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  • 4日外食せず尿酸値9からどれくらい下がったか

    9/22

    9月18日、尿酸値がついに「9.0」という衝撃の数字を記録しました。痛風発作を意識せざるを得ない危険水域。さすがに危機感を抱き、この週末は「外食らしい外食は控えよう」と決めました。


    自分なりの“節制”

    とはいえ、完全な節制はなかなか難しいものです。外食は避けたつもりでも、振り返るとウーバーイーツでマクドナルドを頼んだり、鰻を食べたり、寿司をつまんだり…。結局「プリン体ゼロ生活」には程遠い内容でした。

    ただ、普段のように鮨屋やイタリアンでフルコースを楽しむわけではなく、自宅中心で食事を済ませたのも事実。これを「私なりの節制」と呼ぶことにします。


    採血データの結果

    4日間を経ての採血結果はこちら。

    • 尿酸値(UA):9.0 → 8.7
    • 中性脂肪(TG):177 → 116

    まず注目したいのは中性脂肪。しっかり下がって基準値内に収まりました。さらに肝機能や腎機能、血糖、コレステロール関連もすべて正常範囲。全体としては健康的なデータに整っています。

    一方の尿酸値。9.0から8.7へとわずかに低下しましたが、依然として高値。基準値7.0未満からは遠く、改善したとは言い難い数字です。


    尿酸値が下がりにくい理由

    今回の結果は「努力していないから仕方ない」と片付けることもできますが、医学的な背景を考えてみるといくつかの要因が見えてきます。

    まず、尿酸値はプリン体摂取の“前日分”だけで決まるわけではありません。体内に蓄積したプリン体が尿酸に分解され、排泄されるまでには時間がかかります。つまり、数日の積み重ねでじわじわと数値が動くのです。

    今回、外食を控えたとはいえマクドナルドや鰻、寿司といった「プリン体を含む食事」は続いていました。完全に排泄する余裕を与えるには不十分だったのでしょう。


    中性脂肪は改善した理由

    中性脂肪は177から116へと改善しました。こちらは比較的“前日の食事内容”に反映されやすい項目です。

    大きな要因は 脂質と糖質の摂取が控えめになったこと。外食で揚げ物やアルコールを取らなかった分、数値に良い影響が出たと考えられます。自宅中心の食事は「プリン体対策」には不十分でも、「中性脂肪対策」には効果的だったようです。


    「食事制限したくない」からこそ

    尿酸値に関しては、もはや「食事制限だけで解決」は現実的ではありません。私自身、食べたいものを食べるスタンスを崩すつもりはありません。

    ではどうするか。答えは「排泄を促す」方向に舵を切ることです。

    尿酸は腎臓から尿に溶けて排泄されます。そのため、

    • 水分を十分に摂る(1日2リットル目標)
    • 軽い有酸素運動を習慣化する(ウォーキングやジョギング)
      が非常に有効です。

    運動によって血流が改善し、腎臓の機能が高まると、尿酸が体外へスムーズに排泄されやすくなります。「食べる楽しみを奪わない」ためには、むしろこちらの工夫が必須だと改めて感じました。


    まとめ

    4日間外食を控え、自宅中心で過ごした結果、尿酸値は9.0から8.7へ微減。中性脂肪は177から116へ改善し、肝臓や腎臓、血糖、コレステロールはすべて正常でした。

    一見「努力不足」とも思えますが、尿酸値は“直前の食事”だけでなく“数日間の蓄積”に左右されることを再確認しました。完全にプリン体を断つのは難しいからこそ、運動や水分で排泄を促すことが重要です。

    「食べたいものは食べる。その代わり、体を動かして数値を整える」——ずっと口にしてきたことですが、そろそろ本気で実行する時期かもしれません。

    ニッポンセレクト
  • レバー連投で尿酸値ついに9.0!家焼肉翌日の採血データを公開

    9/18

    「節制しなきゃ」と頭では分かっていても、目の前に美味しいものがあるとどうしても手が伸びてしまいます。特にレバー。高プリン体食材であることは十分承知しているのですが、冷蔵庫に余っていると「食べきってしまおう」とつい調理してしまう。昨日も例外ではなく、レバーを焼いて食べ、さらに肉を買い足して家で焼肉までしてしまいました。


    翌日の採血結果

    そして今朝の採血データがこちらです。

    • 尿酸値(UA):8.7 → 9.0
    • 中性脂肪(TG):149 → 177

    中性脂肪は少し上昇しましたが、問題はやはり尿酸値。ついに「9.0」という数字を叩き出してしまいました。


    尿酸値9の意味するもの

    尿酸値9.0。これは明らかに危険水域です。基準値は7.0未満であり、健診では8.0を超えた時点で「要治療」と判断されることも多いレベル。実際、このまま高尿酸血症の状態が続けば、いつ痛風発作を起こしてもおかしくありません。

    ただ、ここで重要なのは「一食で一気に跳ね上がった」というよりも、「蓄積の結果として上がった」という点です。

    プリン体摂取量を振り返る

    今回食べたレバーは2日前の1/4程度。つまり摂取量は控えめでした。それでも尿酸値は8.7から9.0に上昇。これは、「その日食べた量」だけでは説明できません。

    プリン体含有量を整理すると、

    • 牛レバー:約220mg / 100g
    • 鶏レバー:約312mg / 100g

    2日前には200gを食べて約530mgを摂取。昨日はその1/4、つまり50gほどで100〜150mg程度。数値だけ見れば「そこまで多くない」レベルです。

    しかし、問題は「連日の高プリン体摂取」。福岡食べ歩き旅行以来、魚介や肉、鮨に加えてレバーが続き、体内での尿酸処理が追いつかなくなっています。プリン体は分解されて尿酸になりますが、その排泄能力には限界があります。結果として、少量の追加摂取でも「雪だるま式」に数値が積み上がっていくのです。


    中性脂肪の変動

    中性脂肪は149から177へやや上昇。家焼肉で肉の脂を摂取したことと、夜の食事全体のカロリー過多が影響したと考えられます。ただし尿酸値のように急激なリスクを示す数値ではなく、今回の変動は許容範囲内。問題はむしろ「尿酸値の慢性的高値」だと言えます。


    なぜ「蓄積」が怖いのか

    尿酸値が高い状態が続くと、血液中で尿酸が飽和し、やがて関節内に結晶化して沈着します。これが痛風発作の直接原因。しかも結晶は一度沈着すると簡単には消えません。つまり「昨日の食事だけで判断する」のではなく、「数日〜数週間の食生活全体」でリスクを考える必要があります。

    今回のように、レバーを連日摂取していなくても、直前の旅行や飲酒でプリン体負荷が高まっていれば、翌日少し食べただけで大幅に数値が跳ね上がる。これが“蓄積効果”の怖さです。


    これからの工夫

    尿酸値が9.0に到達した今、真剣に「プリン体を摂らない日」を設ける必要があります。週末だけでも、

    • 魚卵・レバー・白子・あん肝など高プリン体食材を避ける
    • 水分をしっかり摂取する(1日2リットルを目標に)
    • 軽いウォーキングやジョギングを取り入れる

    といった工夫で、少しでも尿酸の排泄を促すべきでしょう。

    大事なのは「我慢」ではなく「調整」。美味しいものは楽しみながらも、意識してプリン体を抜く日を作ることで、痛風リスクを下げることができます。


    まとめ

    レバーを少量食べただけなのに、尿酸値は8.7から9.0へ。中性脂肪は149から177へやや上昇しました。原因は「その日の食事」ではなく「連日の蓄積」。プリン体を処理しきれず、ついに危険水域へ達してしまったと考えられます。

    尿酸値9.0は、痛風発作が現実味を帯びるレベル。週末は意識的にプリン体を避け、水分と運動で排泄を促す必要があります。

    「食べたいものは楽しむ」気持ちを持ちながらも、数値をコントロールする工夫を取り入れていくこと。それが、美味しいものを我慢せずに健康を守るための唯一の方法だと思います。

    ニッポンセレクト
  • コナズ珈琲翌日の採血結果|尿酸値7.8→8.7に急上昇した原因はレバー?

    9/17

    最近、本当に分からなくなってきました。どんな食事をしたら尿酸値が上がるのか。外食をして「今日は上がるだろうな」と思っても意外と変化がなく、逆に自炊で節制したつもりの日に大きく上がったり。教科書的な理屈では説明がつかないことが続いています。


    コナズ珈琲の翌日採血

    さて、今回の採血データはこちら。

    • 尿酸値(UA):7.8 → 8.7
    • 中性脂肪(TG):83 → 149

    中性脂肪は上昇しましたが、基準値の範囲内。問題視すべきはやはり尿酸値。ついに8.7まで跳ね上がり、過去の中でもかなり高い数値となってしまいました。

    「唐揚げとカレーくらいしか食べていないのに…」と思ったのですが、冷静に振り返ると原因はしっかり存在しました。


    レバーをしっかり食べていた

    昼食に「ホルモンやまき」の真似事をして、レバーを結構食べていました。

    プリン体含有量を確認すると以下の通りです。

    • 牛レバー:約220mg / 100g
    • 鶏レバー:約312mg / 100g

    今回食べた量は200g程度。単純計算で 約530mgのプリン体 を摂取したことになります。

    日本痛風・尿酸核酸学会が定める1日のプリン体摂取目安は400mg以下。つまり、明らかにオーバーしています。ただし、数字だけを見れば「少し超えた程度」。理論上、これだけで尿酸値が7.8から8.7に爆増する説明にはなりません。


    蓄積効果とタイミングの問題

    今回の尿酸値上昇を考えるうえで重要なのは「連日の摂取」と「体内処理のタイミング」。

    福岡での食べ歩き旅行以来、肉や魚、鮨などプリン体を多く含む食事が続いていました。その結果、体内ではプリン体の分解・排泄が追いつかず、余剰が蓄積していた可能性があります。そこにレバー200gという“追い打ち”をかけたことで、翌日の数値として一気に表面化した、と考えられます。

    つまり、尿酸値は「昨日食べたものだけで決まる」のではなく、「直近数日間の累積の結果」として現れているということです。


    中性脂肪の変化について

    一方、中性脂肪は83から149へ上昇。ただし基準値の範囲に収まっており、急激な上昇というほどではありません。原因はおそらく「カレー+唐揚げ」という炭水化物と脂質の組み合わせ。加えて、福岡から帰ってきて活動量が減ったことで代謝が鈍り、数値に表れたのだと思います。

    ただ、中性脂肪は「前日の食事に直結しやすい」傾向があり、翌日には改善することも多いです。継続して高値が続かなければ、今回の変化は一過性と考えて良いでしょう。


    健診で良い数字を出すには?

    今回の結果から見えてきた教訓は明確です。

    「健診の前日だけ控えれば大丈夫」という考えは甘い。

    尿酸値はプリン体の摂取から半日〜翌日に影響が出るとされていますが、実際には2日以上経ってから反映されるケースも多い。つまり、健診で良い数字を出したいなら、少なくとも数日前からプリン体摂取を意識的に減らす必要があるということです。

    レバーや白子、あん肝などの内臓系は特に高プリン体食材。健診直前はもちろん、数日前から控えておくことが望ましいでしょう。


    まとめ

    コナズ珈琲の翌日の採血結果は、尿酸値が7.8から8.7へ上昇し、中性脂肪は83から149へと変動しました。直接の原因は昼に食べたレバー200gですが、それ以上に「福岡旅行以来の連日のプリン体摂取による蓄積」が大きく影響していたと考えられます。

    尿酸値は決して「昨日食べたもの」だけで決まるのではなく、数日の積み重ねで変動する。だからこそ、健診を控えている人は前日だけでなく数日前からの食事を見直すことが大切です。

    食べたいものは楽しみながらも、体のリズムや代謝を意識して工夫すること。その積み重ねが、尿酸値を安定させる鍵になるのだと思います。

  • 外食後は下がり自炊で上がる?尿酸値の“時間差”を考察

    9/16

    福岡での食べ歩きを終えた翌日は、自宅で自炊。外食で贅沢した分、体を少しリセットする意味も込めて選んだのは、宮崎の郷土料理 チキン南蛮 です。

    揚げた鶏もも肉に南蛮酢を絡め、タルタルソースをたっぷりかけて頬張る瞬間は、何度食べても幸せを感じます。シンプルでいて飽きない美味しさが、宮崎の人々の食卓に根付いている理由なのだろうと思います。


    採血データの結果

    さて、この日の食事を終えて翌朝に測定した採血データがこちらです。

    • 尿酸値(UA):7.1 → 7.8
    • 中性脂肪(TG):205 → 83

    驚きの結果でした。節制したつもりなのに、尿酸値は急増してしまいました。一方で中性脂肪は大幅に低下。


    尿酸値の急増はなぜ?

    鶏もも肉はプリン体を中程度に含みます。100gあたりの含有量はおよそ120mg前後。今回使ったのは200g程度だったので、プリン体摂取量は240mgほど。決して過剰とは言えません。むしろ、前日の食べ歩きで魚介や肉を存分に食べていた時のほうが摂取量は多かったはずです。

    なのに、外食の翌日は正常値近くまで下がったのに、自炊で節制した日は上昇。教科書的には「プリン体摂取後、半日〜翌日に尿酸値へ反映する」と言われていますが、どうも現実はそれだけでは説明できません。

    私の体感としては「尿酸値の影響は2日後に出る」ケースが多いように思います。つまり、今回の上昇はチキン南蛮そのものの影響ではなく、福岡食べ歩きで摂ったプリン体が“時間差”で反映したのではないか、という推測です。


    中性脂肪はなぜ下がった?

    もうひとつ不可解なのが中性脂肪。前日は205と高めでしたが、この日は一気に83まで低下しました。夕食では普段よりご飯を多めに食べたにもかかわらず、です。

    ここにもいくつかの理由が考えられます。

    • 前日の高値はパンやお菓子の影響
      福岡からの車移動でパンを間食していたことが前日の上昇に直結し、1日経って代謝されたことで落ち着いた可能性。
    • 糖質より脂質の影響が大きい
      ご飯は確かに糖質ですが、脂質の摂取量が少なければ中性脂肪はそこまで上がりません。チキン南蛮は揚げ物ですが、揚げ油の量や消費カロリー次第で吸収は異なります。
    • 日常活動の影響
      自宅での生活に戻り、活動や代謝のバランスが改善したのかもしれません。

    結果だけを見れば「食事制限したから下がった」とは言い切れず、むしろ体の代謝リズムがどのように影響するのかを物語っているように感じます。


    生活習慣病と「食事制限」の落とし穴

    「生活習慣病=食事制限」というイメージは根強く、健診で数値が高いとまずは「食事に気をつけましょう」と言われます。しかし実際には、私のように「外食三昧の翌日は下がる」「節制したつもりで上がる」という現象も起きるのです。

    つまり、単純に「食事を節制すれば改善する」という発想だけでは十分ではありません。尿酸値や中性脂肪は、食べたものの内容だけでなく、体内の代謝能力、排泄能力、運動量、水分摂取、前日の食事内容との時間差など、複数の要因に影響されているのです。


    今後に向けて

    今回の結果は「自炊で節制した=必ず改善」というわけではないことを改めて教えてくれました。数値を安定させるには、やはり 運動と水分 が鍵になりそうです。特に尿酸値に関しては、腎臓からの排泄が大きく関わるため、ウォーキングやジョギングなど軽い有酸素運動を日常に取り入れることが重要。

    「食べたいものは食べる。その代わり、体を動かして代謝と排泄を助ける」
    これが、自分にとって最も現実的で継続できる方法だと思います。

    まとめ

    福岡食べ歩きの翌日、自炊でチキン南蛮を食べた日の採血結果は、尿酸値が7.1から7.8へ急増、中性脂肪は205から83へ大幅に低下しました。

    「外食で下がり、自炊で上がる」という逆転現象は、尿酸値の変動が必ずしも“翌日反映”ではないことを示しています。中性脂肪にしても、ご飯を多く食べたのに下がった事実は、「食事制限=即改善」とは言い切れない難しさを物語っています。

    生活習慣病への対策は、一筋縄ではいかない。だからこそ、食事だけでなく運動や水分摂取といった生活全体の工夫が欠かせません。食事を楽しみつつ、体をうまく動かすことで、無理なく数値を安定させていきたいと思います。

  • 秋刀魚は危険!?過去最高の尿酸値

    9/12

    「秋刀魚は危険!?」と思わず叫びたくなるような採血結果が出ました。昨日は自炊で比較的シンプルな献立。鶏もも肉とナスの炒め物、そして秋刀魚の塩焼き。どちらも普段から食卓に並びやすい料理ですが、翌日の採血結果を見て驚きました。


    昨日の食事内容

    昼食は控えめに済ませ、3時のおやつに冷凍のフライドポテトを揚げてつまみました。これがすでに「中性脂肪ブースター」として効いていた可能性があります。夜は鶏もも肉200gとナスを使った炒め物、さらに秋刀魚を丸ごと1尾塩焼きに。ご飯は1杯。脂っこい外食を避けた自炊メニューで「今日は比較的ヘルシー」と思っていたのですが…。


    採血データの変化

    翌朝の数値はこちらです。

    • 尿酸値(UA):7.7 → 8.5
    • 中性脂肪(TG):121 → 177

    中性脂肪はやはり上昇。フライドポテトの油と夜のご飯の糖質が重なった影響は明らかです。しかし驚きなのは尿酸値。なんと一気に8.5まで跳ね上がり、過去最高を記録しました。


    プリン体摂取量の計算

    ここで食材ごとのプリン体量を確認してみましょう。

    • 鶏もも肉200g:約244mg
    • 秋刀魚丸ごと1尾:約150〜180mg
    • 合計:約400mg強

    ナスのプリン体はほぼ無視できるレベル。日本痛風学会が推奨するプリン体摂取目安は1日400mg以下とされています。つまり、この日のプリン体摂取量は「上限ぎりぎり」ではあるものの、突出して多すぎるわけではありません。

    それでも尿酸値が大きく上がった背景には「体内環境」の影響が考えられます。

    なぜ尿酸値が急上昇したのか?

    一昨日は「鮨かみむら」でおまかせコースを楽しみ、日本酒を4合。アルコールは尿酸の生成を増やすと同時に、体内での分解・排泄を抑制する作用があります。そのため、前日の鮨で摂取した魚介由来のプリン体が体内に残り、処理が追いつかないまま翌日の食事(鶏肉+秋刀魚)でさらに上乗せされた、という構図が考えられます。

    つまり「食べた量」だけでなく「タイミング」が大きく関係しているのです。プリン体自体は400mg程度でも、体内に処理しきれない分が溜まっていたため、尿酸値が過去最高を記録してしまったのでしょう。


    秋刀魚は本当に危険なのか?

    秋刀魚は確かにプリン体を含みますが、特別突出して多いわけではありません。むしろ栄養面では、良質なタンパク質、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸、ビタミン類が豊富で健康的な食材です。「秋刀魚を食べたから尿酸値が激増した」というよりも、

    • 直前に大量のアルコールを摂取していた
    • 体にプリン体が残っていた
    • そこに鶏肉と秋刀魚が重なった
      という条件が重なった結果と見るべきでしょう。

    秋刀魚そのものを「危険」と切り捨てるのは少し乱暴で、むしろ「食べるタイミング」と「体内の処理能力」を意識したいところです。


    中性脂肪について

    中性脂肪の増加は今回かなりシンプルな因果関係。おやつのフライドポテトが直撃したと考えてよいでしょう。じゃがいも自体の糖質は比較的血糖値を上げにくいのですが、油で揚げることで吸収されやすくなり、さらに揚げ物はカロリーが高いため、短時間でエネルギー過多になります。そこに夜のご飯1杯分の糖質が加わり、合成された中性脂肪が翌朝の数値に現れたと解釈できます。


    これからどうするか?

    今回の結果は、「美味しいものを我慢したくない」という気持ちと、「数値を安定させたい」という現実とのせめぎ合いを象徴しているように感じます。尿酸値が8を超えると健診では「要指導」となり、将来的な痛風発作のリスクが高まります。今はまだ「上がり下がり」を繰り返していますが、このまま積み重なると基準値に戻らない状態になる可能性も否定できません。

    そこで大事なのは「節制ではなく工夫」。例えば、

    • 食後や翌日の軽いウォーキングで代謝を促す
    • 水分をしっかり摂って尿酸の排泄を助ける
    • 揚げ物やアルコールを「連日」続けない
      といった小さな工夫が、数値を落ち着かせるカギになるはずです。

    実際、今回「明日からウォーキングを始めようかな」と思ったその気持ちがとても大切。節制ではなく、「食べたら動く」というシンプルなサイクルを作ることで、美味しいものを我慢せずに健康と付き合えるはずです。


    まとめ

    今回の採血では、尿酸値が7.7から8.5へと過去最高を記録し、中性脂肪も121から177へ上昇しました。原因は秋刀魚そのものというよりも、一昨日の日本酒による排泄抑制効果とプリン体の蓄積に、鶏肉+秋刀魚が重なったタイミングが大きいと考えられます。

    秋刀魚は決して「危険な食材」ではなく、むしろ栄養価の高い魚。ただし体内のコンディション次第で尿酸値に影響が出やすいことを今回の結果が物語っています。

    「節制はしたくない」けれど、数値は意識しておきたい。だからこそ、食べた翌日はウォーキングなどで体を動かし、体内の代謝と排泄を促すことが重要です。そうすれば、好きなものを楽しみながら健康も守れる——今回のデータはそんなヒントを与えてくれたように思います。


  • オムレツ(自炊)後の採血

    9/9

    最近どうも尿酸値が高止まりしていて、「正常値に戻った日ってあったっけ?」と自問してしまうような日々が続いています。そんな中で選んだ食事は、野菜をたっぷり使ったオムレツ。シンプルですが、プリン体が比較的少なく、ビタミンや食物繊維も摂れるため、尿酸値対策としては悪くない選択肢です。もしこれで尿酸値が上がるようなら、「もう外食を我慢するのはやめようかな」と思ってしまうくらいの気持ちで臨みました。

    さて、今回の採血結果は以下の通りでした。

    • 尿酸値(UA):7.9 → 7.5 mg/dL
    • 中性脂肪(TG):117 → 158 mg/dL

    尿酸値はわずかに下がったものの、中性脂肪はやや上昇。前回はピザやガーリックライスといった高カロリー食でも中性脂肪が大きく動かなかったのに、今回は茶碗1杯のご飯を食べただけで数値が上がっているのが不思議なところです。こうした結果を見ると、「食事の内容そのもの」だけでなく、「採血のタイミング」が影響しているのではないか、という仮説が浮かびます。

    尿酸値のグラフ

    実際、9月8日は昼12時過ぎに採血、翌日の9月9日は10時半頃に採血を行いました。朝食は摂らずに働いていたため、この1時間半の差で数値が変化した可能性が考えられます。中性脂肪は特に食後の時間経過に左右されやすく、食後数時間は数値が高めに出やすいのが特徴です。したがって、同じ条件で測定しない限り、単純な食事内容との比較だけでは説明できない部分が出てきます。

    尿酸値については、今回少し下がったことでひと安心。ただし下がり方には日ごとに大きな違いがあり、ぐっと下がる日と緩やかにしか下がらない日があるのが不思議です。たとえば、8月26日から27日にかけて尿酸値がしっかり下がった時には、昼にケンタッキー、夜はゴーヤチャンプルという決して「健康志向」とは言えない食事をしていました。頑張って節制している日よりも、むしろ気楽に食べた日の方が下がっていることもあるのです。

    日本痛風・核酸代謝学会の資料によると、尿酸値には「食事」「運動」「アルコール」といった要因が強く影響するとされています。これは間違いなく大切なポイントですが、実際の数値の動きを見ていると、それだけでは説明できない波があるように思えます。例えば、前日の水分摂取量や睡眠の質、あるいは仕事のストレス、体内のホルモンバランスといった要因も関わっているのではないでしょうか。医学的に証明されている部分はまだ限定的ですが、少なくとも「単純に食事内容=数値変動」ではない複雑な背景がありそうです。

    今回の結果をどう捉えるべきかといえば、「数値の小さな上下動に一喜一憂しないこと」が一番大切だと思います。確かに尿酸値や中性脂肪は健康リスクに直結する重要なデータですが、日ごとの変動はあくまで短期的な揺らぎにすぎません。むしろ数週間から数ヶ月という単位で、全体として高止まりしているのか、あるいは改善の傾向が見えているのかを冷静に見極めることが重要です。

    私自身は「美味しいものを食べたい」という気持ちを軸にしながら、日々のデータを積み重ねて観察することを楽しむようにしています。食事制限でストレスを抱えるよりも、少し運動を増やしたり、水分を意識的に摂ったりといった工夫でバランスを取る方が、自分には合っていると感じています。今後もこうした「ちょっとした工夫」と「数値の観察」を繰り返しながら、自分なりに健康と食の楽しみを両立させていきたいと思います。

  • 1軒目Tボーンステーキを食べ、2軒目にガーリックライス、そんな日の翌日の採血

    9/9

    昨日はちょっと贅沢な外食のはしごをしてきた。まず1軒目では豪快なTボーンステーキ。骨付きで分厚く焼かれた肉をナイフで切り分けると、肉汁がじゅわっと溢れ出してくる。外は香ばしく、中はしっとりとした赤身。脂身の甘さと赤身の旨みのコントラストが素晴らしく、シンプルに塩だけで食べても十分な満足感があった。ワインを合わせれば、まさに至福のひとときだ。

    そして2軒目では締めにガーリックライス。ニンニクの香りが食欲を再び呼び覚まし、バターと醤油の香ばしさがたまらない。お酒も進み、結局かなりしっかり食べて飲んでしまった。翌日の採血が少し怖くなるような夜だった。

    さて、その翌朝に実施した採血の結果である。

    尿酸値(UA)は 7.5 → 7.9 mg/dL と上昇。
    一方で中性脂肪(TG)は 150 → 117 mg/dL とむしろ低下していた。

    正直なところ、ピザやライスといった炭水化物も摂っていたため、中性脂肪はもっと上がるかと思っていた。ところが意外にも数値は下がっていた。これはやはり服用している中性脂肪を下げる薬「パルモディア(ペマフィブラート)」の効果が大きいのだろう。薬の力を実感するとともに、日々の食生活の影響だけでは測れない体の反応に改めて驚かされる。

    一方で尿酸値はやはり上昇していた。昨日のメニューを振り返ると、ステーキやガーリックライスに加え、つぶ貝、秋刀魚、ヤリイカといったプリン体を多く含む食品をちょこちょこつまんでいた。量自体は決して多くなかったものの、プリン体は毎日の積み重ねで体内に蓄積しやすい。特に海産物は旨み成分とともにプリン体も豊富で、尿酸値に影響を与えることが多い。

    尿酸値が持続的に高い状態が続くと、痛風発作や腎障害のリスクが高まることは医学的にも明らかになっている。ただし、食事を極端に制限して楽しみを奪うのは現実的ではない。大切なのは「工夫してリスクを減らす」ことだと思う。例えば、アルコール摂取の際には水分をしっかり取り、尿量を増やすことで尿酸の排泄を促すことができる。ビールやワインを飲んだら、同じくらいの量の水や炭酸水を一緒に飲むように心がけるだけでも違ってくる。

    また、運動も尿酸値に良い影響を与える。特に有酸素運動は体内の代謝を改善し、尿酸排泄を助けるとされている。ただし激しい運動は逆に尿酸を一時的に上げてしまう可能性があるため、ウォーキングや軽いジョギング程度の継続が望ましい。

    食事に関しては「プリン体ゼロ」を目指す必要はない。むしろ美味しいものを適度に楽しみつつ、その分を水分補給や運動で調整するほうが、長く続けられる生活習慣につながるはずだ。私自身も「健康でいたいけれど、美味しいものを我慢してまで数値を下げたいわけではない」という立場なので、どうバランスを取るかを日々模索している。

    今回の採血結果を振り返ると、中性脂肪は薬のおかげで安定していた一方、尿酸値は確実に上昇していた。これはやはり「プリン体の摂取量」と「水分不足」が影響したのだろう。今後は美味しいものを楽しむためにも、もう少し水分補給を意識していきたいと感じた。

  • 自炊しても尿酸値が下がらない。悲しき結果

    9/6

    昨日の晩ごはんは自炊。メニューは親子丼にししゃも、そして呉汁。シンプルだけど栄養バランスも良く、個人的には「今日はいい数字が出るんじゃないかな」と期待していました。しかも週末ということもあり、検査項目をいつもより多めにして挑戦。さて、その結果は――。

    尿酸値は7.1から7.5へ上昇。そして中性脂肪は116から150に上がっていました。正直、期待していた方向とは逆。数字を見た瞬間「えっ、なんで?」と声が出ました。

    原因を考えてみると、昨日のメニューに含まれるプリン体が関係していそうです。親子丼の鶏もも肉は100gあたり約130mg、卵は10〜15mg程度。ししゃもは種類や調理法にもよりますが、100〜200mgと意外に高め。さらに呉汁に使った乾燥大豆は172mg/100gと、こちらも侮れません。つまり、一見ヘルシーに思える献立ですが、プリン体を意外としっかり摂ってしまっていたわけです。

    ちなみにご飯は昼と夜で1杯ずつ。糖質量は極端に多くないので、中性脂肪はそこまで上がらないだろうと踏んでいました。実際、170くらいを想定していたところ、結果は150。思ったよりは良かったけれど、やはり数字の上下は簡単に予測できません。

    尿酸値に関しては「なぜこうも簡単に上がるのか」とため息をつきたくなります。鶏肉もししゃもも、そして大豆製品も「健康的」というイメージがあるのに、プリン体量の視点から見ればそれなりにリスク要因。好きなものを食べれば食べるほど、尿酸値が上がるような感覚に襲われます。実際、今回の結果はそれを裏付けるような形でした。

    とはいえ、「美味しいものを食べたい」という気持ちを手放すつもりはありません。大事なのは工夫です。たとえば、プリン体がやや多めの献立になった日は、水分をしっかり摂ることで尿酸の排出を促す。また、食後に軽めの運動を取り入れて代謝を助ける。こうした生活習慣の調整によって、食事の楽しみを奪わずに数字と付き合うことができるはずです。

    今回の振り返りとしては、プリン体が「意外なところに潜んでいる」という事実を再認識しました。特に魚卵系や乾燥豆類は要注意。これからも自炊の日には「栄養バランス」だけでなく「プリン体の量」も頭の片隅に置いてメニューを組み立てるのが良さそうです。

    まとめると――

    • 昨日のメニューは親子丼+ししゃも+呉汁。
    • 尿酸値は7.1から7.5へ上昇。
    • 中性脂肪は116から150へ。
    • 鶏肉・ししゃも・大豆はプリン体が意外と多め。
    • ご飯量は控えめだったが、中性脂肪は思ったより上昇。
    • 改善策は「水分補給」と「軽い運動」で対応。

    数字を見ると気持ちが揺れるけれど、食事制限に縛られすぎず、楽しく健康と向き合っていきたいと思います。

    偏りがちな食生活にぴったりの宅食サービス[タイヘイのヘルシー御膳]
  • ドミノピザを食べた後の採血

    9/2

    昨日の食事

    昨日は久々にドミノピザを注文。
    結構お腹いっぱいになるまで食べたので、「これは中性脂肪が心配だな」と思っていました。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.9 → 7.0(-0.9)
    • 中性脂肪(TG):149 → 107(-42)

    「あれ?全然数字が良い……」と拍子抜け。
    予想外に両方とも改善していました。

    中性脂肪の考察

    一般的に中性脂肪は 食後12時間でピーク を迎えると言われています。
    ピザを食べたのは19時過ぎ、採血したのは翌日の11時頃。
    ピークを過ぎており、薬(脂質低下薬)の効果も加わって数値は下がったと考えられます。

    尿酸値の考察

    驚きだったのは、尿酸値が 1日で0.9下がった こと。

    「プリン体が少ない食事をすると1日で0.6下がる」というパターンはこれまで見られましたが、0.9というのは大きな変動。

    考えられる要因

    • 前日は「やまき」の再現でシマチョウ・レバーをたっぷり食べて尿酸値が上がっていた
    • 内臓系プリン体は急上昇するが、排泄も比較的早い?
    • ピザは肉類や魚介をほとんど使っていないため、追加のプリン体負荷がほぼなかった

    このあたりが関係しているのではないかと思われます。

    魚介系 vs 内臓系 プリン体

    実際、欧米の栄養学論文では以下のような報告があります。

    • 内臓由来(レバー・ホルモン類) → 尿酸値を急激に上昇させるが持続性は短い
    • 魚介由来(エビ・イカ・貝など) → 尿酸値を持続的に上昇させ、痛風発作リスクと強く関連

    つまり、同じプリン体でも 「由来する食材」によって体への影響の仕方が違う のです。
    これは今後、自分のデータでも追跡して確認していきたいテーマになりました。

    ピザの意外な一面

    今回のデータから学んだのは――

    「ピザは尿酸値を上げない食べ物だ!」

    もちろんカロリーは高く、チーズや脂質も多いので食べ過ぎは禁物。
    ですが「尿酸値が心配だからピザはやめよう」と一律に避ける必要はなさそうです。

    まとめ

    • ピザ翌日の採血結果は UA7.0、TG107 と好成績
    • 中性脂肪はピークを過ぎて下がった可能性
    • 尿酸値は前日の内臓系プリン体の影響が抜け、急低下
    • 魚介系は持続上昇、内臓系は急上昇型という論文報告もあり

    これからも「どの食材のプリン体がどんな動きをするのか」を、自分の毎日採血データで確かめていきます。

  • 西成ホルモンやまきを自宅で再現した後の採血結果

    9/1

    週末は自宅で

    週末は外食せずに家で大人しく過ごしました。
    ただ日曜のお昼は少し贅沢。

    • シマチョウ(大腸)
    • レバー

    を買ってきて、YouTubeで見た「西成ホルモン やまき」の秘伝ダレを再現。
    胸焼けするほどホルモンとレバーを堪能しました。

    「これは尿酸値が心配だな…」と思いながら就寝。

    採血結果

    • 尿酸値(UA):7.4 → 7.9(+0.5)
    • 中性脂肪(TG):172 → 149(-23)

    やはりホルモンとレバーの影響で尿酸値は上昇しました。
    一方、中性脂肪は薬の効果もありしっかり低下。

    尿酸値の考察

    ホルモンやレバーは「高プリン体食品」の代表格。
    食べた直後には症状が出なくても、翌日の採血でしっかり数値に反映されます。

    過去のデータから「プリン体を控えると1日で0.6下がる」傾向がありましたが、今回は逆に +0.5
    やはり食事内容の影響は大きいと改めて感じました。

    中性脂肪の考察

    中性脂肪は149と正常値に近づきました。
    これは薬の力が大きいですが、TGは尿酸値に比べて 下がりやすい数字 だと分かります。

    尿酸値と薬の話

    尿酸値を下げる薬(フェブキソスタット、アロプリノールなど)は、痛風発作を経験していない人には「9.0を超えたら投与を検討する」とされています。

    ただし近年の研究では、尿酸値が高めに続くことで動脈硬化が進行し、将来的に 心筋梗塞や脳梗塞のリスクを数倍に高める ことが分かっています。

    今回のようにUA7台後半が続くと、「まだ薬は不要」という基準ではあるものの、薬を飲みたくなる気持ちも正直あります。
    なにせ「食事を完璧に摂生する」のは現実的にはとても難しいですからね🤔

    まとめ

    • ホルモンとレバーで尿酸値は 7.4 → 7.9 に上昇
    • 中性脂肪は薬の効果で 172 → 149 に低下
    • TGは下がりやすいが、尿酸値はプリン体の影響を強く受ける
    • 尿酸値が9を超えると薬の投与を考えるが、7台後半が続くのも動脈硬化のリスクあり

    「食事を我慢せず外食も楽しみたい」――そう思うからこそ、毎日のデータを積み重ねる意味があるのだと改めて感じました。