財産だと考えているからです。

    アラフォー世代と生活習慣病

    年齢を重ねて42歳。いわゆる「アラフォー」に差しかかる頃から、徐々に数値の異常が目立ち始めました。

    • 肝機能の上昇(いわゆる脂肪肝の兆候)
    • 尿酸値の上昇
    • 中性脂肪は300台(正常値の約2倍!)

    医師として患者さんのデータを見慣れているからこそ、自分の採血結果が“完全に異常値”だとよくわかります。

    サプリから薬へ

    最初は「薬は飲みたくない」と思い、まずは**EPA製剤(青魚の油を精製したもの)**を選びました。医薬品として承認されているサプリメントのような存在で、“薬感”が少なく取り入れやすかったからです。

    しかし、それだけでは思ったほど中性脂肪は下がらず…。血圧も測るたびに140〜150台を記録するようになりました。

    「薬は嫌だ。でも、生活習慣病を放置して動脈硬化が進むのはもっと嫌だ」

    そう考え、ついに本格的に薬を飲む決断をしました。

    現在の内服薬

    42歳の今、私が毎日服用している薬は以下の3種類です。

    ① エパデールEM 2g 2包 1× 朝
    (EPA製剤/中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果)

    ② パルモディアXR 0.4g 1錠 1× 朝
    (1日1回でOK、中性脂肪低下+HDLコレステロール上昇効果)

    ③ ザクラスLD 1錠 1× 朝
    (ARB+カルシウム拮抗薬の合剤。2つの作用を組み合わせた強力な降圧薬)

    この3種類を飲み始めてから、採血結果は「まずまず正常」のことが多くなりました。もちろん完全に安心とは言えませんが、薬によってコントロールできている状態です。

    まとめ

    私は薬が好きではありません。けれども、生活習慣病を放置すれば確実に動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞といったリスクが高まります。

    だから私は、薬を必要な範囲で取り入れながら、大好きな外食も楽しむ人生を選びました。

    このブログでは、私自身が実際に外食した翌日に採血を行い、食事と血液データのリアルな関係を記録していきます。

    「医者なのにこんなもの食べてるの?」と思われるかもしれませんが、だからこそ伝えられることがあります。

    外食を楽しみながら、どうすれば健康と向き合えるのか――。
    これからも正直に書いていきますので、ぜひお付き合いください。

  • 外食好き医師が挑む!採血でわかる“食と健康”のリアル

    はじめまして。宮崎で小さなクリニックを営む42歳医師、Dr.D です。
    私は外食が大好きで、焼肉もラーメンも居酒屋メニューも、宮崎の名物料理も、とにかく美味しいものを楽しみたいタイプです。

    一方で、私は高血圧と高脂血症の薬を内服しています。つまり典型的な「生活習慣病予備軍」そのものであり、本来であれば塩分や脂質の制限を意識すべき立場にあります。

    でも正直なところ――
    「健康のために外食を我慢する」という選択肢は、私の人生にはありません。
    好きなものを食べられない生活は、きっとストレスで逆に体を壊してしまう気がするのです。

    だからこそ私は考えました。

    「大好きな外食を楽しみながらでも、健康に向き合う方法はないだろうか?」

    なぜ毎日採血なのか?

    そこで始めたのが、外食をした翌日に必ず採血をするという実験です。

    例えば――

    • イクラやあん肝など「痛風まっしぐら」と言われる食材を食べた翌日、本当に尿酸値は上がるのか?
    • 飲み過ぎた夜の翌朝、肝機能(AST・ALT・γ-GTP)はどう動くのか?
    • マックのポテトやラーメンで、中性脂肪はどのくらい上昇するのか?

    医学的な知識に基づく予測はありますが、実際の数値をデータで見ると「思ったより変化しない」こともあれば、「やっぱり上がった!」という驚きの発見もあります。

    私は医師として多くの患者さんを診ていますが、日常生活での“リアルなデータ”をここまで徹底して追っている人は、ほとんどいないと思います。だからこそ、このブログは世界でひとつだけの実験記録になるはずです。

    宮崎の美味しい店とともに

    このブログでは、数値だけでなく「どんなお店で、どんな料理を食べたのか」も紹介していきます。
    宮崎には地元の人に愛される名店や、知る人ぞ知る隠れた逸品がたくさんあります。

    例えば、炭火焼きの地鶏、チキン南蛮、宮崎牛、そして海鮮料理。
    食材が新鮮で味付けも豪快、食べ歩きには最高の土地です。

    「美味しい外食レビュー ✖︎ 翌日の血液データ」――この組み合わせこそが、私のブログの大きな特徴です。

    このブログで伝えたいこと

    私が目指すのは、**「美味しいものを我慢しない健康法」**です。

    もちろん、生活習慣病の改善に「食事制限」は大切です。
    しかし、食を楽しむことは人生の大きな喜びでもあります。

    だから私は、

    • データに基づいて「これは意外と大丈夫」「これはやっぱり危険」
    • 食べてもいいけれど「こういう運動や工夫をすればリスクを減らせる」
      そんな“食べながら健康を守る方法”を、医学的根拠を踏まえてわかりやすく伝えていきたいと思います。

    まとめ

    このブログは、宮崎の美味しい外食情報と、実際の採血データを組み合わせてお届けする新しい実験的な試みです。

    「美味しい外食を楽しみたいけど、健康も気になる」
    そんな方にとって、少しでも参考になり、楽しんでいただけるブログになれば嬉しいです。

    これから毎日の記録を更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。