タグ: 痛風

  • スルメで尿酸値が急上昇!?

    8/28

    食事内容

    昨日の夕食は、豚しゃぶ鍋でした。

    • 豚バラ肉(プリン体:約120mg / 100g)
    • 舞茸(約98mg / 100g)
    • レタス、ねぎ、豆腐(プリン体少なめ)
    • ご飯は無し

    「これは数字も良い結果になるのでは?」と予想していました。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.3 → 8.1(大幅上昇)
    • 中性脂肪(TG):109 → 126(軽度上昇)

    中性脂肪は許容範囲の変動でしたが、問題は尿酸値。
    なんと 8.1 まで跳ね上がってしまいました。

    理由は「スルメ」

    思い返すと、この日は女子バレーを観戦しながら晩酌。
    その際に焼酎のあてとして スルメをかなり食べていたのです。

    スルメのプリン体量

    • スルメ:約300〜400mg / 100g

    一般的に「高プリン体食品」の目安は200mg / 100g以上とされます。
    つまりスルメはその 1.5〜2倍の“プリン体爆弾” なのです。

    一心鮨との比較

    過去に高級鮨コースを食べた時も、尿酸値の上昇は +0.5程度 に留まりました。
    しかし今回のスルメは +0.8

    これまで豪華な鮨でも見られなかった急上昇が、シンプルな「スルメ」で起きたことは大きな発見でした。


    まとめ ― スルメは痛風持ちの天敵

    スルメは、手軽で低糖質、高タンパクというイメージがあります。

    手軽すぎて食べすぎちゃう方は要注意です!

    「プリン体量が極端に多い」という事実を忘れてはいけません。

    • 中性脂肪 → 問題なし
    • 尿酸値 → スルメで一気に上昇

    「スルメなんかで痛風になるのは嫌だなぁ」と思いましたが、実際にはあり得る話です。
    特に痛風をお持ちの方、尿酸値が高めの方は スルメをおつまみにするのは要注意 です。








  • ケンタッキーは本当に悪者か?採血で検証

    8/27

    ケンタッキーを食べてみた理由

    昨日のお昼はケンタッキーを食べました。
    ファーストフードといえば「生活習慣病の大敵」と言われがち。
    しかしケンタッキーは他のファストフードに比べると炭水化物が少なく、意外と悪くないのでは?――そう思ったのがきっかけです。

    …と言いつつ、これはただの言い訳
    実際は「ただケンタッキーのチキンをかぶりつきたい」というのが本音です笑。

    ちなみに ビスケットは食べていません
    あれは小麦+バターで糖質と脂質の塊。今回はあえて避けました。

    夜はゴーヤチャンプル

    夕食はゴーヤチャンプル。
    ご飯は食べず、肉と野菜を中心に。

    つまりこの日は――

    • 昼:ケンタッキー(オリジナルチキン+ポテトS)
    • 夜:ゴーヤチャンプル(ご飯なし)

    という「低プリン体&低炭水化物」を意識した食事内容でした。

    採血結果、、、

    • 尿酸値(UA):7.9 → 7.3
    • 中性脂肪(TG):144 → 109

    結果は予想以上に良好。
    尿酸値が 1日で0.6も下がる のは驚きでした。

    尿酸値の考察

    ここまで下がったのは、新たなプリン体があまり入ってこなかったこと、そして 尿酸の排泄が順調に進んだことが大きな理由でしょう。

    これまで「高止まりしていた」のは、日々プリン体を多めに摂っていたため。
    つまりプリン体負荷が減れば、これほどスムーズに下がることを今回のデータが示しています。

    中性脂肪の考察

    中性脂肪も 109 まで低下。

    • オリジナルチキンは油は多いが炭水化物が少ない
    • 昼に食べたため、翌日の採血まで時間があった
    • 夜はご飯を食べなかった

    これらが良い方向に働いたと考えられます。
    中性脂肪は糖質に強く依存するため、ポテトS程度では翌日まで大きな影響を残さなかったのかもしれません。

    今回の学び

    今回のデータから導き出される結論は――

    「ケンタッキーはチキンだけなら意外と悪くない!」

    もちろん揚げ物なのでカロリーは高め。
    食べすぎは禁物ですが、「糖質とプリン体を抑えたいけど美味しいものも食べたい」という時には悪くない選択肢になり得るのではないでしょうか。

    まとめ

    • 尿酸値は 7.9 → 7.3 と大幅に低下
    • 中性脂肪は 144 → 109 と改善
    • プリン体少なめ&炭水化物控えめの食事は、採血データにも好影響

    ファストフード=悪、と一概に切り捨てるのではなく、「何を食べ、何を避けるか」 が重要だと改めて感じました。

  • メンチカツと尿酸値 ― 8/26の採血結果

    8/26

    採血条件と食事内容

    昨日は家でゆっくりと過ごしました。
    前日の仮説では「外食を控えれば尿酸値は1日0.1ずつ下がる」。
    その理論でいけば、今回は UA 7.8 → 7.7 になるはずでした。

    しかし実際の結果は――

    • 尿酸値(UA):7.8 → 7.9(上昇)
    • 中性脂肪(TG):119 → 144(上昇)

    食べたものは以下の通りです。

    • 椎茸入りメンチカツ × 2個
    • きゅうりのキムチ
    • 呉汁(大豆をすりつぶした味噌汁のような料理)

    食材のプリン体量(推定)

    チャットGPTに確認したデータを整理すると――

    • 椎茸(生):約70mg / 100g
    • メンチカツ(100g換算):揚げ工程を含め推定90〜130mg
    • 乾燥大豆:172mg(多い)
    • 木綿豆腐:38mg(少なめ〜中程度)
    • きゅうり:ほぼ0mg
    • キムチの唐辛子や発酵調味料:ごく微量

    つまり「プリン体自体はそこまで多くない食事」だったのです。

    ではなぜ尿酸値が上がったのか?

    考えられる理由は2つ。

    ① アルコールの代謝遅延効果

    前日の「らんぷ亭」でワインを1本飲みました。
    アルコールは肝臓で優先的に分解されるため、プリン体から尿酸への代謝や尿酸の排泄が一時的に後回しになることがあります。
    その結果、翌日に数値として反映された可能性があります。

    ② 日常的な「高尿酸状態」

    普段からプリン体を多めに摂取しているため、体内で尿酸が高止まりしている状態。
    この状況では「少しのプリン体負荷」でも尿酸値が跳ねやすくなります。
    言い換えれば「飽和状態のコップに最後の一滴を垂らした」ようなものです。

    中性脂肪について

    中性脂肪も119 → 144へと上昇。
    これは揚げ物(メンチカツ)の脂質や、ご飯・衣由来の糖質が影響したと考えられます。
    TGは食事の影響を受けやすいので、今回の上昇は比較的分かりやすい変化でした。

    まとめ

    • プリン体が少なくても尿酸値は上がることがある
    • アルコール代謝の影響で翌日に持ち越された可能性
    • 普段の「高尿酸状態」が下地になっているため、わずかなプリン体でも反応しやすい

    今回のデータを見て、高尿酸血症の薬を飲む日が近いのかもしれないと感じています😔
    ただ、それも含めて「毎日採血して分かる体のリアルな動き」。

    引き続き、日常の食事と採血データを照らし合わせて観察していきたいと思います。

  • らんぷ亭ディナー翌日の採血結果(8/25)

    8/25

    久々の採血

    先週末は外食もせず、採血もしていませんでした。
    そして日曜日の夜にニシタチの「らんぷ亭」で食事を楽しみ、翌日久々に採血を実施しました。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):8.0 → 7.8
    • 中性脂肪(TG):142 → 119
    • 肝機能・腎機能:ほぼ変動なし

    ワインを1本飲んだとはいえ、尿酸値はむしろ少し下がっていました。
    中性脂肪も119と落ち着いています。

    尿酸値の考察

    なんとなくですが、ここ数日のデータから「外食を控えると1日に0.1ずつ尿酸値が下がっていく」ような印象を受けます。

    Screenshot

    もし21日から外食せずに過ごしていたなら――

    • 7.7(21日) → 7.6(22日) → 7.5(23日) → 7.4(24日)

    といった具合に、4日で0.4程度下がっていたかもしれません。
    しかし実際には「らんぷ亭」での食事によって7.8に留まりました。

    影響した可能性のある料理

    • ワイン1本:アルコールは尿酸排泄を抑制する
    • サザエのブルゴーニュ風:貝類は中程度のプリン体を含む
    • 鮎のスープ(肝入り):魚の肝臓部分にはプリン体が多い

    特に鮎のスープは、内臓の濃厚な旨味が感じられたので、ここが大きな要因になったのではないかと思います。

    つまり、「控えめな外食でも尿酸値の下降は鈍化する」ということが確認できました。

    中性脂肪について

    中性脂肪は119と前回から低下。
    これは、らんぷ亭でパンは少し食べたものの、パスタやライスといった主食を注文しなかったことが大きいと考えられます。

    中性脂肪は糖質摂取の影響をダイレクトに受けるので、「ご飯や麺類を避けた」ことが数値にそのまま反映された結果といえます。

    まとめ ― 尿酸値の特徴

    • 尿酸値は上がりづらく、下がりづらい
    • 外食を控えると少しずつ下降していく印象(1日0.1程度)
    • ただしアルコールや内臓系の料理で簡単に上昇する
    • 中性脂肪は糖質摂取量に強く依存

    今回の結果を見て改めて感じたのは、水分摂取の重要性です。
    尿酸は尿として排泄されるため、水分をしっかり摂って排泄を促進することが大切。
    外食を楽しみつつも、日々の水分補給を意識していこうと思います。

  • ニシタチの人気店「らんぷ亭」で晩ごはん

    8/24夜

    秋の夜のニシタチ

    ようやく夜が過ごしやすい気温になってきました。
    そんな時は、やっぱりニシタチでご飯が食べたくなるもの。

    昨夜は人気の洋食屋 「らんぷ亭」 へ。
    ニシタチの中でも昔から愛され続ける名店です。

    食べたアラカルトの内容

    ① カツオ藁焼き(枝豆のソース?)

    最初に登場したのはカツオの藁焼き。
    香ばしい香りに、枝豆をベースにしたような爽やかなソースが相性抜群。
    夏から秋へと移り変わる季節を感じる一皿でした。

    ② アスパラバター

    シンプルですが、素材の旨みを引き出す王道の調理。
    シャキッとした歯ごたえと濃厚なバターが食欲をそそります。

    ③ 天然鮎のヴィシソワーズ(きゅうりのソース添え)

    ヴィシソワーズはじゃがいもの冷製スープが定番ですが、ここでは天然鮎を合わせるという驚きの発想。
    さらにきゅうりのソースが加わり、さっぱりとした仕上がりになっていました。

    ④ 自家製ぬか漬け

    らんぷ亭の隠れた名物。
    こうした一品があることで、料理全体に温かみが生まれます。

    ⑤ らんぷ亭のポテトフライ

    安定の人気メニュー。
    外はカリッと、中はホクホク。
    ワインのお供としてはもちろん、これを食べると「らんぷ亭に来たな」と実感できます。

    ⑥ イカのフリット

    衣は軽く、イカは柔らか。
    レモンを絞ると一層爽やかで、白ワインと相性抜群でした。

    ⑦ サザエのブルゴーニュ風+パン

    サザエをエスカルゴ風に仕立てた一皿。
    香草バターの風味が濃厚で、パンにソースをつけて最後まで堪能しました。

    ⑧ 茄子の辛味ソースがけ(お裾分け)

    他のお客さんからの嬉しいお裾分け。
    ピリッとした辛味と茄子の甘みが絶妙で、こうした偶然の出会いも外食の楽しみのひとつです。

    ⑨ 桃のコンポート+ヨーグルトアイス

    デザートは爽やかに。
    桃の優しい甘さとヨーグルトの酸味が、食後の口をすっきり整えてくれました。

    ワインとラムで乾杯

    料理に合わせてワインを1本。
    さらに〆にはラムを1杯いただきました。
    アルコールのチョイスも絶妙で、食事全体がより華やかなものになりました。

    お会計と雰囲気

    お会計は 23,350円
    ニシタチ全体は人が少なめで静かな夜でしたが、らんぷ亭だけは満席で大賑わい。
    変わらず地元の人に支持され続けているのを実感しました。

    まとめ

    昔から変わらず人気の「らんぷ亭」。
    ニシタチに数ある飲食店の中でも、やはりここは特別な存在感があります。

    昨夜も、良い晩ごはんをいただきました🥰

  • 秋刀魚と尿酸値 ― 8/21の採血結果

    8/21

    自炊3日目

    ここ最近は「外食を控えて数値がどれくらいで正常に戻るか」を知りたくて、自炊生活を続けています。
    8/18から3日連続で自宅ご飯。

    昨日(8/20)のメニューは――

    • 秋刀魚の塩焼き
    • キムチの素で和えたきゅうり
    • ご飯1杯
    • ビール350ml 1本

    シンプルで、体に優しい夕食でした。

    採血結果(8/21)

    尿酸値(UA):7.7 → 8.0

    中性脂肪(TG):225 → 142

    TGは予想通り下がってきました。
    薬の効果もあり、やはり中性脂肪は比較的早く改善します。

    ただ、解せないのは尿酸値。
    なんと 8.0 まで上がっていました。

    秋刀魚とプリン体

    秋刀魚は可食部100gあたり 約120mg のプリン体を含みます。
    大きな秋刀魚でも可食部はせいぜい150g程度。
    つまり多くても 180mg前後

    これは「高プリン体食品(200mg/100g以上)」の基準を下回る量です。
    普通に考えれば、尿酸値を一気に8.0まで押し上げる要因にはならないはず。

    尿酸値の動き方

    尿酸値は「プリン体を摂取してから4〜8時間後にピークを迎え、24時間以内に尿として排泄される」と言われています。

    実際に過去のデータと比較してみましょう。

    • 一心鮨(高級鮨コース)
      • 前日 UA 7.2 → 翌日 UA 7.7
      • 恐らくこの日がプリン体摂取量の最大値
      • 上昇幅は +0.5
    • 今回の秋刀魚(8/21)
      • 前日 UA 7.7 → 翌日 UA 8.0
      • 上昇幅は +0.3

    数値だけ見れば「鮨よりも軽い上昇」です。
    ただし今回はもともと UA 7.7 と高止まりしている状態。
    尿酸の排泄が追いついていないところに秋刀魚由来のプリン体が加わったため、少量でも上がりやすかったのではないかと考えられます。

    秋刀魚の美味しい季節に

    これから秋刀魚が旬を迎える季節です。
    脂が乗り、焼くと皮はパリッと香ばしく、内臓はほろ苦くてビールとの相性抜群。

    ただし要注意なのは、その 内臓部分
    魚の内臓にはプリン体が多く含まれています。
    秋刀魚の「苦味が旨い」と言われる部分こそ、尿酸値上昇のリスク要因になるのです。

    まとめ

    • 中性脂肪は225 → 142と大幅に改善(薬+自炊の効果)
    • 尿酸値は7.7 → 8.0に上昇
    • 秋刀魚自体のプリン体は中等度だが、高止まりの状態では少量でも数値が上がりやすい

    秋の味覚・秋刀魚。
    美味しいからこそ食べたい一方で、尿酸値が気になる方は「内臓ごと食べすぎない」など、ちょっとした工夫が必要かもしれません。

  • 餃子で中性脂肪が跳ねた!?

    8/20

    採血条件と食事内容

    福岡での食べ歩きから数日が経ちました。
    実は8/19の採血を忘れてしまったのですが😱、その分、8/18・19は胃を休めるつもりで自宅で静かに過ごしました。

    • 8/18:冷や汁(自炊)
    • 8/19:餃子(焼き餃子12個+手羽餃子2個)+ご飯茶碗1杯+ハイボール500ml

    外食ではなく自宅ご飯。
    それなのに、採血結果を見てびっくりしました。

    採血結果(8/20)

    • 尿酸値(UA):7.7 → 7.7(変化なし)
    • 中性脂肪(TG):150 → 225(上昇!)

    外食を控えていたにもかかわらず、TGはしっかり上がっていました。

    尿酸値について

    尿酸値は変わらず 7.7
    これは私の“いつもの高め安定ゾーン”です。
    外食をしていなくてもすぐには下がらず、尿酸値がゆるやかにしか動かないことを再確認しました。

    中性脂肪の上昇 ― 餃子の仕業?

    問題は中性脂肪。
    外食で豪華な食事をした後でも150に落ち着いていたのに、自宅で餃子を食べた翌日に225まで上昇

    考えられる要因を整理すると――

    餃子の構造的な問題

    1. 皮(小麦粉)=炭水化物 → 糖質
    2. 豚ひき肉=脂質の多い部位
    3. 手羽餃子=鶏皮の脂質+餡の脂質
    4. 調理法=揚げ焼き → 油を吸いやすい

    つまり餃子は、**糖質と脂質を同時に摂取する「中性脂肪が上がりやすい構造」**を持った料理だといえます。

    生理学的な解説

    • 糖質は吸収されて血糖値を上げ、余剰分が肝臓で中性脂肪に変換される
    • 脂質は消化吸収後、中性脂肪の形で血中に取り込まれる
    • これらを同時に摂ると、肝臓に流れ込む脂質の量が一気に増え、TGが上昇しやすくなる

    また、中性脂肪は 食後3〜6時間後にピークを迎えると言われています。
    今回の数値は、まさにその典型的な動きを示した可能性があります。

    考察とまとめ

    今回の結果から分かったことは――

    • 尿酸値は「すぐには下がらない」
    • 中性脂肪は「餃子で一気に跳ねる」

    特に餃子は、見た目以上に 糖質+脂質のダブルパンチで、想像以上に中性脂肪を上げやすい料理でした。

    もちろん、これはあくまで私個人の連日採血による観察データであり、論文やエビデンスがあるわけではありません。
    ですが、だからこそ 毎日採血して自分の体で検証する実験は面白いのです。

    現段階での結論。

    「餃子はやべー(=中性脂肪が上がりやすい)」

    これからも、こうした身近な食べ物と採血データを結びつけていきたいと思います。

  • 外食が続いた2日後の採血結果

    8/16

    外食をやめて自宅で静養

    外食が続き、尿酸値・中性脂肪も悪化してきたので、8/15はさすがに家で大人しく過ごしました。

    ここまで肝機能の指標である γGTP も測定してきました。
    私は普段からお酒をよく飲むので気になっていたのですが――結果はほとんど変動なし。

    太一家でも一心鮨でも、かなり飲んだのに大きな変化は出ませんでした。
    やはり教科書どおり、「γGTPは急性の飲酒にすぐ反映する数字ではない」ということですね。

    そこで今後は、毎回ではなく週1回の測定に切り替えることにします。

    採血結果(8/15)

    さて、外食を控えた翌日のデータです。

    • 尿酸値(UA):7.7 → 7.6
    • 中性脂肪(TG):244 → 169

    数値の動きの考察

    尿酸値は 7.7から7.6へ微減
    これはまさに教科書通りの「緩やかに下がる動き」です。
    一度上がった尿酸値は、そう簡単にストンと下がりません。

    一方、中性脂肪は 244から169へ大きく改善
    ただし、薬(パルモディア)を飲んでいることを考えると「正常値(149以下)まで戻るかな?」と思いましたが、そこまでは落ちませんでした。
    前日の数値の影響がまだ残っているのかもしれません。

    まとめ

    外食を1日休んだことで、数値は確実に改善。
    ただし、尿酸値は緩やかに、中性脂肪は比較的早く下がるという特徴が改めて確認できました。

    今日は土曜日。
    用事で福岡へ行きますので、美味しいものをしっかり食べてきます(笑)
    そしてまた土日での外食を経て、月曜日に採血データを報告します!

  • 一心鮨 光洋の採血結果

    8/15

    これまでの学び

    これまでの記事を読んでくださった方は、すでにお気づきかと思います。

    • お米は中性脂肪(TG)を上げやすい
    • アルコールは尿酸値を上げやすい

    では――贅沢な鮨。
    つまりプリン体を多く含む食材をふんだんに使った食事では、一体どうなるのか?

    採血結果(8/15)

    お待ちかねの結果はこちらです。

    • 尿酸値(UA):7.2 → 7.7
    • 中性脂肪(TG):157 → 244

    これまでで最も大きな上昇となりました。

    尿酸値の変化

    これまで大きく動きにくかった尿酸値が、今回はしっかり上がりました。
    鮨のネタにはウニ・イクラ・アワビ・エビ・タコなど、プリン体を含む魚介類がふんだんに使われています。
    さらにアルコールも加わり、尿酸排泄が抑制されたことも影響しているでしょう。

    中性脂肪の変化

    脂っこい料理は今回のコースにはほとんどありませんでした。
    それでもTGが大幅に上がったのは、やはり お米=酢飯 の影響と考えられます。

    白米は消化されてブドウ糖に変わり、余剰分は肝臓で中性脂肪に変換されます。
    寿司は「一貫ごとに少量」でも、積み重なればしっかりご飯を食べたことになります。
    つまり、鮨は生活習慣病世代にとって実は危険なメニューなのです。

    まとめ

    一心鮨翌日のデータは、尿酸値・中性脂肪ともにこれまでで最大の上昇を記録しました。

    • 尿酸値:プリン体+アルコールでしっかり上昇
    • 中性脂肪:脂ものより、ご飯(酢飯)の影響大

    「鮨は生活習慣病のおじさんの大敵」
    改めてそう実感させられる結果となりました。

    プリン体の多い代表的な食材(参考)

    • アンキモ(約300mg/100g)
    • 白子(約200mg/100g)
    • エビ(約150mg/100g)
    • タコ(約140mg/100g)
    • ウニ(約137mg/100g)
    • イクラ(約3mg/100gと少なめ)

    ※200mg/100g以上が「高プリン体食品」の目安。

  • 何を検査すればいいのか?外食✖採血ブログの実験デザイン

    このブログのコンセプトを思いついたのは良いけれど、ふと考えました。
    「毎日採血して外食の影響を見るなんて、論文もないし前例もない。じゃあ、何を検査すればいいんだろう?」

    私はお酒をよく飲むので、肝機能は気になるところです。
    ただし、肝機能検査の代表であるAST・ALTは「肝細胞が壊れたとき」に上昇する値。1回の食事で劇的に増減するわけではありません。γGTPはアルコール負荷に反応する項目として有名ですが、これも「毎日変動を見る」というよりは習慣的な飲酒の影響を反映するものです。

    一方で、**尿酸値(UA)**はどうでしょうか。
    暴飲暴食の後に痛風が起きることがあるように、「飲んだ翌日にどれだけ上がっているか?」は非常に興味深いポイントです。

    次に、脂質(コレステロール・中性脂肪)
    LDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールは、中〜長期的な食生活を反映するため、1回の外食で大きく変わるわけではありません。
    しかし、**中性脂肪(TG)**は違います。前日の食事に強く影響を受けることは健康診断でよく経験します。つまり「昨日の食事がどう出るか」を見るにはぴったりの項目です。

    糖尿病の指標であるHbA1cは1〜2ヶ月の平均血糖を反映するため、毎回測っても意味はありません。血糖そのものを外食直後に測定すれば面白いですが、「翌日朝の採血」ではあまり参考にならないでしょう。

    こうして整理してみると、外食翌日に毎回測定すべき項目はシンプルに絞られます。


    実験ルール

    • 毎日(外食翌日)測る項目
       尿酸値(UA)、中性脂肪(TG)
    • 週1回測る項目
       肝機能(AST、ALT、γGTP)、腎機能、コレステロール(LDL・HDL)
    • 月1回測る項目
       HbA1c(糖尿病の指標)

    こうしてみると、毎日のデータは「即効性のある変動」を、週・月単位のデータは「生活習慣の積み重ね」を反映するような設計になりました。

    さて、どんなデータが取れるでしょうか。
    医学的な常識を裏付ける結果になるのか、それとも意外な新発見があるのか――。
    私自身も楽しみにしながら、実験を続けていきたいと思います。